現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > クロスカントリーラリーがFIA世界選手権化。開幕ラウンドは2022年ダカールラリー

ここから本文です

クロスカントリーラリーがFIA世界選手権化。開幕ラウンドは2022年ダカールラリー

掲載 2
クロスカントリーラリーがFIA世界選手権化。開幕ラウンドは2022年ダカールラリー

 ダカールラリーを礎石としたクロスカントリーラリーのFIA世界選手権化が決定し、同イベントの主催団体であるアモリ・​スポル・オルガニザシオン(A.S.O.)がグローバルプロモーターに任命された。

 FIA格式で行われるクロスカントリーラリーの世界選手権化は、WMSC世界モータースポーツ評議会のメンバーによる電子投票を経て先週17日にアナウンスされた。また、この新しいワールドチャンピオンシップは、今後5年間にわたって選手権の独占的なプロモーターとなるA.S.O.との合意にともない、2022年からスタートすることが決まっている。

ダカールラリー、2022年のルート発表。3度目のサウジアラビア大会は1月2~14日開催

 来年1月にサウジアラビアで開催される2022年のダカールラリーはそのオープニングラウンドとなり、壮大なスケールで争われるクロスカントリーラリーの新しい時代を切り開き、この分野のさらなる発展を支える象徴的なイベントとなる。

 新たな合意の一環としてFIA国際自動車連盟とA.S.O.によってスポーティングレギュレーション、およびテクニカルレギュレーションの両規則が調整され、包括されるすべてのイベントにおいて競技者の一貫性が確保されることとなった。
 
 また、FIAは気候変動対策、技術革新、持続可能な活動を支援するための環境戦略に沿って、分野内の新たな代替技術と実験技術に関する技術規制を策定した。これは世界でもっとも過酷な環境下で争われるコンペティションにおいて、究極の挑戦となるものと考えられる。

 2022年に開始されるシリーズのカレンダーは今年後半に発表される見通しで、ラウンド数はダカールを含む最大5戦となることが予想されている。このシリーズでは改造クロスカントリーカー規定のグループT1をはじめ、T2、T3、T4車両が引き続き参加可能。T5プロトタイプ・トラックについても2022年に新しいFIA規則が公開され、すべての車両カテゴリーが世界選手権に参加できるようになる。

 ワールドチャンピオンのタイトルは総合優勝を果たしたドライバーとコドライバー、マニュファクチャラーに授与される。その他のカテゴリーでは新しいFIAチャンピオンシップのタイトルが与えられ、T4とT5にはマニュファクチャラータイトルも用意される予定だ。

 クロスカントリーラリーがFIAの7つめの世界選手権に加わったことを受け、同組織の会長を務めるジャン・トッド氏は次のように語っている。

「有名なダカールをふくむカレンダーで構成される、FIAのクロスカントリーラリー世界選手権のプロモーターとなるA.S.O.との長く実りのある議論の結果をうれしく思う」

関連タグ

こんな記事も読まれています

新型ヴェゼルがビッグマイナー! 新グレードも!
新型ヴェゼルがビッグマイナー! 新グレードも!
グーネット
やっぱりダイハツ不正の影響は大きい! 2023年度の新車販売台数ランキング「盤石のクルマ」と「急落したクルマ」
やっぱりダイハツ不正の影響は大きい! 2023年度の新車販売台数ランキング「盤石のクルマ」と「急落したクルマ」
WEB CARTOP
レッドブルF1、注目集まる2025年ドライバーラインアップ決定は”シーズン終盤”に「我々は今のペアで満足」
レッドブルF1、注目集まる2025年ドライバーラインアップ決定は”シーズン終盤”に「我々は今のペアで満足」
motorsport.com 日本版
ダイハツの「軽バン」は何に使える? 「車中泊好き」オジサンにピッタリ!? フラットフロアできる「アトレー」とは
ダイハツの「軽バン」は何に使える? 「車中泊好き」オジサンにピッタリ!? フラットフロアできる「アトレー」とは
くるまのニュース
最高に便利なアイデア! 大事なギアを保護して、スッキリ収納にも役立つ b/c 「CRUMM CR」【車に積みたいアウトドアアイテム】
最高に便利なアイデア! 大事なギアを保護して、スッキリ収納にも役立つ b/c 「CRUMM CR」【車に積みたいアウトドアアイテム】
月刊自家用車WEB
ロイヤルエンフィールド「INT650」 ブラックアウトされたエンジンを採用したDarkグレードを追加し発売
ロイヤルエンフィールド「INT650」 ブラックアウトされたエンジンを採用したDarkグレードを追加し発売
バイクのニュース
佐藤琢磨が日本人初のインディカーウイナーとして殿堂入り。初優勝の地ロングビーチに記念板が埋め込まれる
佐藤琢磨が日本人初のインディカーウイナーとして殿堂入り。初優勝の地ロングビーチに記念板が埋め込まれる
AUTOSPORT web
【お出かけ情報】GWは“もてぎ”が熱い!!「働くクルマ大集合‼」など家族で一日楽しめるイベントが盛り沢山!
【お出かけ情報】GWは“もてぎ”が熱い!!「働くクルマ大集合‼」など家族で一日楽しめるイベントが盛り沢山!
carview!
ボルボ EX30【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
ボルボ EX30【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
ヤマハ「XSR900」もマルボロ(っぽい)カラーに! ブラックも新色でXSR900 GPと同時発売
ヤマハ「XSR900」もマルボロ(っぽい)カラーに! ブラックも新色でXSR900 GPと同時発売
WEBヤングマシン
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年4月20日時点
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年4月20日時点
カー・アンド・ドライバー
ホンダが「新型SUV」発表!  トヨタ「ハリアー」サイズの「“クーペ”ボディ」採用! 斬新デザインがカッコイイ「e:NS2」中国で予約受付開始へ
ホンダが「新型SUV」発表! トヨタ「ハリアー」サイズの「“クーペ”ボディ」採用! 斬新デザインがカッコイイ「e:NS2」中国で予約受付開始へ
くるまのニュース
ホンダの“原付二種”スポーツネイキッド「CB125R」に2024年モデル登場! 新設計メーターは視認性抜群!! 新色のブルーがさわやかです
ホンダの“原付二種”スポーツネイキッド「CB125R」に2024年モデル登場! 新設計メーターは視認性抜群!! 新色のブルーがさわやかです
VAGUE
「マジでカッコいい!」トヨタの大型SUV「新型フォーランナー」に高評価の声! 超タフな「次期型ハイラックスサーフ」のデザインに寄せられた反響とは
「マジでカッコいい!」トヨタの大型SUV「新型フォーランナー」に高評価の声! 超タフな「次期型ハイラックスサーフ」のデザインに寄せられた反響とは
くるまのニュース
サーキットはもちろん、日常のアシとしても魅力的! 「ヒョンデ・IONIC 5 N」試乗インプレッション
サーキットはもちろん、日常のアシとしても魅力的! 「ヒョンデ・IONIC 5 N」試乗インプレッション
月刊自家用車WEB
スズキ「バーグマンストリート125EX」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
スズキ「バーグマンストリート125EX」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
どうせ乗るなら、悪路に強くてカッコいい車がいい! アウトドアカーの代名詞的な三菱 デリカD:5がベースのキャンパー
どうせ乗るなら、悪路に強くてカッコいい車がいい! アウトドアカーの代名詞的な三菱 デリカD:5がベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
ベストカーWeb

みんなのコメント

2件
  • 創始者のティエリーは世界選手権にするなんてつもりは毛頭ないと以前読んだ記事に書いてあったな
    、来る者を拒まず参加者はみな勇者であり冒険者であれと、プロ・アマ問わずの偉大な草レースを目指していたろうにね
  • 三菱出ないかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村