■最強無敵のフォレスター
スバルは2025年4月17日に新型「フォレスター」を発表、発売から2ヵ月が経過した今、好調な販売を続けているといいます。
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今回そんな新型フォレスターに、千葉県内で開催された試乗会で、公道とオフロードの両方を走行する機会を得たので、レポートします。
第6世代となった新型フォレスターは、安心感を提供する先進安全装備、優れた運動性能、高いユーティリティを備えた正統派SUVとして進化しています。
商品事業部プロジェクトマネージャーの三浦和浩氏は、新型フォレスターについて冒頭の挨拶で「4月に販売を開始したが、非常に販売が好調。多くの方に足を運んでいただいており、各モデルの良さを感じていただいて、引き続きこの勢いを継続させていきたい」と語りました。
先行予約開始から約2か月で約1万5000台を受注し、月間販売計画2400台の3倍以上という好調ぶり。初月の受注台数は1万台を超え、歴代フォレスターでは過去最多を記録したほか、全モデルの中でも2-3代目レガシィに次ぐ実績となるようです。
ボディサイズは、全長4655mm×全幅1830mm×全高1730mmで、ホイールベースは2670mm。最低地上高は220mmを確保し、スバルのSUVらしくオフロード走行もしっかり視野に入れた設計となっています。
エクステリアは「Ready for Adventure~いつでも冒険に出られる、頼れるGEAR~」をコンセプトに、力強さと機能性を強調したデザイン。
インテリアは乗員のコミュニケーションを重視したシート形状など、普段使いからアクティビティまで家族や仲間と楽しめる居心地の良い空間に仕上げられています。
パワーユニットは、1.8リッター直噴ターボエンジンと2.5リッターエンジン×ストロングハイブリッドの2種類を用意。1.8リッター直噴ターボエンジンは低回転から300N・mの高トルクを発生し、リニアトロニック制御の進化と合わせて、従来モデルからの重量増を感じさせない気持ちの良い加速感を実現しています。
試乗会では車両環境開発部の担当者から「日常での使いやすさを重視しつつスバルらしい走りと環境性能を高次元で両立した」との説明がありました。
2.5リッターのストロングハイブリッドは、エンジンとモーターを効率よく使い分けるシリーズ・パラレル方式を採用。最高出力88kWを発生する駆動用モーターにより、幅広い走行シーンでモーター駆動をメインとしています。
このシステムにより、WLTCモードで18.4~18.8km/Lという燃費性能を実現しています。
新型フォレスターの0-100km/h加速性能は、1.8リッターのターボモデルが8.6秒、ストロングハイブリッドモデルが9.6秒となり、従来型のe-BOXERの12.2秒から大幅に向上しています。
安全性能面では、ステレオカメラに広角単眼カメラや前側方レーダーを搭載した新世代アイサイトを装備し、プリクラッシュブレーキの対応シチュエーションを拡大。また世界初となる「サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ」を採用し、エアバッグ展開領域をAピラー後方まで拡大して歩行者だけでなくサイクリストも守る設計となっています。
今回の試乗会では、このストロングハイブリッドモデルと1.8リッター直噴ターボエンジンモデルの両方を公道で試す機会がありました。
ストロングハイブリッドは、市街地での走行ではスムーズで静かな走りが印象的。SUVということを忘れてしまいそうになるくらいの、セダンのようなナチュラルな乗り味です。
一方、1.8リッター直噴ターボエンジンは低回転からの力強いトルクにより気持ちの良い加速フィーリングを実現。浅いワインディングが続く今回の試乗コースでは、むしろストロングハイブリッドモデルよりも魅力的に映りました。
試乗会の後半ではオフロード試乗も行われ、採石場跡地の起伏に富んだコースで新型フォレスターの走破性能を体験しました。
オフロード試乗では、ストロングハイブリッドモデルと、先代モデルを比較試乗。その進化を体験することができました。
実際に走ってみると、激しい勾配でのパワー感はもちろん、オフロードでの乗り心地も圧倒的に改善されていることがわかります。先代モデルでは“岩の上を走っている”ような激しい衝撃を感じますが、新たなストロングハイブリッドモデルでは柔らかいタイヤに履き替えたような快適な乗り味になっており、オフロードでの安心感が高められていることがわかります。
※ ※ ※
新型フォレスターの開発担当者は、新型フォレスターの魅力について以下のように語ります。
「速くて静かで燃費が良くて、荷物も積める。そして雪道も屈しない、そんなクルマはこのフォレスターしかありません」
新型フォレスターは既に納車が始まっていますが、人気の高いストロングハイブリッドモデルは約1年待ちとなっており、スバル側では増産に向けて調整中とのこと。快進撃を続ける新型フォレスターの今後の動向に注目です。(くるまのニュース編集部)
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