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世界で最も長く生産されたクルマ 34選(中編) センチュリーからルノー12まで ほぼ変わらず数十年

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世界で最も長く生産されたクルマ 34選(中編) センチュリーからルノー12まで ほぼ変わらず数十年

トヨタ・センチュリー(初代、1967~1997年)- 30年間

レクサスの初代LSが世界でメルセデス・ベンツやBMWを驚かせるよりもずっと前に、トヨタは初代センチュリーを導入している。日本の目の肥えたオーナー向けに設計され、主に手作業で組み立てられた。

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古風なセダンとしては驚くほどハイテクだ。1971年にオートエアコンを搭載し、1982年には光ファイバーにより車載機能を制御するシステムも獲得している。

プジョー404(1960~1991年)- 31年間

AUTOCAR英国編集部は1965年にプジョー406のセダンを試乗した際、その走行性能を称賛した。ピニンファリーナ設計の404は舗装路以外でも優れた性能を発揮した。その伝説的なまでの頑丈さから、アフリカ全域で熱狂的な支持を得た。

欧州での生産は1975年に終了したが、ケニアで生産された最後の1台は1991年登録だった。後継車である504も同様に長いキャリアを誇る。

フォルクスワーゲン・サンタナ(1981~2012年) – 31年間

フォルクスワーゲン・サンタナは中国で生産された最初期の欧州車だ。本来であればシトロエンCXが先行するはずだったが、中国政府はCXに難色を示し、大型車の生産契約をフォルクスワーゲンと結んだ。

サンタナは後部座席の足元スペースが広く、中国のドライバーに大型セダンの魅力を知らしめた。数多くの派生モデル(サンタナ2000、サンタナ3000、サンタナ・ビスタなど)が生まれ、自家用車、タクシー、パトカー、さらには役人向けの公用車としても使われた。

日本でも日産が生産していたほか、ブラジルやアルゼンチンではフォードのエンブレムを付けたモデルも存在する。中国では、サンタナという名は新しいセダンに受け継がれている。

ラーダ2105(1980~2012年)- 32年間

ラーダは、フィアット124から派生した2101の後継車として、小改良を加えた2105を導入した。4気筒エンジンはわずかな変更のみで継続使用されたが、角型ヘッドライトとプラスチック製グリルを特徴とする新デザインを採用している。

2105はカナダや英国など多くの国に輸出されている。カナダではホワイトウォールタイヤによってスタイリッシュさを増し、英国ではリーヴァの名で販売された。124ベースのラーダのセダンは1400万台以上生産された、歴史的なモデルだ。フィアット124自体の生産台数と合わせると約2000万台に達する。

フィアット・ウーノ(1980~2013年)- 33年間

欧州では1995年にフィアット・ウーノの新車販売が終了し、もはや遠い記憶となっている。ブラジルではミッレの名で2013年まで生産が続けられた。2000年代初頭のデザイントレンドに合わせ、外観は刷新されたものの、基本構造はほとんど変わっていない。

フィアットが生産終了を決めたのは、ブラジル政府が2014年1月1日以降に生産される全車両にフロントエアバッグとABSの搭載を義務付けたためだ。ブラジルでは『グラツィエ・ミッレ(ありがとう、ミッレ)』と名付けられた特別仕様車で幕を閉じた。

ルノー4(1961~1994年) – 33年間

ルノー4は、まさに時代が求めたクルマだった。4CVの後継として設計され、フロントエンジン前輪駆動(FF)レイアウトと実用的なリアハッチにより、新時代の到来を告げた。大衆車として求められるすべての要素、すなわち手頃な価格、信頼性、修理の容易さを兼ね備えていた。

ルノーは4に無数の改良を加えている。グリルデザインは合計4種類あり、4気筒エンジンも次第に高出力化していった。しかし、基本ボディは大きく変わっていない。フランス、アイルランド、モロッコ、アルジェリア、ユーゴスラビア、チリ、ウルグアイなど、驚くほど多様な国々で800万台以上が生産された。

ランドローバー90/110/ディフェンダー(1983~2016年) – 33年間

ディフェンダーのルーツは1948年に生産された初代ランドローバーに遡る。90と110として登場し、シリーズIIIの後継として、お馴染みのデザイン、フルタイム四輪駆動システム、そして快適装備を備えていた。購入者が求めるオフロード性能を損なうことなく、実用性を高めたのだ。

ディフェンダーが回避したり、乗り越えたりできない唯一の障害が法規制だ。2016年初頭に生産が終了したのは、迫り来る規制により高度な設計変更を強いられるためだった。ディフェンダーは今や自動車史の殿堂に名を連ねている。ジェリー・マクガバン氏が設計した新世代ディフェンダーは、その伝統を引き継いでいる。

マルチ・スズキ・ジプシー(1985-2019年)- 33年間

このインド製小型ピックアップトラックは、1982年に初登場したジムニーSJ40をベースとしている。頑丈さと高い走破性を継承し、特に山岳地帯の多いインド北部で警察や軍隊に広く愛用された。質素な仕様で、当初は45psの1.0Lエンジンを搭載していた。1996年には60psの1.3L版ジプシー・キングが登場し、燃料噴射装置を備えた80psモデルも2000年に登場した。

生産が終了したのはごく最近のことだ。インドの衝突試験の強化とエアバッグおよびABS装備の義務化には対応しきれなかったようだ。加えて、インド軍がライバルのタタから大型かつ近代的なサファリ・ストームを採用したことで、幕引きは避けられない状況だった。

フォルクスワーゲン・ゴルフ(初代、1974-2009年)- 35年間

フォルクスワーゲンの南アフリカ部門は、当時発売されたばかりの2代目ゴルフに代わる、より安価で小型のモデルとして初代ゴルフの生産継続を決定した。2つの世代のハッチバックモデルを同じ工場で生産したのである。

最新モデルとの差別化を図るため、初代の方をシティ・ゴルフと改名した。南アフリカでは5ドアモデルのみが販売され、当初はレッド、イエロー、ブルーの鮮やかな3色展開だった。何度かデザインに変更が加えられたたが、基本形状は生産終了まで変わらなかった。

ブリストル603(1976~2011年)- 35年

ブリストルは、英国のエレガンスとアメリカン・マッスルを融合させたクーペ、603を生み出した。ニッチなモデルであったが、その人気は十分に高く、多くの競合他社が廃業した後もブリストルの存続に貢献した。同社が経営破綻したのは2011年のこと。その後、2016年にレトロな外観のロードスター、ブレットを発表したものの叶わず、2020年に債務支払いのため清算。現在では、再び復活計画が進められているという。

興味深いことに、ブリストル603の改良時にはさまざまなモデルからライトを流用した。2代目フォルクスワーゲン・シロッコ、ベッドフォードCF2、オペル・セネターB、アウディA4アバントといったモデルから照明部品を調達し、新鮮な外観を維持したのだ。

ルノー12(1969~2006年)- 37年間

ルノーの幹部は、12が世界中の隅々で販売される真のグローバルカーになると信じていた。その予測は驚くほど正確だった。12の主な市場は西欧諸国だったが、東欧、北米大陸、オーストラリアでも販売された。

特に注目すべきは、数十年にわたりダチアブランドの基幹モデルとして存在したことだ。フランスでの生産終了後も、ダチアの本国ルーマニアでは26年間生産が続けられた。現地特化モデルとして、スポーティなクーペの1410、リフトバックの1320、2ドア/4ドア仕様のピックアップトラックなどが派生。最終的には初代ダチア・ローガンが後継となった。

(翻訳者注:この記事は「後編」へ続きます。)

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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