【中国】日産「新型“カクカク”モデル」初公開！ 史上初の“400馬力越え”「パワトレ」採用の「フロンティア プロ」！ 旧車デザイン＆赤い「NISSAN」エンブレム採用の「新モデル」登場

■旧車デザインのPHEVモデル

　日産は2025年4月23日、中国・上海で開幕した上海モーターショーにおいて、同社初となるプラグインハイブリッドピックアップトラック「Frontier Pro（フロンティア プロ）」を世界初公開しました。

　本モデルは、日産が中国市場向けに展開する9車種の新エネルギー車（NEV）のうちの1台として、2025年末の市販化を予定しています。

　新型フロンティア プロの開発は鄭州日産との共同で進められ、中国市場におけるピックアップトラックの需要とNEV技術の融合を目指して開発されています。

　5人乗りダブルキャブ仕様で、日常的な市街地走行からアウトドアまで、多目的に活躍できる性能が特徴です。

　フロンティア プロのデザインテーマは“Rugged Tech（逞しくかつ先進的）”。フロントフェイスには1980年代の日産「D21型ハードボディ」ピックアップを想起させる3連エアインテークモチーフが取り入れられ、現代的なLEDシグネチャーと融合しています。

　18インチアルミホイールと265／65R18タイヤを全車に標準装備し、力強いスタンスを実現しています。

　ボディサイズは全長5520mm×全幅1980mm×全高1870mm、ホイールベースは3200mmと、ゆとりあるキャビンと積載スペースを両立したミッドフルサイズ設計となっています。

　パワートレインには、1.5リッター直列4気筒ターボエンジンと、トランスミッションに内蔵された高出力モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用。

　システム全体で最高出力300kW（407馬力）超、最大トルク800N・mを発生し、優れた加速性能と高効率を両立しています。EV走行時の航続距離は最大135kmを目標としており、日常の通勤や都市内移動の多くを電動でまかなうことが可能です。

　走行性能では、5リンク式リアサスペンションを採用し、オフロードでの安定性と乗り心地を両立。さらに、トルク配分を前後自動制御する「インテリジェントAWD」や、電動メカニカルリアデフロックも搭載されています。ドライブモードは「ハイブリッド」「ピュアEV」「パフォーマンス」「スノー」の4種類が用意されており、走行状況や好みに応じて切り替えが可能です。

　インテリアも先進装備が充実しており、10インチのフルLCDメーターと14.6インチの大型インフォテインメントスクリーンを搭載。パノラマルーフやフロントシートのヒーター／ベンチレーション／マッサージ機能など、快適性を追求した装備も満載です。

　さらに、V2L（Vehicle-to-Load）機能を備えており、最大6kWの出力で車外への電源供給が可能です。キャンプや災害時など、非常時の電源手段としても活用できます。

　フロンティア プロは、日産の電動化戦略の一環として、NEV市場で圧倒的な存在感を持つ中国市場を主戦場に展開されますが、将来的な海外輸出も視野に入れており、グローバルな電動ピックアップの新たな選択肢として注目を集めています。

Comments

[yas********]

なぜ外部充電出来るEP車を造らないのか？

[sor********]

まだやってらw
日産のクルマの話題は鮮度が落ちるのが速い。

何故だと思う？
｢こういう人に向いている｣という他人任せ、
｢こうすれば売れる｣という周りを見てから
言ったところでとっくにブームは終わってるの。
それにこれって東風汽車のクルマだから
Vモーション顔にならなかったんだよね。

もはや今の日産車ネタはリバイバルプランなどの
痛みを全く見ようとせず昔の夢から40年以上も
覚めないお爺ちゃんと、クルマ自体何も知らない
投資家が電気自動車をやればテスラみたいに
なれると思い込んでいる幻覚とを組み合わせた
まさに地獄絵図だ。