現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型ディフェンダーに新境地「バーテックス」登場。110待望の6座仕様が示す、タフ・ラグジュアリーの現在地

ここから本文です

新型ディフェンダーに新境地「バーテックス」登場。110待望の6座仕様が示す、タフ・ラグジュアリーの現在地

掲載
新型ディフェンダーに新境地「バーテックス」登場。110待望の6座仕様が示す、タフ・ラグジュアリーの現在地

バーテックス=頂点

ディフェンダーは2026年7月8日、新たなラインナップと大幅なアップデートを発表した。今回のハイライトは、洗練されたデザインと走破性の両立を目指した新グレード「バーテックス(VERTEX)」の登場である。

1989年の“あの青”が復活。ランドローバー・ディスカバリー「ランドマーク」が誇る7人乗り極上空間

【画像51枚】タフネス×高級を極めた! 新型ディフェンダーの詳細を見る

位置づけはタフ・ラグジュアリー

新設された「ディフェンダー バーテックス」は、既存のX仕様と並び、都市部からアウトドアまで対応するタフ・ラグジュアリーな位置づけとなるモデルである。エクステリアには、シャドーアトラス・マット仕上げの専用前後バンパーや大型化されたフロントグリル、改良されたフォグランプが採用され、力強いスタンスを演出している。

さらに、グロスブラックのテールドア・スポイラーや、コントラストの効いたイエローのフロントブレーキキャリパー、および同色のリアリカバリーアイがアクセントとなっている。オンロードでの存在感を高めるボディ同色のロアボディクラッディングも追加された。

足元には、カルパチアングレーのコントラストを効かせた22インチのダイヤモンドターンド・サテンダークグレー・ティンテッドホイールが標準装備されるほか、22インチのグロスブラックや20インチのサテンダークグレーもオプションで用意。

ボディカラーはフジホワイト、サントリーニブラック、ウールストーングリーン、ボラスコグレー、カルパチアングレーに加え、南米の山々に着想を得たというパタゴニアホワイト・マットラップを用意。このマットラップ仕様は、従来V8やOCTAに設定されていたもので、今回Xにも選択可能になっている。全カラーにマット・プロテクティブ・フィルムを適用できるほか、グロス・プロテクティブ・フィルム(微細な傷を自己修復して耐久性を高める)も、全15色に選択可能となった。

インテリアは、エボニーまたはキャラウェイ/エボニーのウィンザーレザーと、新素材であるポリエステル100%のフォージドテキスタイルを組み合わせたシート、あるいはライトクラウド/ルナーのUltrafabricsシートから選択できる。90および110モデルには3ゾーン・クライメートコントロールやキャビンエアピュリフィケーションプラス、空気質センサー、家庭用プラグソケットを標準装備。130では4ゾーン仕様にアップグレードされる。

エクステリア・パックを新設

また今回、バーテックスのデザインにインスパイアされた「エクステンデッド・エクステリア・パック」が新たに設定され、X-Dynamic SE、X-Dynamic HSE(ハードトップ含む)、V8モデルで選択可能となった。

このパックには、シャドーアトラス・マット仕上げの前後バンパー、リアスポイラー、ボディ同色スペアホイールカバーが含まれる。ホイールは22インチのグロスブラック、20インチのサテンダークグレー、20インチのダイヤモンドターンド(グロスダークグレーコントラスト)、20インチのグロスブラックの4種類から選ぶことができる。

さらに、カラーパレットには南アフリカのナミブ砂漠にインスパイアされた新色「ナミブオレンジ」が追加され、S、X-Dynamic SE、X-Dynamic HSE、Xの90および110モデル、ならびにエクステンデッド・エクステリア・パック装着車で設定可能となった。

トロフィー・エディションもアップデート

2025年に復活した「ディフェンダー110 トロフィー・エディション」には、従来のケスウィックグリーンに代わり、ギリシャの黒い砂浜にインスパイアされたという新色、サントリーニブラックが設定された。

トロフィー・エディションはエクスペディション・ルーフラックや展開式ルーフラダー、レイズド・エアインテークなどを備え、スチールスタイルの20インチ・グロスブラックホイールやブラックのブレーキキャリパーを採用。サンドグロー・イエローのサイドグラフィックやボンネットデカールがアクセントとなっている。

インテリアはディープ・サンドグロー・イエローのクロスカービームが標準で、エボニー、キャラウェイ、またはライトクラウドのウィンザーレザーシートから選択できる。オフロードでの実用性を高めるため、グロスブラックのサイドマウント・ギアキャリアも装備される。

ディフェンダー OCTAのさらなる進化

極限のパフォーマンスを誇る「ディフェンダーOCTA」も進化を遂げた。ツインターボ・マイルドハイブリッドV8と6Dダイナミクス・サスペンションを搭載するこのモデルには、サルガッソブルーなどの既存ボディカラーに加え、新たにウールストーングリーンが追加された。

OCTAおよびOCTAブラックにはグロスブラックのテールドアスポイラーが標準装備され、OCTAブラックではチョップド・カーボンファイバー・エクステリア・パックが、今回初めてオプション設定されている。また、搭載される4.4LツインターボV8ガソリンエンジン(一部市場向け)は、エキゾーストマニホールドの変更により、より深みのあるV8サウンドを実現したとのこと。最高出力540ps/最大トルク750Nm、0-100km/h加速は4.4秒を誇る。

その他細かなアップデート

利便性の面では、「ディフェンダー110」に待望の6人乗り(2+2+2)レイアウトが追加された。2列目には独立したアームレストや手動リクライニングを備えるキャプテンシートを採用することで、3列目へのアクセスや後席の足元スペースを改善し、シート間にはツインカップホルダーと便利な荷物スペースが設けられている。

テクノロジー面では、生成AIを活用した新しい車載コネクテッド音声サービスが導入され、「ヘイ、ランドローバー」の呼びかけで、日常的な言葉を用いた自然な対話による操作や情報検索が可能となった。

また、S、X-Dynamic SE、X-Dynamic HSEグレード向けに、家庭用プラグソケット、ヘッドアップディスプレイ、Meridianサラウンドサウンドシステム、ClearSightインテリアリアビューミラーなどをセットにした「テクノロジー・パック」も新設定。

アクセサリー類も拡充され、最大350m先まで照らす9000ルーメンのエクスペディション・ルーフライトや、最大60L・12kgの荷物を収納できる施錠可能なテールドア・ギアキャリア、各種仕上げが選べるテールドア・スポイラーが追加された。

これらは、ルーフラックやラダーを含む「エクスプローラー・パック」、エアコンプレッサーや洗浄システムを含む「アドベンチャー・パック」、デカールや固定式サイドステップを含む「アーバン・パック」といった、用途別のパッケージにも含まれる。

パワートレインの刷新としては、実燃費を向上させるという新技術を採用し550Nmのトルクを発揮する新3L直列6気筒ガソリン「P380 MHEV」が導入された。また、一部市場では従来の2L 4気筒に代わり、470Nmのトルクを発揮する3L直列6気筒ガソリン「P300」が設定され、5L V8ガソリンエンジンの販売地域は限定されることとなった。

今回のアップデートについて、ディフェンダーのブランドディレクターであるマーク・キャメロン氏は次のように述べている。

「ディフェンダーのアップデートは、刷新されたデザインのディテールを提供し、そのタフさやオフロード走破性について妥協することなく、カスタマイズにおいてはお客様にさらに大きな選択肢を提供します。バーテックスとエクステンデッド・エクステリア・パックの導入は、既存のお客様および新規のお客様双方にとって、ディフェンダーの魅力を拡大する新たなキャラクターとなります」

【ル・ボラン編集部より】 無骨な実用車という出自を持ちながら、現行ディフェンダーはオンロードの洗練とオフロードの悪路走破性という相反する要素を高い次元で両立させてきた。今回新設された「バーテックス」は、その二面性をさらに先鋭化させたモデルである。泥濘地を厭わない本格的な機能を備えつつ、専用の意匠や大径ホイールによって都市空間でも際立つ存在感を放つ。単なるタフネスの追求に留まらず、現代の多様なライフスタイルを内包するプレミアムSUVへの昇華。独自の哲学を貫きつつ進化を止めない、彼らの巧みな戦略がここにある。

【画像51枚】タフネス×高級を極めた! 新型ディフェンダーの詳細を見る

文:LEVOLANT LE VOLANT web編集部
【キャンペーン】毎日機械洗車が50%オフ!お得に愛車をピカピカに(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

ホンダ・フィットが誕生25周年のマイナーチェンジ。RS譲りの新グレード「Z」が魅せる大人のスポーティ
ホンダ・フィットが誕生25周年のマイナーチェンジ。RS譲りの新グレード「Z」が魅せる大人のスポーティ
LEVOLANT
1989年の“あの青”が復活。ランドローバー・ディスカバリー「ランドマーク」が誇る7人乗り極上空間
1989年の“あの青”が復活。ランドローバー・ディスカバリー「ランドマーク」が誇る7人乗り極上空間
LEVOLANT
マクラーレンV8の歴史、ここに完結。世界限定200台の最終進化形「788HS」登場
マクラーレンV8の歴史、ここに完結。世界限定200台の最終進化形「788HS」登場
LEVOLANT
ベントレー初の左右非対称グラデーション。色が移り変わる「スーパースポーツ」マリナー特別仕様
ベントレー初の左右非対称グラデーション。色が移り変わる「スーパースポーツ」マリナー特別仕様
LEVOLANT
メルセデス・ベンツ 新型「CLA」発売 最新OS&プラットフォーム導入の新世代モデル
メルセデス・ベンツ 新型「CLA」発売 最新OS&プラットフォーム導入の新世代モデル
グーネット
売れるんだよなぁ…ホンダフィットが7/10にマイチェン発売!! 新グレード「Z」はスポーティと快適性と価格の「いいとこどり」
売れるんだよなぁ…ホンダフィットが7/10にマイチェン発売!! 新グレード「Z」はスポーティと快適性と価格の「いいとこどり」
ベストカーWeb
ホンダ新型「フィット」発売 内外装の質感向上&快適装備が充実の「RS」グレード 特徴は?
ホンダ新型「フィット」発売 内外装の質感向上&快適装備が充実の「RS」グレード 特徴は?
くるまのニュース
「中も外も美しすぎる」最新ベンツCLAが598万円から登場。劇的進化のクーペ&ワゴンが国内デビュー
「中も外も美しすぎる」最新ベンツCLAが598万円から登場。劇的進化のクーペ&ワゴンが国内デビュー
月刊自家用車WEB
BMWは90年代後半X5で競争の激しいSUVセグメントに参入 それから27年、ノイエクラッセデザインの新型「BMW X5」が登場
BMWは90年代後半X5で競争の激しいSUVセグメントに参入 それから27年、ノイエクラッセデザインの新型「BMW X5」が登場
AutoBild Japan
ホンダ新型「フィット」発表 「誕生25周年」マイナーチェンジの進化とは
ホンダ新型「フィット」発表 「誕生25周年」マイナーチェンジの進化とは
くるまのニュース
メルセデス・ベンツ新型「CLA」発売 1.5リッターのハイブリッドモデルは598万円から
メルセデス・ベンツ新型「CLA」発売 1.5リッターのハイブリッドモデルは598万円から
くるまのニュース
979万円からの戦略価格! ボルボ新型「ES90」はEX40を超える環境性能を誇る次世代プレミアムEVの大本命
979万円からの戦略価格! ボルボ新型「ES90」はEX40を超える環境性能を誇る次世代プレミアムEVの大本命
LEVOLANT
ディフェンダー2027年モデル登場 新グレードや110の6人乗りを追加 限定150台の『トロフィーエディション2027』も設定
ディフェンダー2027年モデル登場 新グレードや110の6人乗りを追加 限定150台の『トロフィーエディション2027』も設定
AUTOCAR JAPAN
アウディ史上最大、新型SUV「Q9」の発表に先駆けてインテリアを先行公開! 全貌は8月ごろ明らかに【新車ニュース】
アウディ史上最大、新型SUV「Q9」の発表に先駆けてインテリアを先行公開! 全貌は8月ごろ明らかに【新車ニュース】
くるくら
52年ぶりの快挙を成し遂げた“新世代”のメルセデス・ベンツ新型「CLA」登場! 人気の4ドアクーペ&シューティングブレークは何が変わった?
52年ぶりの快挙を成し遂げた“新世代”のメルセデス・ベンツ新型「CLA」登場! 人気の4ドアクーペ&シューティングブレークは何が変わった?
VAGUE
2019年に歴史的変革を受けたC8世代『シボレー・コルベット』は今も進化中 伝統の称号『Z06』が持つ価値とは
2019年に歴史的変革を受けたC8世代『シボレー・コルベット』は今も進化中 伝統の称号『Z06』が持つ価値とは
AUTOCAR JAPAN
ベントレー・フライングスパーが外装デザインを大幅刷新。Sモデルも復活
ベントレー・フライングスパーが外装デザインを大幅刷新。Sモデルも復活
カー・アンド・ドライバー
【2026年7月新車カレンダー】大注目のGSX-R1000Rや実力派エリミネーターなど注目モデル総まとめ
【2026年7月新車カレンダー】大注目のGSX-R1000Rや実力派エリミネーターなど注目モデル総まとめ
WEBヤングマシン

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

899 . 0万円 2340 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

486 . 2万円 2380 . 0万円

中古車を検索
ランドローバー ディフェンダーの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

899 . 0万円 2340 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

486 . 2万円 2380 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村