現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > “このまま市販化”に現実味!? 映像で見えたトヨタ次期型「カローラ」とみられる車両のシルエットとコンセプトモデルとの共通点とは

ここから本文です

“このまま市販化”に現実味!? 映像で見えたトヨタ次期型「カローラ」とみられる車両のシルエットとコンセプトモデルとの共通点とは

掲載 更新 59
“このまま市販化”に現実味!? 映像で見えたトヨタ次期型「カローラ」とみられる車両のシルエットとコンセプトモデルとの共通点とは

ぼかし越しでもわかる“低く長いシルエット”

 トヨタの次期型「カローラ」を巡り、海外の自動車メディアが相次いで取り上げている写真と映像があります。そのきっかけとなったのが、2026年7月19日に放送されたNHKスペシャルです。

【画像】超カッコいい! 国内外で話題沸騰中のトヨタ「カローラコンセプト」を写真で見る(30枚以上)

 同番組は、トヨタが進める次世代「カローラ」の開発プロジェクトに長期密着したもの。通常は外部へ公開されない開発会議や試作検討の現場、役員らが商品の販売を決める最重要会議にもカメラが入りました。

 番組では、ガソリン車からハイブリッド車、BEV(電気自動車)まで幅広く対応するプラットフォームを並行して開発しながら、車両全体の開発期間を短縮しようとする取り組みも紹介されています。

 注目されたのは、トヨタのスタッフが将来の商品について説明を受けている場面です。スクリーンには複数の車両が表示されていましたが、車体全体にぼかし処理が施され、具体的なデザインを判別できない状態でした。

 それでも、そこに映った1台は低く長いプロポーションを備えており、「ジャパンモビリティショー2025」で世界初公開された「カローラコンセプト」を思わせる姿だったのです。

 海外メディアは、この車両を次期型「カローラ」とみられるモデルとして紹介。ぼかされた映像からも、コンセプトモデルと共通するウェッジシェイプや、低く伸びやかな車体が確認できると分析しています。

 特に似ているのが、クルマ全体の基本的なプロポーションです。

「カローラコンセプト」は、低く抑えられたノーズからルーフ、リアへとつながる流麗なラインを特徴としています。一般的な3ボックス型セダンというより、4ドアクーペやファストバックに近いスタイルです。

 映像内の車両も、フロントオーバーハングが短く、キャビンから後方へ向かってルーフがなだらかに下降し、車体後端まで伸びているように見えます。

 さらに注目したいのが、フロントドアまわりの造形です。コンセプトモデルでは、サイドミラー後方のガラスエリアが下方へ斜めに切れ込んでいます。この造形によってキャビン前端にくぼみが生まれ、ボディをより低く長く見せています。

 番組に映った車両にも、同じ位置に似た形状が確認できると海外メディアは分析しています。

 ドア下部にも共通点があります。「カローラコンセプト」は、ボディ側面の下側に鋭くえぐられた面を設け、そのラインが後方で三角形を描くように収束するデザインを採用していました。

 映像内の車両にも、ドア下部からリアへ向かって伸びる角張ったラインが見えます。海外メディアは、このサイドパネルの処理がコンセプトモデルから引き継がれている可能性を指摘しています。

 細長いリアランプらしき形状も共通しているように見えますが、映像は不鮮明。ライトの具体的なデザインや、コンセプトモデルに設けられていたガラスルーフなどが市販型に採用されるかどうかは現時点では不明です。

コンセプトモデルの“ワイド&ロー”は市販型にも残る?

 そんな、ぼかされた映像から読み取れる共通点の多くが、ライトやホイールといったディテールではなく、車体のプロポーションやキャビン形状である点は見逃せません。

 コンセプトカーが市販化される際には、大径ホイールや鋭すぎるボディエッジ、特殊なドア構造などが現実的な仕様へ変更されるケースが一般的です。

 一方、ノーズの高さやルーフライン、キャビンの位置、前後のオーバーハングといった基本プロポーションは、車両のプラットフォームや室内パッケージと密接に関係します。

 映像内の車両は「カローラコンセプト」と同じような低く長い姿を備えており、そのデザインが単なるショーモデル向けの演出ではなく、次期型の基本的な方向性として検討されている可能性があります。

 トヨタは「ジャパンモビリティショー2025」で、道路環境やエネルギー事情が異なる世界各地に向け、BEV、プラグインハイブリッド、ハイブリッド、内燃機関など複数の動力源を用意する考えを示していました。

 番組で紹介された開発計画でも、ガソリン車からハイブリッド車、BEVまでに対応するプラットフォームの並行開発が進められています。ただし、地域やパワートレインによってボディ形状やフロントデザインが変わる可能性はあります。

 そのため、今回映った車両が世界共通の次期型「カローラ」そのものとは限りません。それでも、コンセプトモデルが示した低く流麗な基本プロポーションが、量産車の開発にも反映されている可能性は高まったといえそうです。

 そして「カローラ」は、世界各地でセダン、ハッチバック、ツーリングなどを展開してきた世界戦略車です。次期型でも単一の仕様を全世界へ投入するのではなく、地域ごとのニーズに合わせた複数のバリエーションが用意されると考える方が自然でしょう。

 番組で映った車両についても、一般的なトランクを持つセダンなのか、リアガラスごと開くファストバックなのかは不明です。

 後方へ長く伸びたルーフラインは、従来のセダンよりハッチバックに近い実用性を獲得していることを想像させますが、現時点でボディ構造を判断できる材料はありません。

 2026年秋、初代モデルの登場から60周年を迎える「カローラ」。2025年に披露されたコンセプトモデルは、長年親しまれてきた“大衆車”のイメージを覆す大胆なデザインに対し、市販化を望む声やセダンへの関心を示す反応も見られました。

 番組の映像だけで、市販型がコンセプトモデルと同じ姿になると結論づけることはできません。それでも、低いノーズ、斜めに切れ込むサイドウインドウ、特徴的なドア下部の面構成、後方へ伸びるルーフラインなど、コンセプトモデルとの複数の共通点を読み取ることができます。

 細部は量産車として現実的なデザインとなるにしても、「カローラコンセプト」が示したワイド&ローの基本プロポーションは、市販型にも色濃く残されるかもしれません。(VAGUE編集部)

文:VAGUE VAGUE編集部
【キャンペーン】8月の毎週金・土・日はガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

もう欠点なし!? 300馬力超えでしかも欧州車級の乗り味!! バカ売れの「RAV4」本当の実力は?
もう欠点なし!? 300馬力超えでしかも欧州車級の乗り味!! バカ売れの「RAV4」本当の実力は?
ベストカーWeb
日産「新型エルグランド」最上級モデル「VIP」が好調 販売店に寄せられたユーザーの反響は
日産「新型エルグランド」最上級モデル「VIP」が好調 販売店に寄せられたユーザーの反響は
くるまのニュース
「アルファード超え」マジであるかも!? 16年ぶり新型エルグランドの完成度が高すぎる4つの理由
「アルファード超え」マジであるかも!? 16年ぶり新型エルグランドの完成度が高すぎる4つの理由
ベストカーWeb
まさかハイゼットデッキバンまで入ってくる!? 自動車評論家が本気で惚れ込む「現行最推しカー」をイッキ見!
まさかハイゼットデッキバンまで入ってくる!? 自動車評論家が本気で惚れ込む「現行最推しカー」をイッキ見!
ベストカーWeb
新車のタンドラを残クレで買える日が来るとは!! 北米トヨタの巨大モデルがいいぞ
新車のタンドラを残クレで買える日が来るとは!! 北米トヨタの巨大モデルがいいぞ
ベストカーWeb
エンジン音とロードノイズを同時に消す!? 新型エルグランドが採用した世界初の静音技術とは?
エンジン音とロードノイズを同時に消す!? 新型エルグランドが採用した世界初の静音技術とは?
ベストカーWeb
乗ったら“別モノ級”に進化! 航続734kmのトヨタ新型BEV「bZ4Xツーリング」の実力がスゴい
乗ったら“別モノ級”に進化! 航続734kmのトヨタ新型BEV「bZ4Xツーリング」の実力がスゴい
ベストカーWeb
ヤリスに月2万円台から乗れる! 35歳以下限定、KINTOの中古車サブスク「U35おてごろプラン」復活
ヤリスに月2万円台から乗れる! 35歳以下限定、KINTOの中古車サブスク「U35おてごろプラン」復活
くるくら
N-BOXそっくり!? BYD初の新型・軽EV「ラッコ」が日本上陸! 320km走れて214万5000円から
N-BOXそっくり!? BYD初の新型・軽EV「ラッコ」が日本上陸! 320km走れて214万5000円から
くるくら
「買い物で卵が割れる(笑)」乗り心地に耐えかねてアゲ系へ舵を切ったRAV4
「買い物で卵が割れる(笑)」乗り心地に耐えかねてアゲ系へ舵を切ったRAV4
Auto Messe Web
プロが自腹で買った日産「新型エルグランド」実力は? 1000km走ってわかった“感動”と“意外な弱点”
プロが自腹で買った日産「新型エルグランド」実力は? 1000km走ってわかった“感動”と“意外な弱点”
くるまのニュース
タントのエンジンがかからない!バッテリー上がり・セルモーターなど原因の切り分けと修理費用
タントのエンジンがかからない!バッテリー上がり・セルモーターなど原因の切り分けと修理費用
グーネット
150万DLでも終了へ…パイオニア「COCCHi」が約3年で幕を閉じる本当の背景
150万DLでも終了へ…パイオニア「COCCHi」が約3年で幕を閉じる本当の背景
レスポンス
リセール率は驚愕の95%!? 早期手放しでも大満足だったカローラクロスGRスポーツの魅力と買取結果!
リセール率は驚愕の95%!? 早期手放しでも大満足だったカローラクロスGRスポーツの魅力と買取結果!
ベストカーWeb
往年のVR-4の名前が!!!!! 三菱新型ASX VR-eの全貌判明!! 日本にも欲しいサイズ
往年のVR-4の名前が!!!!! 三菱新型ASX VR-eの全貌判明!! 日本にも欲しいサイズ
ベストカーWeb
新型エルグランドのすべて《ライバル比較 vs アルファード/ヴェルファイア》
新型エルグランドのすべて《ライバル比較 vs アルファード/ヴェルファイア》
グーネット
424万8200円は高すぎる!? 日産新型キックス「G e-4ORCE」の豪華装備を検証
424万8200円は高すぎる!? 日産新型キックス「G e-4ORCE」の豪華装備を検証
ベストカーWeb
「まさにジャストサイズ!」と誰もが納得!? 日本の道路環境にベストマッチな新型ランクルFJの実力を徹底試乗で丸裸!
「まさにジャストサイズ!」と誰もが納得!? 日本の道路環境にベストマッチな新型ランクルFJの実力を徹底試乗で丸裸!
ベストカーWeb

みんなのコメント

59件
  • mun********
    いったいおいくらになるのだろう。
    かつて「いつかはクラウン」という流行語があったが、「いつかはカローラ」になったりして。
  • y
    トヨタ会館にも
    同じようなモノが置いてあります
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

202 . 9万円 251 . 8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

42 . 7万円 450 . 0万円

中古車を検索
トヨタ カローラの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

202 . 9万円 251 . 8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

42 . 7万円 450 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村