初代を彷彿とさせる魅力満点のルックス
フィアットは、『グランデ・パンダ4×4コンセプト』を公開した。伝説的な小型4WDモデルである『パンダ4×4』が現代に復活するようだ。
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初代パンダ4×4は1983年に登場し、リフトアップされた車高やタフなルックスによって、手頃なオフローダーとして瞬く間にカルト的人気を博した。
今回のコンセプトは、最高出力112psの電動モデルおよび109psの1.2Lマイルドハイブリッドを擁する新型グランデ・パンダをベースにしており、コスト効率を重視したステランティスの新開発『スマートカー・プラットフォーム』を採用する。
量産化について公式な発表はないものの、フィアットはこのグランデ・パンダ4×4を「ブランドの次章」かつ、「多用途性、信頼性、自由の真の象徴となり得る存在」と位置付けている。
フィアットの欧州部門責任者ガエターノ・ソレル氏は、量産化されるかどうかを明言することは避けたが、「将来的には間違いなく発売するつもりです。ただし、今日明日の話ではありません」と述べた。また、グランデ・パンダが最初に発表された時から4WDバージョンに対する需要があり、同社はその需要に応えたいと考えているとも付け加えた。
パワートレインの詳細は明らかにされていないが、電動化された革新的なリアアクスルを備えているとフィアットは述べており、四輪駆動用の小型リアモーターの存在が示唆されている。
トレル氏によると、フィアットは四輪駆動パワートレインの開発を続けており、量産モデルがEVか内燃機関ベースかについてはまだ決まっていないとのこと。
しかし、採用されるスマートカー・プラットフォームは本格的な前後デュアルモーターの構成には対応していないため、フロントにエンジンまたはメインモーター、リアに補助用の小型モーターという構成になる可能性が高い。これはライバルであるダチア・ダスター4×4のマイルドハイブリッド仕様と類似している。
デザイン面では、かつての特別仕様車を想起させる専用のワインレッドのボディカラーをはじめ、スチールホイール、ドアに配された『PANDA』の型押しロゴとボディクラッディング調のグラフィック、アンダーボディのスキッドプレート、ルーフラックなどが装備され、力強い個性を演出している。
なお、いずれ4×4が量産化された場合、フィアットは他のアクセサリーも用意される可能性が高いと述べている。
グランデ・パンダはグローバル戦略車として位置づけられており、最終的には3つの大陸で生産される予定だ。こうしたグローバル展開を見据え、パワートレインは多様で、マニュアル・トランスミッションの純ガソリン(ICE)仕様、ハイブリッド、完全電動、さらにはLPGにも対応可能だという。
ちなみに、マニュアルのICEモデルは2025年後半に欧州で発売予定であるが、右ハンドル仕様への切り替えにコストがかかるため、英国市場では当初の販売が見送られる可能性が高い。
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