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【10年ひと昔の国産車 26】ホンダ ストリームはミニバンとは思えない質の高い乗り味を実現していた

「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前の国産車は環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は「ホンダ ストリーム」だ。

ホンダ ストリーム(2009年:2代目マイナーチェンジ)
2006年7月に登場した2代目ストリームが、3年目でマイナーチェンジを受けた。今回はエンジンの変更はない。もともとi-VTECは1.8Lでも低速域がトルクフルで5速ATとの組み合わせは軽快だし、2Lはフラットな特性で高回転域のパンチもあり、CVTとの相性も上々だった。

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というわけで、改良は足まわりのリファインが中心だ。具体的にはリアサスのアーム取り付け部を強化した。これにより荷重による変位を抑え、よりスムーズに動くようにしている。併せてバネレートやダンピングも微調整された。とくに標準のXは硬さを指摘する声があったので、乗り心地を重視したという。

そのXに試乗してみたが、乗り心地志向と言っても単純にソフトになったわけではなかった。初期型が持っていたシャキッと締まったストリームの個性を残しながら、突き上げの角を丸めた質の高い乗り味になっている。だから路面の凹凸に乗った時など鋭い入力が入ると、それなりにコツンとは来る。だが平滑な路面ではいたってフラットでスムーズ。ダンピングが強すぎて揺すられるような挙動は完全になくなった。

スポーツ系のRSZは、この辺の割り切りがはっきりしていて若干ダンピングの強さを意識させる。タイヤが17インチであることも大きいのだろう。それでも改良の効果はしっかり出ており、ザラついた感触が格段に減った。スポーツを意識するユーザーには十分許せる乗り心地と言っていいだろう。

エクステリアでは、グリルデザインが変わり、バンパーを囲むエッジが付けられた。リアもコンビランプやバンパーが新形状となるなど全体に精悍さを増した印象だ。

インテリアではXのシート表皮や内装色が変わり、全車に大型センターコンソールボックスが設けられた程度でデザイン的な変更はほとんどないものの、スポーツ系は新形状の本革ステアリングとシフトノブが採用されるなど、ここでもスポーティな演出を強めている。

2代目ストリームの魅力は、ミニバンの機能を備えながら、低全高&低重心と締まった足まわりで、スポーツワゴン的な走りを楽しめるところにある。マイナーチェンジで、それを薄めることなく、快適性をさらに引き上げている。

そして今回、RSTと呼ばれる2列5人乗り仕様が加わった。これの2Lモデルにも試乗してみたが、軽量でサスペンションも専用チューンのRSTは、ハンドリングがさらに軽快だ。やはりリアエンドのマイナス20kg(スペアタイヤも廃止)は効果が大きく、攻め込んでもお尻を振り回す感覚が皆無で、つまりノーズがスッと素直に入る。RSTはサードシートを廃することで、もうひとつの魅力である「走り」を究極的に高めたモデルだ。

もちろん、ラゲッジルームは十分な奥行きがありワゴンとして十分に使える上に、アンダーフロアボックスも大きく、フタを外すと長尺モノを立てて積めるような新しい使い方もできる。トノカバーがないのが唯一残念だが、RSTはこれまでファミリー中心だったストリームの人気を、若い層やスポーツ心を失わないミドルエイジにまで広げる可能性を秘めた新グレードだ。

■ストリーム 2.0RST 主要諸元
●全長×全幅×全高:4570×1695×1545mm
●ホイールベース:2740mm
●車両重量:1400kg
●エンジン種類:直4 SOHC
●排気量:1997cc
●最高出力:110kW<150ps>/6200rpm
●最大トルク:190Nm<19.4kgm>/4200rpm
●トランスミッション:CVT(7速マニュアルモード付き)
●駆動方式:横置きFF
●10・15モード燃費:14.6km/L
●タイヤ:205/55R1
●当時の車両価格<税込み>:250万円

[ アルバム : ホンダ ストリーム はオリジナルサイトでご覧ください ]

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