非日常も楽しめるタフト・クロスフィールドVer.
text:Kouichi Kobuna(小鮒康一)
【画像】東京オートサロン2021 ダイハツ・カスタマイズカー4台【撮れたて実車を見る】 全215枚
photo:Hiroyuki Kondo(近藤浩之)
editor:Taro Ueno(上野太朗)
ノーマルのタフトが持ち合わせる「非日常感」を強調しながらも、軽自動車という枠をはみ出さないというダイハツらしいコンセプトを具現化した「タフト・クロスフィールドVer.」。
その1番の特徴は、やはり目いっぱい上げられたその車高だろう。純正の165/65R15から175/80R16へと大径化されたタイヤだけでも90mmほど外径(直径)がアップしている計算になるが、そこにRS-Rのアゲ系の車高調キットをプラスすることで、余裕のクリアランスを実現した。
また大径タイヤを装着したことで干渉の影響や、アプローチ&ディパーチャーアングルを稼ぐためにカットオフされた前後バンパー部には、フロントには2t以上の最大牽引力をもつウインチを、リアには存在感抜群のワンオフマフラーを備え、アクティブな印象を強めている。
ワイルドな印象を強めるガード類もワンオフ品となるが、純正オプションのメッキガーニッシュが映えるように形状が工夫されており、リアのテールランプガードに至ってはリアゲート側に固定するというアイデアが採用された。
ボディサイドに貼られたブラックのデカールがよいアクセントとなっているが、実はこのデカール部分には光の加減でさまざまな模様が浮き上がる仕様となっており、遊び心を感じさせてくれるポイントだ。
タフト・クロスフィールドVer.の内装
内装は外装に比べるとノーマル然としているが、外装のレモンスカッシュ・クリスタルメタリックに合わせて、本来はオレンジ色となる加飾部分がイエローとなっている。
このように、一目みるだけではなかなか分からない部分にもこだわりが詰まったダイハツのカスタマイズカー。同社のサイトでは動画も多くアップされているので、そういった点に注目しながら再チェックしてみても面白いかもしれない。
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