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インディカー:流動的な2020年開催スケジュール。劇的な幕切れ生む“奥の手”も浮上

インディカー:流動的な2020年開催スケジュール。劇的な幕切れ生む“奥の手”も浮上

 インディカーシリーズは3月末、インディアナポリスモータースピードウェイで5月に行う予定だったGMRグランプリと第104回インディアナポリス500の延期を決定。ロードコースを使う同グランプリは7月初旬にNASCARのレースと併催することとし、インディ500は8月12日にプラクティス開始、8月23日に決勝を開催となった。

 現時点でのスケジュールだと、5月末のデトロイトグランプリが開幕戦&第2戦(=ダブルヘッダー)になるが、デトロイトは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染被害が大きいうえに、仮設サーキットでのイベント。いまからの2カ月でコース設営をする必要があるが、人員の確保はほぼ不可能な状況だ。

インディカー:新型コロナの影響でデトロイト戦中止と新たなレーススケジュールを発表

 それゆえ、デトロイトでの2戦を9~10月へ移す検討がなされているという噂が流れている。また、ラグナセカは、今年は非常事態ゆえ、“自分たちのレースは最終戦として開催される”というシリーズとの契約条項を主張しない考えを明らかにした。

 では、インディカーは2020年シーズンをどこまで長引かすことができると考えているのだろうか。F1は2021年1月までを使う指針を出したが、インディカーはそこをまだ明確にしていない。

 開幕からの4戦をキャンセルして間もなく、インディカーはサーキットを使ったテスト、ストレートラインテスト、風洞実験を5月10日まで禁止するルールを発表した。2009年以来の開催となるリッチモンドは3月末にオープンテストを予定していたが、中止に。0.75マイルのショートオーバルでのレースはぶっつけ本番となりそうだ。

 インディ500も、4月末に1日だけ組まれていたテストは開催されないことになった。8月のスケジュールもプラクティス開始が水曜からと、昨年より1日、一昨年までより2日間少なくなる。予選翌日の月曜に行われるプラクティスも今年はなしとなるようだ。

 テストがないまま行われるレースでは、基礎体力のあるチームや経験豊富なベテランドライバーが有利だろう。レースの順番が変わることで悪影響を受けるドライバーやチームというのは少なさそうだが、得意とするコースでのレースがなくなり、“痛い”と感じているドライバーはいるだろう。たとえば、セント・ピーターズバーグ、ロングビーチ、バーバーが得意な佐藤琢磨や、COTAで昨年勝ったコルトン・ハータなどだ。

 2020年シーズンに向けて大きな体制変更のあったチームは、持てる力を出して戦うことは難しいだろう。ルーキーたちにもかなりアゲインスト(逆風)だ。こうした状況ではやはり、ペンスキー、チップ・ガナッシ、アンドレッティといったビッグチームが有利になる。

 なお、インディカーは2015年から採用していた最終戦でのダブルポイント制を2020年シーズンでは採用しない。年間レース数が減ったので、ダブルポイントは最終戦の重みを上げすぎてしまうからだ。ただし、別格のインディ500はダブルポイントのままで、“500”の重要性は例年以上となる。

 さらにもう1点。“キャンセル”されたセント・ピーターズバーグが、3月26日のインディカーによる発表第2弾では、“日程未定”としてカレンダーの最後にリストアップされた。ストリート戦だけに実現は難しいと思えるが、プロモーターとシリーズが協力してレース開始に向けて奮闘中ということのようだ。

 ここが最終戦として行われることになれば、かなり面白いことになる。2020年シーズンのレース数が13から14になるし、何と言っても空港の滑走路を利用しているレイアウトゆえ、オーバーテイクが頻繁に見られるからだ。ひいては、チャンピオン争い、年間ランキング争いでの逆転が起きる可能性も高くなると思われる。


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