この記事をまとめると
■スバルは「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」向けのサンバーを販売している
消滅した日はスバリストの暗黒日! 51年間「RR」「4独サス」「キャブオーバー」を貫いた軽トラ&軽バンの金字塔「サンバー」とは
■赤帽サンバーと呼ばれるモデルで、エンジンや装備が専用品となり耐久性が向上している
■現在ではダイハツ・ハイゼットのOEMモデルであるが引き続き赤帽モデルが存在する
赤帽限定の激レア「サンバー」はワークススペシャル!
サンバーと言えばスバルが販売する軽トラックと軽ワンボックスであり、スバルが軽自動車の自社開発、生産を終了した後もダイハツ・ハイゼットのOEM供給を受け、現在も販売されているモデルだ。そんなサンバーのなかでも、知る人ぞ知る仕様なのが「赤帽」仕様だろう。
赤帽とは、「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」という軽商用車を用いた運送業者で構成される協同組合のことで、その組合員向けに運送に特化した装備をプラスしたサンバーが用意されており、それが通称”赤帽サンバー”と呼ばれるものだったのだ。
この赤帽サンバー、スバル製の最後のモデルを例に挙げると、耐摩耗性を高めた専用強化ビニールレザーのシートや助手席側ミラーをドアでなくフェンダーに備えて死角を減らしたり、強化タイプのオーバーヘッドシェルフに高照度ルームランプ、収納式ハンドブレーキ、電源用ハーネスなど、配送用の車両に特化した多くの専用装備がおごられていた。
とくに特筆すべきはエンジンで、白金プラグの採用やフリクションの低減がなされているほか、内部部品に専用の強化部品が使用され、一般的な定期メンテナンスだけで20万kmをオーバーホールなしで走破できるような設計となっていたのだ。
このようにスペシャルパーツが組み込まれた専用エンジンには、赤い結晶塗装が施されたヘッドカバーが備わっており、サンバーマニア垂涎の仕様となっていた。
その後、ハイゼットのOEMとなってからも赤帽仕様は継続設定されており、7代目ハイゼットベースのモデルでも継続して耐久性を考慮した専用エンジンが搭載されていたほか、トラックやオープンバン仕様にはリヤに4枚のリーフスプリングが組み込まれたヘビーデューティ仕様となっており、下まわりにはアンダーコートやシーラーが多く塗布され、防錆にも気を遣われていた。
現在は2022年に登場した8代目モデルのバン及び、同じタイミングで大幅改良を受けた7代目のトラックをベースとした赤帽仕様が販売されており、こちらも引き続き専用装備が多くおごられている。
この赤帽サンバーは、基本的に赤帽の組合員にのみ販売される仕様であるが、れっきとしたカタログモデルとなっており、型式認定を受けた1グレード扱いとなっている。
また、一般ユーザーが新車で購入することは難しいが、中古車として流通することはあるため、タフなサンバーを求めているのであれば、中古車情報をチェックしてみるのもいいかもしれない。
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みんなのコメント
OEMになってからは話にならないくらい
走りに違いがあるそうだ