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トヨタ、GRヤリス&GRカローラを最新仕様にするアップグレード商品を発売 モータースポーツでの知見を反映

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トヨタ、GRヤリス&GRカローラを最新仕様にするアップグレード商品を発売 モータースポーツでの知見を反映

戦闘力を高めるアップデート

トヨタのガズー・レーシングは、GRヤリスとGRカローラを対象とした新たなアップグレード商品、『GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンス・ソフトウェア・シリーズ』、『GRカローラ・パフォーマンス・アップグレード』を、5月13日より発売した。

【画像】進化を続ける26式GRヤリスと25式後期GRカローラ 全62枚

『GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンス・ソフトウェア・シリーズ』は、車両を制御するソフトウェアの変更によるクルマの走りのパーソナライズで、『ストリート』、『サーキット』、『コンペティション』の3タイプが用意される。

『GRカローラ・パフォーマンス・アップグレード』は、ソフトウェアおよびハードウェアの変更により、2025年2月以前に販売されたGRカローラのエンジンの最大トルクと四輪駆動制御モードを、最新の仕様にアップグレードする。

『モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり』を推進するガズー・レーシングは、各GRモデルの発売後も、レースやラリーなどへの参戦を通じてクルマを鍛え続けており、今回、提供されるソフト&ハードのアップグレードも、そうした活動からのフィードバックとなる。

GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンス・ソフトウェア・シリーズ

『GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンス・ソフトウェア・シリーズ』は、モータースポーツで鍛えられ進化した制御技術をタイムリーにユーザーへと提供する。

これは2024年8月より提供されている『サーキットモード』をさらに進化させたもので、『ストリート』、『サーキット』、『コンペティション』の3タイプが新発売となり、『GRガレージ』での施工後、専用のスマートフォン・アプリから各種設定を行う(一部機能はGRガレージでのみ設定変更可)。

対象はGRヤリスの24・25式およびGRカローラの25式・前/後期となっており、価格は『ストリート』が9万9000円、『サーキット』が17万3800円、『コンペティション』が26万5100円で、『ストリート→サーキット』のアップグレードは8万2500円、『ストリート→コンペティション』は18万2600円、『サーキット→コンペティション』は10万100円となっている。

『ストリート』

『ストリート』は、「いつもの道でスポーティな走りを楽しみたい」ユーザーのために、街乗りでのワクワク感をさらに高める機能が提供される。

従来のサーキットモードでは使用できるエリアが制限されていた『シフトタイミングインジケーター』が公道でも使用可能となるほか、『アクセルレスポンス』、『四輪駆動力配分(追加5パターン)』、『カップリングプレトルク(0~30Nmで5Nm単位で選択)』、『ステアリングアシスト』の設定を自分の好みに変更、調整が可能となる。

『サーキット』

『サーキット』では、『ストリート』の機能に加えて、よりドライビングに集中できるクローズドコースにおいて、より多くのセッティング機能を提供する。

6速MT車では、アクセルを踏んだままのシフトアップが可能となる『フラットシフト』機能を追加、GR-DAT車では、車速制御の変更によりシフト操作時の応答性を高め、サーキット走行により特化したシフト選定を実現した。

また、ターボラグを軽減する『アンチラグ』機能では、アクセルオフ時の過給圧引き上げを、サーキットモードにはなかった『強+』を追加し、『無/弱/中/強/強+』の5段階設定とした。

『シフトタイミングインジケーター』は、クローズドコースでの使用時において、『ストリート』よりも細かくシフトアップタイミングの設定が可能となっている。

そのほか、クローズドコースでのみ使用可能な機能として、『クーリングファン風量MAX』、『アイドルアップ』、『スピードリミッター引き上げ』も提供される。

『コンペティション』

『コンペティション』は、競技での使用を目的として、『サーキット』よりもさらに特別な設定を可能としている。

GR-DAT車のシフト操作時の応答性がさらに高められたほか、従来ではパドル操作が必要だった1速へのシフトダウンも自動で積極的に行う制御が採り入れられた。

『四輪駆動動力配分』は、前後配分比70:30から30:70の範囲で1%単位で、そしてカップリングトルクは0~299Nm間で1Nm単位での設定でき、好みやコース戦略に合わせてより細かなセッティングを可能とした。

『ステアリングアシスト』もGRヤリスでは通常の『ノーマル/エコ』よりも軽くなる設定2段階、『スポーツ』よりも重くなる設定、そして『ノーマル/エコ』と『スポーツ』の中間3段階を追加し、オリジナルも含めて8段階のステアリングの手応えをソフトウェア制御で実現、『ノーマル/エコ』と『スポーツ』に対し、重さの割り当てを合計6種類の組み合わせから選択、オリジナルから変更できる。

GRカローラでは重さ3段階を組み合わせた3種類の組み合わせより選択できる仕様とした。

また、『競技用4WD設定』は、『GR-FOUR』四輪制御モードセレクトの『グラベル』と『トラック』での四輪駆動力配分やカップリングプレトルクなどの設定値が変更される。

『グラベル』では車体の安定性を重視した『リア寄り/カップリングプレトルク強め』に、『トラック』では旋回性を重視した『ややフロント寄り/カップリングプレトルク弱め』に設定されるほか、4WDシステムのカップリング油温の保護制御など、スポーツ走行前提のパフォーマンス重視の設定に変更される。

なお、『コンペティション』は』競技での使用を前提としているため、導入後は車両の四輪駆動システムに関わる故障・不具合はメーカー保証の対象外となる。

GRカローラ・パフォーマンス・アップグレード

『GRカローラ・パフォーマンス・アップグレード』は、ソフトウェアの変更とハードウェア(ブレーキダクトとNACAダクト付きアンダーカバー)の追加から構成される商品で、GRカローラの22式、モリゾウエディション(2022年12月発売)、23式が対象となっている。

主たる特徴は、ソフトウェアの変更により、G16E-GTSエンジンの最大トルクを従来モデルの370Nm(37.2kg-m)から最新の25式と同様の400Nm(40.8kg-m)へと向上、特にコーナー立ち上がりの加速で必要となる中速域でのトルクアップを実現する。

また、『GR-FOUR』の四輪制御モードもアップグレードされ、『フロント(前60:後40)』、『リア(前30:後70)』、『トラック(前50:後50)』の3モードが、『ノーマル(前60:後40)』、『グラベル(前50:後50)』、『トラック(前60~30:後40~70可変)』となり、あわせて4WDモードセレクトスイッチも新たな表記の物に交換される。

価格は、車両の年式・オプション仕様などによって異なり、7万4580円から16万6232円となっている。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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