メルセデス・ベンツが、本格オフローダー「Gクラス」の電動バージョンを2024年にローンチ予定であることがわかった。伝統のスクエアなフォルムと電動パワートレーンの組み合わせはどのようなクルマに仕上がるのか?
2030年までに新型車のすべてを電気自動車(BEV)にする計画で準備を進めているメルセデス。マーケティング責任者のブリッタ・シーガー氏によれば、「EQE」や「EQS」といったクロスオーバーBEVのラインナップとは別に、Gクラスについても電動化の計画があり、それはハイブリッドやプラグインハイブリッドではなく、バッテリーのみで駆動するBEVになるとのこと。時代が変わろうとも、力強いスタイリングや内に秘めた悪路走破性、耐久性など「G」ならではの魅力を求めるユーザーのニーズへ今後も応えていく構えだ。
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電動Gの位置付けが、「EQG」として独立のモデルとなるのか、あるいは既存Gクラスの追加グレードとなるのかは現時点では不明だが、シーガー氏によればニューモデルはGクラスの「グレートストーリー」を受け継ぐ存在になるとのこと。この点から本格的なAWDシステムとあり余るパワーを備えた電動SUVになることが想像できそうだ。
もう一つの注目点は、電動Gのエクステリア。メルセデスがこれまでに発表した「EQC」や「EQA」では、ベースとなる内燃機関モデルのプロポーションはそのままに、開口部を持たないフロントグリルや新意匠のヘッドライトなどでEV化をアピールしてきた。Gの場合はデザイン自体がアイコニックゆえ、電動化にあたりどのようなアレンジが施されるのか楽しみだ。
早ければ本年9月にもコンセプトモデルがお披露目といわれる電動Gクラス。日本では感度の高い層の愛車として根強い人気があるだけに、今後の動向に注目していきたいところだ。
※写真は、現行Gクラス。
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みんなのコメント
どうなんだろう
今後AMGはどうなるんだろう
これで長距離しんどいもん