ロイヤルエンフィールド13台でRIDE!
バイク生活が4カ月経過したところで「ピレリ やさしいバイクレッスン」に参加!【with HIMALAYAN vol.5】
40歳でバイクに乗りたいと思い立ち、普通二輪&大型二輪の免許を取得。今年2月に人生初バイクを購入したと同時にバイクライフが本格的にスタートしたミリオーレ営業・ムラタ。5月某日、ロイヤルエンフィールド13台でのマスツーリングに参加。他のライダーと一緒に走行すること自体にとてもとても緊張し、なんとツーリングスタート時にアクシデントが! インフルエンサーのmapicoさんとYUさんともご一緒させていただいた様子をお届け。
●文/まとめ:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●外部リンク:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム
ツーリング企画「RIDE」にお誘いいただきました
―― 昨年開催された「ONE RIDE」のイメージビジュアル。2021年はインド国内の400以上の都市と、タイ、インドネシア、オーストラリア、韓国、日本、シンガポール、マレーシア、フィリピン、カンボジア、アルゼンチン、コロンビア、スペイン、メキシコ、ペルー、チリ、イギリス、エクアドル、フランス、ウルグアイ、コスタリカ、スペイン、ブラジル、ドバイ、フランス、イタリア、ドイツなど、世界35カ国で開催された。
ロイヤルエンフィールドが主催しているイベントに「ONE RIDE」がある。これはロイヤルエンフィールドを愛するライダーの情熱を称えるイベントで、2011年に初めて開催。日本を含む世界35カ国で開催される一大イベントではあるのだが、ロイヤルエンフィールドでは各ディーラーやショールームには「RIDE」と称したツーリングイベントを推奨している。
朝7時集合、目指すはワインディングの聖地・奥多摩
今回はロイヤルエンフィールド東京ショールームのスタッフや関係者を中心としながらも、個人的にSNSをチェックさせていただいていたmapicoさんとYUさんも参加とのこと。
なかでもYUさんのヒマラヤ・インプレ動画はバイク購入前に何度もチェックしていたこともあり、あの優しげな声色とキラキラした表情でヒマラヤを語る様子にすっかり同志のような心持ちに。(動画内で紹介されているのは前モデルのためエンジンやタイヤなどの仕様変更はあるのだが、ヒマラヤの雰囲気を味わえるのでおすすめ。)
画面越しではあるが、一方的に知っている方たちとリアルで会う……。さらにバイクで一緒に走るなんて、人生なりゆきとはいえ何があるか分からないもんだと、しみじみ噛みしめていた。
―― 朝7時、ロイヤルエンフィールド東京ショールームに集合。今回はショールームの試乗車も貸し出され、クラシック350やメテオ350、INT650、コンチネンタルGT650、ヒマラヤとフルラインナップの13台がツーリングに参戦。マイ ヒマラヤを記念撮影しつつ、クラシック350とmapicoさんを隠し撮り。赤いバイクがお似合いねぇ。 [写真タップで拡大]
これまで無傷だったマイ ヒマラヤが不注意で……
―― ヒマラヤ本体ではなく、パニアケースが負傷。見事な水平線が描かれていた。
当日はやや雨の心配がありつつも、程よい気温の曇り。朝7時に集合してメンバー全員のあいさつや紹介を終えたら、さっそく奥多摩を目指す。朝の時点で、mapicoさんとYUさんに話しかける気持ちのゆとりは皆無……なぜなら、はじめてのマスツーリングに緊張しており、「ちゃんとついていけるかな。千鳥走行できるかな。」という不安しかなかった。
ワインディングを少しは楽しめるようになりたい!
これまで箱根を何度かソロライディングしているというと聞こえはいいが、実際は箱根新道~熱海箱根峠線のゆるい道をのんびり自分のペースで走るだけだった。だから他のライダーと一緒に本格的なワインディングを走るというのは、なかなかの緊張だ。
奥多摩に近づくにつれ曇り空が晴れていき、現地は初夏を彷彿させるような快晴。新緑がきれいなシーズンだから目にも楽しいし、空気が澄んでいて気分爽快! と言いたいところだが、ライディング時は気持ち的にもスキル的にも周囲の景色を味わうほどのゆとりは皆無。
少しでも離されると不安だし、でもその距離を縮めようと焦るとさらに不安になる。そして道中で単独転倒したと思われるバイクを見かけたり、警察車両とすれ違ったりすると「気をつけなきゃ!」と無駄に力が入ってしまう……。
―― 休憩が細かく設定されていたのが、私のようなビギナーライダーにはありがたく。奥多摩に向かうにつれ空が広く、新緑の山々に癒された~。 [写真タップで拡大]
―― 昼食時のパーキングで、ロイヤルエンフィールドがずらりと並んだ光景はなかなかのもの。まぶしいほどの陽光に照らされたヒマラヤを眺めては「バイクに乗り始めて、こうした新しい経験ができてよかったな」とじんわり。お昼は「ごはんcafeやませみ」で、からあげ定食をチョイス。お腹がいっぱいで睡魔の誘いがあったが、ワインディングの旅はまだ続く。 [写真タップで拡大]
クラシック350を試乗したmapicoさんとYUさんにインタビュー!
お昼を終えたら、さらに峠道を登って「月夜見第一駐車場」へ。最終目的地は、奥多摩湖が眼下に広がり、鷹ノ巣山や雲取山、国師岳を眺めることができるこの眺望のよい駐車場。各々が愛車と記念撮影したりとリラックスした時間を過ごした。
ということで、このタイミングで少しばかりmapicoさんとYUさんにインタビュー! ミリオーレのインプレ記事でも人気のクラシック350に試乗した感想も伺った。
―― mapico(まぴこ)さん/愛車はロイヤルエンフィールド バレット350(逆シフト逆チェンジ)。たまたまバイクショップで見つけたバレット350に一目惚れをし、即購入→免許取得というユニークなバイク歴をスタート。
Instgram:mapico_rider「クラシック350は驚くほどエンジンがなめらかで上品! 高速走行でもなんの不安もないし、バレット350と比べてお尻も痛くならないのが本当に好印象です(笑)。私が乗ったクラシッククロームのクロームレッドは、カラーやタンクバッジのデザイも素敵ですよね。1950年代の英国製モーターサイクルの雰囲気もとてもいいなと思って、ガチで欲しくなりました(笑)。ロイヤルエンフィールドだけで13台も揃うと、いろんなデザインが見れてその点も楽しかったですね。」 [写真タップで拡大]
―― YU(ゆう)さん/愛車は魔改造のヤマハ SR500と壊れそうで壊れない?アルファロメオ 916スパイダー、じと目のシトロエン Ami8。愛車のある暮らしの魅力や楽しさをSNSを通して発信。
YouTube:YU.SR500 /愛車のある暮らし
Instgram:yu.sr500「今回、私が試乗したクラシック350はスピードを出すようなバイクではないので、皆さん同じようなペースで走れることは同車種ツーリング『RIDE』の魅力かなと思います。クラシック350は日本で発売になったばかりの注目車種ですが、扱いやすいフィーリングとデザインは万人にフレンドリーな印象を与えるバイクだと思います。ロイヤルエンフィールドは初めてのバイクとしても、終(つい)のバイクとしても選ばれる、そんな不思議な魅力が詰まった乗り物ですね!」 [写真タップで拡大]
考えるな! 感じろ! ということで奥多摩でもタンデムレッスン
無事、目的地に到着し現地解散となった「RIDE」だが、もちろん再びワインディングを経て帰路へ向かうわけだ。またあの緊張のライディングが始まるのかと思っていたら、MIGLIORE ディレクターの小川から一言。
「きちんと減速もしていないし、コーナーをすべてなりゆきで曲がっている。帰る前に一度タンデムしよう」
ということで皆さまとさようならをした後に、ヒマラヤでタンデムレッスンを開始。最初は「峠道でタンデムこわい」と思っていたが、やはりベテランのライディングは法定速度内でも緩急がしっかりしている。後ろに乗っていてもバイクがしっかりコントロールされているのが分かるので、その不安は杞憂に終わった。
タンデムを少しばかりしたところでビギナーライダーの技量が格段にアップするわけではないが、少しばかり減速のタイミングと感覚が分かったのか、なんとなく自分の中で意識が変わったのか、帰りのワインディングは行きほど恐怖を過剰に感じることもなく、無事帰路につくことができた。
しかしながら、この日の反省もあって「ピレリ やさしいバイクレッスン」に参加することを強く決意した次第。少しずつ上達していけば、ヒマラヤの夢もきっと遠くない!(はず)
I want to go to the Himalayas someday with Himalayan!
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―― 緊張したツーリングも、目的地に到着すれば満面の笑みでヒマラヤと記念写真。それにしても初めて訪れた奥多摩は、天気も相まって気持ちの良い場所だなと大満足! [写真タップで拡大]
―― 最新モデルから新しくカラーバリエーションに加わったパイングリーン。写真で見ると「個性的ねぇ」と思っていたのだが、実物は思いのほかナチュラル。まさに林道が似合うヒマラヤだ。
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