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フェラーリ、フィオラーノに抗体検査のための専用施設を設置。ドライブスルー方式で受診可能

フェラーリが関係者の安全と安心を守る理由

フェラーリは2020年5月29日に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で中断していた業務の本格再開に向けた「バック オン トラック(Back on Track)」プログラムが第2フェーズへ突入したと発表。従業員や家族に向けて血清抗体検査を実施するという。

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新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、フェラーリは従業員が安全に、かつ安心して業務へ復帰できるよう業務再開を前にあらゆる感染上のリスクを避けるための最善予防策を学ぶ「インスタレーション ラップ(Installation Lap)」を実施。次なるステップとしてソーシャルディスタンスを導入した新しいルール徹底や、検査の拡充、予防安全策のトレーニングセッションなどを行なうプログラム「バック オン トラック」を展開している。

社員や関係者の健康を守るという目的を大前提としたうえで、イタリアを代表する企業として、今回得られた知見を地域の今後の感染症対策構築などに役立てていく。

約1万8000人を対象にした検査が可能

バック オン トラックの第2フェーズでは、フィオラーノ サーキットに約1000平方メートルの特設テントを設置。そこで従業員およそ4000人、および同居する数千人の家族に向けた抗体検査を実施する。

サプライヤー含め、“フェラーリ コミュニティ”と呼ぶべき人々全員を対象にしており、その数は1万8000人におよぶという。

検査は任意で受診するものとし、より細かく調べる必要が生じた場合には咽頭拭い液による検査を受けることができる。検査自体は数分で終わり、クルマに乗ったままで受診することが可能だ。

検査はマウリリオ・ミッセレ博士による指示のもと、イタリアの医療研究所「Lifebrain(ライフブレイン)」及び「PGM ヘルスケア」が実施。結果は秘密厳守の上で取り扱われる。被検者は3日以内に結果を受け取ることができ、継続して定期的な検査を受けることも可能。検査は2020年6月9日からスタートする。

モデナの生産ラインはフル稼働へ

「バック オン トラック」第2フェーズを通して得られた各種データは、プログラム全体の情報とともにエミリア ロマーニャ州の保健機関へ提供。人々の健康を守るための実例として活用される。

フェラーリは2020年5月8日にマラネッロとモデナ工場の生産ラインを本格的に再始動。現在は新しいガイドラインに従いフル稼働している。同社史上最長の7週間という生産中断を経て、最初にラインオフしたのはスペシャルシリーズのモンツァSP2だった。

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