2020シーズンの開幕を1ヵ月後に控えた2月29日、スーパー耐久の公式テストが富士スピードウェイで行なわれ、半年ぶりに復帰を果たす#300 TAIROKU RACING GTR GT3がトップタイムを記録した。
今回のテストには、2020シーズンに参戦を予定しているうち8クラス40台が参加。特に今シーズンはST-Zクラスの参戦台数が増える予定で、このテストでは6台が走行した。さらにモリゾウも参戦を予定しているROOKIE RACINGもST-1クラス用のGRスープラとST-2クラス用のGRヤリスを持ち込んだ。
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この日は昼間に1時間のセッションが3回行なわれ、18時00分からは6月の富士24時間レースを見据えた夜間セッションが設けられた。メインとなった昼間のセッションではクラッシュやトラブル車両による赤旗中断がなく順調にセッションが進行。各車とも用意していたテストプログラムを順調にこなしていた。
その中で速さを見せたのが昨シーズン前半のみ参戦していた#300 TAIROKU RACING GTR GT3。すでにAドライバーは山口大陸、Bドライバーは本山哲が務めることが発表されているが、そこに昨年のメンバーだったニコラス・コスタが合流した。
300号車は朝のセッションから1分40秒台を切る安定した速さをみせ、午後のセッション2で1分39秒272をマーク。結局3セッション全てでトップタイムを記録した。
総合2番手には今季ST-Xクラスにエントリーすることを表明したKCMGがつけた。タイムは1分39秒573である。富士スピードウェイでのレース経験が豊富な大津弘樹を中心に各ドライバーが周回を重ねていき、300号車に食らいつく速さをみせた。
総合3番手は#777 D’station Vantage GT3。午前のセッションではトラブルにより全く走行できなかったが、午後のセッションから遅れを挽回する走りを披露。トップから0.8秒差の1分40秒104が彼らのベストタイムとなった。
この他にもST-Xクラスは#31 DENSO LEXUS RC F GT3や2018年モデルのGT-R NISMO GT3に変更した9号車のMP Racingも参加したが、いずれも1分40秒台のベストタイムをマークしST-Xクラス全体が1.3秒以内にひしめく接戦模様となった。
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