2021年F1フランスGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは4位を獲得した。
ボッタスは3番グリッドからミディアムタイヤでスタートし、トップ勢のなかでは一番早い17周目にハードに交換。レース後半はルイス・ハミルトンに次ぐ2番手を走るが、2回ストップのマックスフェルスタッペンに抜かれ、数周新しいタイヤで走るセルジオ・ペレスにも前に出られて、表彰台を逃した。
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ボッタスはチームへの無線で「2ストップのレースだと言っているのに、なぜ誰も僕の意見を聞かないんだ?」と憤りを示した。レース後のプレスリリースで、チームは、ピットストップを早く行ったのはバイブレーションが出始めていたためと説明。2ストップについては、トラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンが、「バルテリに関して2ストップにすべきだったかどうかを調べてみるが、ルイスの場合と同様に、セルジオのタイヤが比較的新しかったことが心配だった。彼をコース上で抜けるだけの速さが我々にあるかどうか、確信が持てなかったのだ」と語った。
残り5周のところでペレスの後ろに下がった段階で、ボッタスはファステストラップ狙いでタイヤ交換を行うことが可能だった。しかしペレスにはコース外を使ってアドバンテージを得たという疑いで審議がなされていたため、メルセデスはペナルティを想定してボッタスをピットに入れなかった。結局ペレスにはペナルティは科されなかった。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=4位
表彰台を獲得するために、やれることはすべてやった。気温が下がったため、その分、タイヤが長持ちすると予想していたが、実際そうはならなかった。タイヤのライフに関する僕たちの予想は現実とは全く一致しなかったんだ。
僕はほとんどの人より早くピットストップをしてハードタイヤに交換した。左フロントの摩耗がひどくて、最後のスティントは全く楽しくなかった。ハードタイヤでの最後の10周はひどいものだった。フロントタイヤが全く残っていなかったからだ。
終盤にフレッシュタイヤに交換してファステストラップを狙うという選択をしなかったのは、セルジオが審議中になったからだ。そのためにステイアウトすることを選んだ。
今週末は全体的にペースがよかっただけに、期待外れのレースだった。多少ポイントを獲得できたことはよかったけどね。
(会見で語り)今日の場合、勝つための戦略は2ストップだったと思う。後から言うのは簡単だけどね。最後の10周から15周は、フロントタイヤが残っていなくて、フィニッシュすることだけを考えて走るしかなかった。
2回ストップで走っていたら、間違いなく表彰台に上がっていたし、優勝争いをしていただろう。それは確かだ。
僕たちチームは、1回ストップがベストと考えて、その戦略をやり遂げることに集中しすぎていたと思う。でも実際にはそれはベストの戦略ではなかったんだ。今週末も学ぶべきことがあった。
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