ピニンファリーナとドイツテレコムが提携、バッティスタに高速ネットワーク環境を提供
2020/11/21 11:55 GENROQ Web
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Pininfarina Battista Anniversario
ピニンファリーナ バッティスタ アニバーサリオ
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世界50ヵ国以上でオンラインサービスにアクセス可能
アウトモビリ・ピニンファリーナと、総合通信メーカー「ドイツテレコム(Deutsche Telekom)」が提携を発表。2021年初頭のデリバリーを目指し開発が続く新型EVハイパースポーツ「バッティスタ」のオーナーは、世界50ヵ国以上でドイツテレコムが提供するオンラインサービスにアクセスできるようになった。
すべてのバッティスタには、世界中の通信環境に最適化された内蔵SIMとローミングテクノロジーを搭載。これらのコンポーネントにより、ドイツテレコムのローミング・パートナー・ネットワークを介して、車両が常に最速のネットワークを探索することが可能になった。また、国境を越えたとしても、ネットワークから切断されることもないという。
自動的に車載ソフトウェアをアップデート
この抜群の接続性によってOTA(Over The Air:無線通信を経由してデータを送受信)アップデートが可能になり、バッティスタは常に最新のソフトウェアへの更新を保証。フルEVパワートレイン、安全システム、ドライビングダイナミクスシステム、車両制御、インフォテインメント、デジタルサービスなどの機能が自動的にアップデートされる。
これらのソフトウェアの更新は指定されたガレージに駐車し、地面に埋め込まれたSIMを使用してWi-FiI経由で自動的に行う。バッティスタのオーナーはソフトウェアの更新のためにディーラーなどを訪れる必要はなく、常に最新仕様の車両をドライブできる。
アウトモビリ・ピニンファリーナのチーフプロダクト&エンジニアリング・オフィサーのパオロ・デジャーチャは、バッティスタのコネクティビティについて次のようにコメントした。
「バッティスタに搭載されたコネクティビティのすべてが、シームレスな“ライフ・オン・ボード”コンセプトに貢献しています。ラグジュアリーハイパーEVとして、ドライバー中心のユーザー体験だけでなく、あらゆる地域でのインターネット接続やOTAによるアップデートなど、非常に高い利便性を実現しました」
車両の潜在的なトラブルをリモートで事前に発見
バッティスタには「スマート・ダイアグノスティックス・テクノロジー(スマート診断機能)」を搭載。車両を常にリモートモニターすることで、潜在的な問題を発生前に発見し、フルEVパワートレインの性能と安全性を常に確保することができる。
ソフトウェアのアップデートでは対応できない問題をシステムが検出した場合でも、アウトモビリ・ピニンファリーナは世界中のあらゆる場所に高度な技術を持ったエンジニアのチームを派遣し、トラブルを解決するという。
専用開発されたスマートフォンアプリにより、オーナーは常にバッティスタとの接続を維持し、遠隔操作で車両のロック施錠・解除、テレメトリーや充電状態の確認、位置情報のモニタリングなどが可能になる。移動中もドライバーはスマートフォンをシームレスにリンクさせることができ、車内の主要なアプリや機能をミラーリングして、音楽ストリーミングやナビゲーション機能を強化することができる。
また、バッティスタのオーナーには、EV向けの充電ステーションネットワーク「チャージポイント(ChargePoint)」との提携により、世界各地の充電ステーションを無料で利用できる。
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