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800kgの軽量ボディは攻撃的スタイル! サーキット専用EVスーパーカー『REVOLT R』発表

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800kgの軽量ボディは攻撃的スタイル! サーキット専用EVスーパーカー『REVOLT R』発表

スペインのEVメーカーのBaltasar社は、サーキット専用の新型EVスーパーカー『REVOLT Rコンセプト』を「バルセロナ国際モーターショー2025」で世界初公開した。

この新型コンセプトカーは、同社が2021年に発表した市販モデル『REVOLT』をさらに過激に進化させたもので、サーキット走行に特化して開発されている。REVOLTが2026年の市販開始に向けて国際認証の最終段階に入る一方、エンジニアでありBaltasar社の創業者のバルタサル・ロペス氏率いる開発チームは、より過激で空力性能を最適化したサーキット専用モデルの開発を同時に進めてきた。

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REVOLT Rコンセプトは、専用設計のフロントエンド、スプリッター、サイドスカート、そしてDRSシステムを備えた大型アクティブリアウイングなど、攻撃的なエアロダイナミクスパッケージを特徴としている。ドライバーはステアリングホイールからDRSを作動・解除でき、既存の大型ディフューザーと組み合わせて空力性能を高めている。

内装はシングルシート構成で、FIA公認のカーボンレーシングシート、着脱式フォーミュラスタイルのステアリングホイール、スリックタイヤを装着したシングルナットのマグネシウムホイールを備えている。

市販のREVOLTとサーキット専用のREVOLT Rはともに、バルセロナ近郊のセルダニョーラ・デル・バリェスにあるBaltasar社の本社で開発され、サン・クガット・デル・バリェスの新生産施設でハンドメイドされる。

REVOLT Rは、オリジナルモデル同様にカーボンファイバー製で、FIA基準に適合したクロモリスチール製の安全ケージを備えている。カーボンファイバー、ケブラー、航空宇宙グレードのアルミニウム製のダブルウィッシュボーンとプッシュロッドを採用したレーシングサスペンションにより、わずか800kgの超軽量設計と優れた走行性能を実現している。

REVOLT Rは完全な電気自動車で、Baltasar社の創業者が率いる技術企業MILLOR BATTERYと共同開発した高性能バッテリーを搭載。その先進的なアーキテクチャにより、充電インフラ大手Enchufingとの提携のもと、DC急速充電器を使用してわずか5分で80%まで充電可能だという。

各REVOLTは顧客の仕様に合わせて生産され、唯一無二の作品となる。このサーキット専用マシンの生産版の発売日や正式価格はまだ確定していないが、推定価格は約45万ユーロ(約7375万円)とされている。

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みんなのコメント

2件
  • セクシーハムスター
    サーキット専用マシン・・・というのは、意外と初耳かもしれない。
    レース用なら、レースごとのレギュレーションに合わせる必要があるから
    趣味でサーキット走行する人むけということか
    であるなら、この車両を運ぶトラックも用意できる富裕層が前提になるなぁ
    何台売れるだろう?
  • sasa
    スペイン製?
    動くの?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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