発売からわずか1年で、日本市場に確かな存在感を築いたフォルクスワーゲン「ID. Buzz」。その節目を飾る初の限定車「ID. Buzz 1st Anniversary Edition」が登場した。70台だけに与えられた専用ツートーンカラーは、往年のワーゲンバスへのオマージュと、EV時代の新たなアイコンを象徴する特別な1台だ。
ID. Buzzは、2025年6月の日本導入以来、その個性的なデザインと実用性で高い人気を獲得しているモデルだ。2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤーでは「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」と「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」の2冠を達成。さらに、各地で開催されたブランドイベントや東京オートサロン2026でも大きな注目を集め、フォルクスワーゲンのEV戦略を象徴する存在となっている。
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今回設定された「ID. Buzz 1st Anniversary Edition」の最大の特徴は、クラシックなワーゲンバスを思わせる専用ツートーンカラーだ。ボディカラーには「キャンディホワイト/ミディアムブルーメタリック」を採用し、レトロな雰囲気と未来的なEVデザインを融合。ID. Buzzの個性をさらに際立たせている。
VW Type2。ラインアップは標準ホイールベースの「Pro 1st Anniversary Edition」と、3列シート仕様の「Pro Long Wheelbase 1st Anniversary Edition」の2モデルを用意する。
「Pro」には、通常はロングホイールベース車に装着される20インチアルミホイール「Stockton」を標準装備。クラシックフォルクスワーゲンのユーティリティ感を現代的に再解釈したデザインが足元を引き締める。一方、「Pro Long Wheelbase」には、明るいカラーのマイクロフリースシートを採用し、室内の上質感と快適性を高めた。
「Pro Long Wheelbase」には明るい色調のマイクロフリースシートを採用し、上質感を高めた。価格は「ID. Buzz Pro 1st Anniversary Edition」が979万7000円、「ID. Buzz Pro Long Wheelbase 1st Anniversary Edition」が1052万8000円(税込)。
EV市場が拡大する中、ID. Buzzは単なる電動ミニバンではなく、ブランドの歴史と未来を結ぶ象徴的モデルとなった。今回の70台限定車は、その魅力を凝縮した特別な1台であり、フォルクスワーゲンのeモビリティ戦略をさらに加速させる存在となりそうだ。
編集部よりSUV全盛の時代にあって、ID. Buzzは“移動を楽しむクルマ”という原点を思い出させてくれる存在だ。Type 2のDNAを受け継ぎながらEVとして生まれ変わったその姿は、単なる懐古趣味ではない。限定70台という希少性も含め、日本市場におけるID. Buzz人気を象徴するアニバーサリーモデルといえるだろう。アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)Photo:フォルクスワーゲン ジャパン
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まだ公道で走行しているところを一度も見たことが無い