角田裕毅はF1カナダGPで悪い流れを“リセット”したいと考えており、低調が続けば「どうなるか分かっています」と語った。
2025年シーズン開幕からマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルで起用されたリアム・ローソンが、開幕戦オーストラリアGP、第2戦中国GPと2戦続けて下位を走ったことで、陣営首脳陣は後任としてレーシングブルズから角田裕毅を起用。角田は昇格戦となった地元戦、第3戦日本GPからローソンよりも良いパフォーマンスを見せた。
■角田裕毅とリアム・ローソン、シーズン中の”シート交換”でふたりが直面した厳しい現実
しかしローソンを含めこれまでレッドブルのセカンドドライバーを務めたドライバーと同様に、角田はRB21のハンドリングに苦戦してきた。一貫性のあるパフォーマンスを発揮できず、イモラの予選では大クラッシュも経験した。
ローソンへの厳しい人事で批判を浴びたレッドブルは、角田に適応の時間を与えるため、スペインGPの後に行なわれたピレリテストで2023年のチャンピオンマシンであるRB19に角田を乗せた。
4度の世界チャンピオンであるエースのフェルスタッペンもRB21の扱いに苦慮していることから、レッドブルでのさらなるドライバー交代という話はまだ先のことになりそうだ。
しかし角田はこのまま調子を上げられなかった場合の結末について幻想は抱いていない。そしてマシンには徐々に馴染んできているとして、ヨーロッパ3連戦から2週間後のカナダGPでさらなる改善のキッカケを掴むことができるはずだとの考えを示した。
「自分自身のパフォーマンスを発揮しない限り、何が起こるか分かっていますし、自分のことも分かっています。僕のいるべきポジションではありません」と角田は言う。
「でも、どうなるか様子を見てみましょう。強くなって戻ってくることができる自信はあります。みんなセカンドシートやレッドブルのことを話したがりますが、仕方のないことです」
「過去数年、これまでのレース、特に今シーズン開幕時点で改善できた部分があるのは分かっています。色々あるんです」
「こういうコースがリセットの機会になるという側面もあると思います。理解という点では進歩していると思いますが、実際にサーキットで走って理解するには少し時間が必要です」
「サーキットで実際に走った方が楽に理解が進むというのはいつものことです。どこかしらのポイントで歯車が噛み合うはずですし、進歩しています。だから、あまり急いでいません」
自身のパフォーマンスを改善していくため、角田は「いくつかアイデアはある」と述べるにとどめ、レッドブルにどの部分を改善してほしいかについて詳細を語ろうとしなかった。しかしイギリス・ミルトンキーンズにあるチームのファクトリーに滞在し、開発作業に注力している。
また、ピレリテストでRB19を走らせた件について角田は、あまり大きな違いはないとしながらも“メリット”があったと考えている。
「かなり周回しました。RB19をトライして、特にRB21でのレース週末とまったく同じコースで走りました」と角田は振り返った。
「明確な違いもありましたが、タイヤは(ピレリテストの)学習用だったので、ちょっとした差もあります。彼らには良いフィードバックができたと思いますし、(RB21を)改良したり、RB19の利点を活かしたりするためのアイデアをいくつか出すことができました」
「しかし全体として、それほど大きな差ではないので、良かったと思います。タイヤテストは2026年用だったので、フィードバックだけに集中しました」
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