現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スバル新型「フォレスター」が人気スギ? “最高に売れてる”「6代目」実際どう? 新たな「人気SUV」はどんなクルマなのか

ここから本文です

スバル新型「フォレスター」が人気スギ? “最高に売れてる”「6代目」実際どう? 新たな「人気SUV」はどんなクルマなのか

掲載 21
スバル新型「フォレスター」が人気スギ? “最高に売れてる”「6代目」実際どう? 新たな「人気SUV」はどんなクルマなのか

■最強無敵のフォレスター

 スバルは2025年4月17日に新型「フォレスター」を発表、発売から2ヵ月が経過した今、好調な販売を続けているといいます。

【画像】超カッコイイ! スバル新型「フォレスター」を画像で見る(55枚)

 今回そんな新型フォレスターに、千葉県内で開催された試乗会で、公道とオフロードの両方を走行する機会を得たので、レポートします。 

 第6世代となった新型フォレスターは、安心感を提供する先進安全装備、優れた運動性能、高いユーティリティを備えた正統派SUVとして進化しています。

 商品事業部プロジェクトマネージャーの三浦和浩氏は、新型フォレスターについて冒頭の挨拶で「4月に販売を開始したが、非常に販売が好調。多くの方に足を運んでいただいており、各モデルの良さを感じていただいて、引き続きこの勢いを継続させていきたい」と語りました。

 先行予約開始から約2か月で約1万5000台を受注し、月間販売計画2400台の3倍以上という好調ぶり。初月の受注台数は1万台を超え、歴代フォレスターでは過去最多を記録したほか、全モデルの中でも2-3代目レガシィに次ぐ実績となるようです。

 ボディサイズは、全長4655mm×全幅1830mm×全高1730mmで、ホイールベースは2670mm。最低地上高は220mmを確保し、スバルのSUVらしくオフロード走行もしっかり視野に入れた設計となっています。

 エクステリアは「Ready for Adventure~いつでも冒険に出られる、頼れるGEAR~」をコンセプトに、力強さと機能性を強調したデザイン。

 インテリアは乗員のコミュニケーションを重視したシート形状など、普段使いからアクティビティまで家族や仲間と楽しめる居心地の良い空間に仕上げられています。

 パワーユニットは、1.8リッター直噴ターボエンジンと2.5リッターエンジン×ストロングハイブリッドの2種類を用意。1.8リッター直噴ターボエンジンは低回転から300N・mの高トルクを発生し、リニアトロニック制御の進化と合わせて、従来モデルからの重量増を感じさせない気持ちの良い加速感を実現しています。

 試乗会では車両環境開発部の担当者から「日常での使いやすさを重視しつつスバルらしい走りと環境性能を高次元で両立した」との説明がありました。

 2.5リッターのストロングハイブリッドは、エンジンとモーターを効率よく使い分けるシリーズ・パラレル方式を採用。最高出力88kWを発生する駆動用モーターにより、幅広い走行シーンでモーター駆動をメインとしています。

 このシステムにより、WLTCモードで18.4~18.8km/Lという燃費性能を実現しています。

 新型フォレスターの0-100km/h加速性能は、1.8リッターのターボモデルが8.6秒、ストロングハイブリッドモデルが9.6秒となり、従来型のe-BOXERの12.2秒から大幅に向上しています。

 安全性能面では、ステレオカメラに広角単眼カメラや前側方レーダーを搭載した新世代アイサイトを装備し、プリクラッシュブレーキの対応シチュエーションを拡大。また世界初となる「サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ」を採用し、エアバッグ展開領域をAピラー後方まで拡大して歩行者だけでなくサイクリストも守る設計となっています。

 今回の試乗会では、このストロングハイブリッドモデルと1.8リッター直噴ターボエンジンモデルの両方を公道で試す機会がありました。

 ストロングハイブリッドは、市街地での走行ではスムーズで静かな走りが印象的。SUVということを忘れてしまいそうになるくらいの、セダンのようなナチュラルな乗り味です。

 一方、1.8リッター直噴ターボエンジンは低回転からの力強いトルクにより気持ちの良い加速フィーリングを実現。浅いワインディングが続く今回の試乗コースでは、むしろストロングハイブリッドモデルよりも魅力的に映りました。

 試乗会の後半ではオフロード試乗も行われ、採石場跡地の起伏に富んだコースで新型フォレスターの走破性能を体験しました。

 オフロード試乗では、ストロングハイブリッドモデルと、先代モデルを比較試乗。その進化を体験することができました。

 実際に走ってみると、激しい勾配でのパワー感はもちろん、オフロードでの乗り心地も圧倒的に改善されていることがわかります。先代モデルでは“岩の上を走っている”ような激しい衝撃を感じますが、新たなストロングハイブリッドモデルでは柔らかいタイヤに履き替えたような快適な乗り味になっており、オフロードでの安心感が高められていることがわかります。

※ ※ ※

 新型フォレスターの開発担当者は、新型フォレスターの魅力について以下のように語ります。

「速くて静かで燃費が良くて、荷物も積める。そして雪道も屈しない、そんなクルマはこのフォレスターしかありません」

 新型フォレスターは既に納車が始まっていますが、人気の高いストロングハイブリッドモデルは約1年待ちとなっており、スバル側では増産に向けて調整中とのこと。快進撃を続ける新型フォレスターの今後の動向に注目です。(くるまのニュース編集部)

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

【台湾】スズキ新型「DR-Z4S/SM」正式発表! 名車のDNAが宿る「オフロード&スーパーモタード」がスゴい! 新世代「大型バイク」約193万円で発売!
【台湾】スズキ新型「DR-Z4S/SM」正式発表! 名車のDNAが宿る「オフロード&スーパーモタード」がスゴい! 新世代「大型バイク」約193万円で発売!
くるまのニュース
トヨタ新型「カローラ」人気殺到で“受注停止”グレード発生! すでに「納車が1年後」の可能性も! それでも「理想のクルマ!」「デザインが魅力的」と反響続々! 進化した「新型カローラクロス」の現状とは!
トヨタ新型「カローラ」人気殺到で“受注停止”グレード発生! すでに「納車が1年後」の可能性も! それでも「理想のクルマ!」「デザインが魅力的」と反響続々! 進化した「新型カローラクロス」の現状とは!
くるまのニュース
スバルの「スゴいスポーツセダン」抽選エントリー殺到! 10倍以上の競争率に!? パワフルターボ×シリーズ初の高性能CVT搭載! 斬新イエローも設定された「S210」とは!
スバルの「スゴいスポーツセダン」抽選エントリー殺到! 10倍以上の競争率に!? パワフルターボ×シリーズ初の高性能CVT搭載! 斬新イエローも設定された「S210」とは!
くるまのニュース
【インド】最新型「4列“10人乗り”SUV」!? “既視感ありまくり”デザイン&90馬力のベンツエンジン採用! 走りは期待でできない“約300万円”の「シティライン」がスゴイ
【インド】最新型「4列“10人乗り”SUV」!? “既視感ありまくり”デザイン&90馬力のベンツエンジン採用! 走りは期待でできない“約300万円”の「シティライン」がスゴイ
くるまのニュース
新型「コンパクトSUV」に注目! 全長3.8m“ちょうどいいボディ”×「大人2人寝れる」めちゃ広ッ内装! 斬新デザイン&“日本専用仕立て”採用のヒョンデ「インスター」とは?
新型「コンパクトSUV」に注目! 全長3.8m“ちょうどいいボディ”×「大人2人寝れる」めちゃ広ッ内装! 斬新デザイン&“日本専用仕立て”採用のヒョンデ「インスター」とは?
くるまのニュース
プジョー新型「3008」発表! 8年ぶりの“全面刷新”で「斬新デザイン」&“リッター約20キロ”走る新パワトレ採用! メーカー初「画期的システム」も搭載の「フラッグシップSUV」発売!
プジョー新型「3008」発表! 8年ぶりの“全面刷新”で「斬新デザイン」&“リッター約20キロ”走る新パワトレ採用! メーカー初「画期的システム」も搭載の「フラッグシップSUV」発売!
くるまのニュース
新車216万円! 「6速MT×660CCターボ」採用! 「楽しくてサイコー」の声も!? S2000&S660受け継ぐ「N-ONE RS」に注目! 反転ターボもイイ!
新車216万円! 「6速MT×660CCターボ」採用! 「楽しくてサイコー」の声も!? S2000&S660受け継ぐ「N-ONE RS」に注目! 反転ターボもイイ!
くるまのニュース
スバル「めちゃ小さいSUV」実車公開! 全長4m切りの「“超”コンパクトサイズ」なのに室内&荷室は“めちゃ広い”!? リッター「28キロ」の超低燃費モデルもある「レックス」がスゴかった
スバル「めちゃ小さいSUV」実車公開! 全長4m切りの「“超”コンパクトサイズ」なのに室内&荷室は“めちゃ広い”!? リッター「28キロ」の超低燃費モデルもある「レックス」がスゴかった
くるまのニュース
ダイハツ新型「ムーヴ」実際どう? 11年ぶり全面刷新の「スライドドア“ワゴン”」どうなった? “新生”ダイハツを第一弾の新モデルの実力を試す
ダイハツ新型「ムーヴ」実際どう? 11年ぶり全面刷新の「スライドドア“ワゴン”」どうなった? “新生”ダイハツを第一弾の新モデルの実力を試す
くるまのニュース
トヨタの「“斬新”SUVミニバン」に反響あり! 「スライドドア最高」「ぜひ販売して」の声も! 「シエンタ」よりちょっと大きい&使い勝手サイコーの「Tjクルーザー」コンセプトカーとは!
トヨタの「“斬新”SUVミニバン」に反響あり! 「スライドドア最高」「ぜひ販売して」の声も! 「シエンタ」よりちょっと大きい&使い勝手サイコーの「Tjクルーザー」コンセプトカーとは!
くるまのニュース
トヨタが「“新”ハリアー」発表! 全長4.7m“流麗クーペボディ”に精悍「黒すぎ顔」採用の「ナイトシェード」登場! 306馬力の“爆速仕様”もある「高級SUV」 何が変わった?
トヨタが「“新”ハリアー」発表! 全長4.7m“流麗クーペボディ”に精悍「黒すぎ顔」採用の「ナイトシェード」登場! 306馬力の“爆速仕様”もある「高級SUV」 何が変わった?
くるまのニュース
スズキ新型「ジムニー“5ドア”」大量生産開始! 「素晴らしい!」「納期早まれー!」と反響も! 人気すぎて“即・受注停止”した新型「ノマド」早期受注再開へ期待!
スズキ新型「ジムニー“5ドア”」大量生産開始! 「素晴らしい!」「納期早まれー!」と反響も! 人気すぎて“即・受注停止”した新型「ノマド」早期受注再開へ期待!
くるまのニュース
15年ぶりに全面刷新! 日産「新型高級ミニバン」発表へ 現行「一部受注終了」 まもなく登場「エルグランド」はアルヴェル対抗出来るか!? イマ現行型を振り返る
15年ぶりに全面刷新! 日産「新型高級ミニバン」発表へ 現行「一部受注終了」 まもなく登場「エルグランド」はアルヴェル対抗出来るか!? イマ現行型を振り返る
くるまのニュース
4人寝られるダイハツ「軽バン」!? 超「広々内装」の「アトレー」公開! 約585万円のビッグモデル「JP STAR Happy1 Turbo」登場
4人寝られるダイハツ「軽バン」!? 超「広々内装」の「アトレー」公開! 約585万円のビッグモデル「JP STAR Happy1 Turbo」登場
くるまのニュース
トヨタ「新ハリアー」発売! 内外装が“黒すぎる”斬新「ナイトシェード」初設定! 人気の「高級SUV」デビュー5年目の進化とは!
トヨタ「新ハリアー」発売! 内外装が“黒すぎる”斬新「ナイトシェード」初設定! 人気の「高級SUV」デビュー5年目の進化とは!
くるまのニュース
スバル新型「軽ワゴン」発表! 歴代初「両側パワースライドドア」がイイ! 本革使用の「豪華内装」&専用“大径ホイール”採用のステラ! 「リッター21キロ超え」の低燃費も魅力の最高級モデルとは?
スバル新型「軽ワゴン」発表! 歴代初「両側パワースライドドア」がイイ! 本革使用の「豪華内装」&専用“大径ホイール”採用のステラ! 「リッター21キロ超え」の低燃費も魅力の最高級モデルとは?
くるまのニュース
ダイハツ「“新型”ムーヴ」登場! 11年ぶり“全面刷新”で「安い135万円スタート」&「スライドドア」採用でもう注文“殺到”に!? 新時代の「ダイハツの要」登場に販売店の反響は?
ダイハツ「“新型”ムーヴ」登場! 11年ぶり“全面刷新”で「安い135万円スタート」&「スライドドア」採用でもう注文“殺到”に!? 新時代の「ダイハツの要」登場に販売店の反響は?
くるまのニュース
1リッターで30km走れるトヨタ新「コンパクトカー」が話題に! 全長4.3m級ボディ&斬新「大口顔」採用の「スポーツ」に「質感が高い」声も! 約250万円からの「カローラ」に反響多数
1リッターで30km走れるトヨタ新「コンパクトカー」が話題に! 全長4.3m級ボディ&斬新「大口顔」採用の「スポーツ」に「質感が高い」声も! 約250万円からの「カローラ」に反響多数
くるまのニュース

みんなのコメント

21件
  • rat********
    クロストレックshevは割高感あるしレイバックも不甲斐ないし、人気というか1番値段と車格のバランスが取れたフォレスターにスバル好きが集中してるって感じかな。
  • lgz********
    30年以上トヨタ車に乗って レボーク゚に乗り換えスバル車の造り込みの良さがよく分かりました もっと前からスバルにすれば良かったと思いますが 内装外装はトヨタ車から見ると魅力に映りませんでした しかしもう完全にスバルにはまりました フォレスター ガソリンターボ注文しました 裏切られないと思う
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

404 . 8万円 459 . 8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

24 . 0万円 506 . 6万円

中古車を検索
スバル フォレスターの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

404 . 8万円 459 . 8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

24 . 0万円 506 . 6万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村