“ドリキン流”で磨き上げられたハイパフォーマンスEVの仕上がりは?
ヒョンデの「アイオニック5N」は、EV(電気自動車)でありながらハードなサーキット走行を可能にした高性能モデルです。今回試乗したのは、“ドリキン”こと土屋圭市氏が監修し、専用チューニングパーツを組み合わせたパフォーマンスパーツパッケージ「DKエディション」装着車。その実力をサーキットで確かめました。
【画像】650馬力でサーキットを駆けぬける! ヒョンデ「アイオニック5N DKエディション」の専用パーツと迫力の姿を写真で見る(58枚)
DKエディションは、アイオニック5Nに向けて用意された専用のパフォーマンスパーツパッケージです。ドリフトキングとして知られる土屋圭市氏と、カー用品の販売を行うオートバックスセブン、韓国のヒョンデ本社の3者による共同開発プロジェクトで、テスト走行を重ねながら操縦安定性や制動力、コーナリング性能を徹底的に磨き上げています。
ベースとなるアイオニック5Nは、フロントに226馬力、リアに383馬力のモーターを搭載するデュアルモーター構成で、システム最高出力は609馬力。さらに「Nブーストモード」作動時には最大650馬力を発揮します。ガソリン車を超える加速力と即応性を備え、パフォーマンスカーとしての完成度を大きく引き上げています。
DKエディションでは、6ピストンのモノブロックブレーキシステム、21インチの軽量鍛造ホイール、ローダウンスプリング、リアウイングなどを含む専用エアロパーツといった装備が投入され、機能面とスタイリングの両面でサーキット志向の仕様となっています。
試乗イベントが行われた袖ヶ浦フォレストレースウェイでは、ノーマルのアイオニック5Nと比べて2~3秒のラップタイム短縮が実現されたといいます。実際に試乗してみると、驚くほどコントロールしやすく、ドライバーへのインフォメーションが豊かで、アンダーステアやオーバーステアの挙動もわかりやすく、狙った動きがしやすい特性に仕上がっていました。
走行フィールを支えているのは、専用スプリングだけではなく、鍛造ホイールによる剛性感と粘りのあるフィーリングです。荷重移動やグリップ限界がつかみやすく、ドライバーとの一体感を高めてくれます。
1コーナーのような高速セクションでもリアを積極的に振り出せる安心感があり、足まわりの仕上がりに加えて空力性能も貢献しています。リアウイングをはじめとしたエアロパーツは、140km/hで最大93kgのダウンフォースを発生。高速コーナーでも姿勢を保ったまま、限界付近の走りができる安心感がありました。
また、6ピストンブレーキの制動力も優秀で、特に操作のしやすさが印象的です。初期の効きが穏やかで扱いやすく、左足ブレーキでの前荷重調整やブレーキングドリフトなど、より高度なコントロールにも対応できる余裕を感じました。
このように、ラップタイムの短縮だけでなく、ドライバーの操作に対する応答性や安心感が大きく向上しており、まさに“ドリキン”流の乗り味に磨きがかかった一台といえるでしょう。
なお、DKエディションは現在のところ価格未定となっており、ヒョンデはこのパフォーマンスパッケージを2025年末までに韓国および日本市場で発売予定としています。今後の展開にも注目です。(西川昇吾)
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