6月28日、2025年MotoGP第10戦オランダGP 2日目のセッションがオランダのTT・サーキット・アッセンで行われ、MotoGPクラスの予選ではファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)がポールポジションを獲得した。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は20番手となった。
前戦のイタリアGPから連戦となった第10戦オランダGPは、転倒が相次いだ初日を終えて2日目を迎えた。朝からやや雲が多いものの青空の下、ドライコンディションでMotoGPクラスのセッションはフリー走行2回目からスタート。このセッションでは、ほとんどのライダーがフロントとリヤともにソフトタイヤを選択し走行を開始した。
【タイム結果】2025MotoGP第10戦オランダGP フリー走行2回目
序盤は開始5分ほどで上位勢が続々と1分32秒台に入れ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が淡々とタイムを更新していきトップにつける。2番手にマルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)、BK8グレシーニ・レーシングMotoGPのフェルミン・アルデグエルとアレックス・マルケスが続く。
10分ほどが経過する頃には、初日最速のクアルタラロが暫定3番手に浮上するもトラックリミットでタイム抹消に。そこで上がってきたのはマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)だった。
各車が一度ピットに帰還しタイミングモニター上が落ち着くと、残り10分ほどで続々と再びコースイン。上位勢のタイム更新はあまり見られなかったが、ペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が2番手に浮上すると、真っ先にクアルタラロが1分31秒台を突破して首位へ。最終的に1分31秒876と2番手以降に0.174秒差をつけ、初日に引き続きクアルタラロがトップで終えた。
続く予選Q1は気温22度、路面温度29度でスタート。1度目のアタックでトラックハウスMotoGPチームのラウル・フェルナンデス、そして小椋がワン・ツーにつけるも、2番手にジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)が割って入る。その後、連続アタックに挑みセクター1で全体ベストのペースを見せていた小椋だったが、8コーナーで転倒を喫してしまう。それにより、各車はピットへ戻ることを選択した。
終盤になり最後のアタックでは、他者とタイミングをずらして早々とピットアウトしたアルデグエルが1分31秒637で暫定トップにつける。3番手にジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)、5番手にホルヘ・マルティンの代役を務めているロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング)らが入り続々とタイムを更新していく。
そんななか、チェッカー間際にはフェルナンデスが1分31秒517でトップタイムを塗り替え。さらに4番手のミルも連続アタックを試みて同タイミングで2番手に浮上するが、アルデグエルがラストアタックでミルのタイムを0.004秒上回ることに成功。その結果、フェルナンデスとアルデグエルが予選Q2へ駒を進めた。
予選Q2では、まずはファーストアタックでドゥカティ・レノボ・チームのフランセスコ・バニャイアとマルク・マルケスがワン・ツー体制を築く。しかし、それを阻んだのは初日から好調を示すクアルタラロだった。序盤から1分31秒047でトップにつけた。
そして終盤に入り各車がアタックを再開すると、アレックス・マルケスとマルク・マルケスが1分30秒台へ突入。それを皮切りに上位勢は一気にタイムを更新していき、クアルタラロが渾身のアタックで1分30秒651で再びタイミングモニター上のトップに躍り出る。2番手には0.028秒差でバニャイアもつけた。
この時点で1分少々を残していたが、以降は全体ベストを更新するライダーは現れず決着がつくこととなり、クアルタラロの今季4度目のポールポジションが確定した。2番手には0.03秒差でバニャイア、3番手にアレックス・マルケス、4番手にマルク・マルケスが続く結果となった。
ホンダ勢唯一の予選Q2進出を決めたヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)は、トップから0.996秒差の12番手。また、初日に続き予選Q1で転倒があった小椋は終盤にタイムアップを図ることができず10番手にとどまり、Q1敗退。スプリントおよび決勝は20番手からスタートする。
代役ながらも予選では速さを見せたサバドーリは15番手、ルカ・マリーニの代役を務めるアレイシ・エスパルガロ(ホンダHRCカストロール)は21番手を獲得した。
この後、13周で争われるスプリントは現地時間15時(日本時間22時)よりスタートする。
[オートスポーツweb 2025年06月28日]
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みんなのコメント
YAMAHAの久々の表彰台が見たい。
後ろにいる面々は凄いからね
復調したであろうペコ アレックス そしてマルク
誰が勝ってもおかしくない