元F1ドライバーのニコ・ロズベルグは、F1ベルギーGPを制したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)について「まさに圧巻だった」と絶賛。一方で、チームメイトのランド・ノリスについては「少し寝ぼけていたようだった」と辛口の評価を下した。
ノリスはポールポジションからスタートし、セーフティカー先導のもと最初の4周をリードしていた。しかしセーフティカー明けのターン1でピアストリに接近を許し、ケメルストレートエンドでトップを明け渡すことになった。
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その後、マクラーレンはチーム内で異なる戦略を採用。ピアストリは11周目にノリスより1周早くピットインし、インターミディエイトからミディアムタイヤに交換。一方ノリスはハードタイヤを選択した。
ピアストリはレースの主導権を握り続け、そのままタイヤを温存しながらトップをキープ。終盤はノリスが差を詰めたものの、ピアストリが優勝を果たし、ドライバーズランキングでのリードをさらに広げた。
レース後、ロズベルグはSky Sports Germanyに次のように語った。
「オスカー・ピアストリは今回もまさに圧巻だった」
「アスリートやレーシングドライバーにとって、チャンスはほんのわずかしかないこともあるが、彼はそれを完璧に活かしてみせた。冷静かつ、センセーショナルな走りだった。その一方で、ランド・ノリスはすべてを完璧にこなすことはできなかった」
「特にセーフティカー明けのリスタートだ。彼はちょっと寝ぼけているように見えた。立ち上がりが遅く、ピアストリはすでに後ろにピタリとついていた。これは珍しいことだ。通常は(セーフティーカー走行で)先頭にいれば再加速のタイミングを自分で選べるし、後続の不意をつくことも可能だからだ。でもノリスはそれができなかった」
「さらにターン1の出口でミスをし、ピアストリが素晴らしい動きを見せ、オー・ルージュを通過する動きも素晴らしかった。ピアストリは本当に感動的で、驚くほど強かった」
ロズベルグはさらにこう続けた。
「それでもレース終盤には、ノリスにも逆転のチャンスがあった。彼はハードタイヤを履いていて、ピアストリのタイヤは明らかに劣化が進んでいたからだ。だけどノリスには3度のミスがあった。チームもピットストップで約1秒を失い、さらに彼自身も走行中に計3秒ほどロスしている。その3秒こそが、最終ラップで攻撃できるかどうかを分けた差だったんだ」
「これは……まあ、ノリスにはありがちなことだが、残念だ。もしこれが(ルイス)ハミルトンや(マックス)フェルスタッペンなら、ああいった場面で3回もミスはしないはずだ。残念だけど繰り返されてきた課題だ。とはいえ、ノリスにとっても全体的には良い週末だったのは確かだし、チャンピオン争いもまだまだこれからだ」
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みんなのコメント
流れをまた取り戻した。マクラーレンの二人のヤングドライバーは実力が遜色ないし、最後はほんのわずかな流れの差で王者が決まるかもしれない。ノリスだったらイギリス人はコンスタントに王者を出してるから大騒ぎはされないだろうけど、ピアストリならアラン・ジョーンズ以来35年ぶりだからオーストラリアでは大騒ぎになるだろうね。
どちらが王者になっても人柄も良さそうだし、シーズン終了が楽しみです。(^^)