あらゆる場面に対応するラグジュアリーSUV
ランドクルーザー・プラドの兄弟車であるレクサスGX460は、2023年モデルとして複数の変更が発表された。
【画像】レクサスGX/LX/RX/NX/UX 最新SUVを画像で比較 全113枚
現代のラグジュアリーSUVに求められる多用途性を備えている。ラグジュアリーな夜の街でも、険しい山間部でもあらゆる場面に対応しているという。
標準モデルでは外装色にスターファイア・パールに代えてエミネントホワイト・パールが投入されるほか、クラレット・マイカは廃止される。
昨年新たに設定されたブラックライン・スペシャルエディションもさらに装備が充実した。プレミアムをベースに3000台限定で販売され、パノラミックビュー・モニターなどが標準装備となる。
スキッドプレート、フォグランプ、グリルなどにダークな仕上げが施されるほか、光沢のあるブラックの18インチホイールが外観上の特徴だ。
インテリアではボルダーグレーのシートとブラックのヘッドライナーや、ブラックマットアッシュウッドのステアリングがアクセントとなっている。
4.6L V8搭載 301ps
GX460は短時間の通勤からロッキー山脈での家族旅行まで、さまざまな用途での使用を想定している。
301psの4.6L V8を搭載し、最大トルクは45.5kg-mを発生する。最大6500kgまでの牽引が可能で、キャンピングカーやボートを運ぶのも容易だ。
堂々としたスタンス、モダンなフロントマスク、トリプルビームLEDヘッドライト、それに19インチのホイールなどが大胆で洗練されたデザインを醸し出す。
足まわりにはキネティック・ダイナミック・サスペンション・システム(KDSS)が採用されている。一方のシリンダーが圧縮されるともう一方のシリンダーに液体が流れることにより、四輪の接地性を高めるものだ。
この機構によりオンロードでもオフロードでも車両を水平に保ち、操縦性と乗り心地を高次元で両立させているとのことだ。
全車にフルタイムAWDを標準装備
全グレードにフルタイムAWDシステムが標準装備されている。
トルセン式のリミテッドスリップ・センターデフにより、ほとんどの場面で前後トルク配分が40対60に制御されているが、ホイールのスリップ量に応じてその比率が適宜調整されるものだ。
さらに低速のオフロード走行用にローレンジが用意されており、センターデフを電子的にロックすることができる。
ラグジュアリーにオプション設定されるオフロード・パッケージを選択すれば、GXのオフロード性能をさらに引き上げることも可能だ。
マルチテレインモニターにより死角部分の地形を確認することができるほか、トランスミッションクーラー、燃料タンクプロテクター、クロールコントロール、マルチテレインセレクトなどが含まれる。
オフロード装備が充実
マルチテレインセレクトは、岩場、泥や砂、モーグルなど、多様な路面状況に合わせて車両特性を最適化することが可能だ。スロットルやブレーキを自動制御することでホイールスピンを抑制し、トラクションを高めている。
また周囲の状況に常に気を配る必要のあるオフロードでは、マルチテレインモニターが活躍するだろう。このシステムにより前後左右に加え車両下部の障害物を画面で確認することができ、ドライバーに安心をもたらしてくれる。
クロールコントロールはボタンを押すだけで自動的に最適な速度を維持してくれるシステムだ。5段階で用意された速度を設定することで、スロットルとブレーキを自動で制御してくれ、ステア操作に集中することができる。
さらに最新のレクサス・セーフティ・システム・プラスにより、アクティブ・セーフティ機能がさらに充実しているとのことだ。
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みんなのコメント
ラグジュアリーな夜の街でも、険しい山間部でもあらゆる場面に対応していますが、
コインパーキングに置いとくと帰りは電車になるかもしれませんww