レクサスのラインナップの中では最もコンパクトなSUVであるUXは、まもなくマイナーチェンジが行われる予定です。今回は現在判明している情報に加え、独自調査による発売日や価格、納期についてお届けします。
エクステリアはほぼ変わらず、インテリアは使い勝手が向上
2018年10月に発売された「レクサス UX」は、コンパクトなボディと洗練されたスタイル、そして手の届きやすい価格が好評を呼び、2021年には、レクサスにおける日本国内で最も販売されたモデルとなりました。
レクサス UXの魅力は都市生活者向きの“いいモノ感”。ベースグレードでも装備は十分だがおススメはハイブリッド
そんなUXですが、まもなくマイナーチェンジが行われます。改良モデルについてはすでにグローバルでの発表が行われており、おおよその仕様は判明しています。
エクステリアデザインについての目立った変更はなく、バンパーやヘッドライトのデザインが若干リファインされている程度です。
一方、インテリアは多くの変更点が見られます。まず、センターコンソール上のディスプレイは12.3インチへと大型化され、さらにより高解像度のものが採用されています。
また、これまではシフトノブの横にあるタッチパッドでの操作がメインとなっていましたが、改良モデルではこれが廃止され、ディスプレイを直接タッチする方式が採用されます。
これに合わせて、インパネ及びコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトが最適化されています。例えば、シートヒータースイッチがコンソール上部に配置されたことで生まれたスペースに、充電用USBコネクタ(Type-C)が用意されました。加えて、「おくだけ充電」のスペースも上下方向に拡張され、LED照明も追加されるなど使い勝手が増しています。
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走りの性能や安全運転支援システムも進化
また、今回のマイナーチェンジでは「見えない部分」が著しく進化しています。
例えば、ボディに20点のスポット溶接を追加することで剛性を高め、さらにはEPS(電動ステアリング)やショックアブソーバーなどもチューニングされたことで、走りのダイレクト感が向上しています。
安全運転支援システムも強化されています。単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により「プリクラッシュセーフティ」の対応領域が拡大され、交差点右折前に前方から来る対向直進車や、右左折時に前方から来る横断歩行者も検知可能となったほか、緊急時操舵支援などの機能も追加されています。
また、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」に、カーブの大きさに合わせてあらかじめ減速するカーブ速度抑制機能がされ、さらには「レーントレーシングアシスト」の制御中にドライバーの無操作状態が継続した場合に、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促すほか、ハザードとホーンで車外に異常を報知しながら自車線内に減速停車するドライバー異常時対応システムも追加されています。
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「Xデー」は7月7日 販売店ではすでに受注も
まさに正当進化と呼べる改良モデルですが、正式に発表されるのは7月7日であるようです。しかし、販売店ではすでに受注を開始しており、おおよその価格や仕様も判明しています。
まず、パワートレインについては、引き続き2リットルガソリンエンジンの「UX200」と、2リットルガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドの「UX250h」がラインナップされます。
それぞれにベースグレードと、中間グレードの“version C”、上級グレードの“version L”、そしてスポーティグレードの“F SPORT”が用意される点も現行モデルと同様です。
ただし、価格はわずかに上昇するようです。
「UX200」(ガソリン車)
ベースグレード・・・・・・400万3000円
“version C” ・・・・・・424万7000円
“version L” ・・・・・・483万6000円
“F SPORT” ・・・・・・・468万5000円
「UX250h」(ハイブリッド車)
ベースグレード・・・・・・・435万9000円
“version C” ・・・・・・460万3000円
“version L” ・・・・・・519万2000円
“F SPORT” ・・・・・・・504万1000円
※いずれも取材による見込み価格です。
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ドライブレコーダーなどのディーラーオプションと、税金・諸費用を考慮した乗り出し価格として、「UX200」が450万円~500万円前後、「UX250h」が500万円~550万円前後を見込んでおくと良さそうです。
なお、2022年6月現在の納期については、ガソリン車の「UX200」が10月~11月程度、ハイブリッド車の「UX250h」については2023年の2月~3月となるようです。
これまでの傾向を見ると、ユーザーのおよそ6~7割がハイブリッド車を選択しており、中間グレードの“version C”が最も引き合いが多いようです。
7月7日に正式発表後にはさらに多くの受注が見込まれるため、グレードによっては一気に納期が長引く可能性があります。売れ筋グレードの“version C”、特にハイブリッド車の“version C”を検討している場合は、早めに動き出すほうが良さそうです。
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写真:レクサス UX(グローバル発表されたプロトタイプ)
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買って乗って文句を言いましょう。