1995年式スカイラインGT-R Vスペックがアメリカで落札
2025年4月9日、アメリカのオークションサイト「Bring a Trailer」において、1995年式の日産「スカイラインGT-R Vスペック」が出品されました。
【画像】当時は先代に比べて不人気だった! R33型スカイラインGT-Rを写真で見る(30枚)
どのような仕様の個体だったのでしょうか。
スカイラインGT-Rは、1957年に初代が誕生した「スカイライン」シリーズを母体とする高性能モデルです。中でもレースでの使用を視野に開発されたGT-Rは、国内外で多くの勝利を収め、日産を象徴するスポーツカーとして広く知られています。
今回出品されたのは、その中でも1995年式のR33型GT-R Vスペックにあたります。
Vスペックは、通常モデルに比べてレーシング性能を強化した仕様であり、専用のサスペンションやアクティブLSDを備えるなど、スポーツ走行をより意識した仕立てとなっています。
外装は「ミッドナイトパープルパール(LP2)」で仕上げられ、フロントスポイラーやプロジェクタースタイルのヘッドライト、リアウィングなどを備えた印象的なスタイリングとなっています。
ホイールはHFMパーツ製の18インチ鍛造ホイールが装着され、タイヤはヨコハマ・アドバンアペックスが組み合わされています。
制動系にはブレンボ製のベンチレーテッドディスクブレーキが採用されており、足まわりにはHKS製のアフターマーケットコイルオーバーが取り付けられていました。
これらの装備により、スポーツ走行時の安定性と制動力の確保が意識されていることがうかがえます。
インテリアは右ハンドル仕様で、ツートンカラーのグレー布で縁取られたバケットシートがフロントに配置されています。
ケンウッドのCDステレオや自動気候制御、パワーウィンドウといった装備が確認でき、スポーツモデルでありながら一定の快適性も備えています。
最終的な落札額は8万5500ドル(日本円で約1300万円)
インパネには180km/hのスピードメーターと1万rpmまで刻まれたタコメーターが並び、オイル温度やブースト圧、フロントトルクバイアスを表示する補助メーターも備えられています。
エンジンはRB26DETT型の2.6リッター直列6気筒ツインターボで、トラスト製インタークーラーおよびNISMO製リアマフラーが装着されており、吸排気系のチューニングが施されていました。
動力は5速マニュアルトランスミッションとATTESA E-TS PRO全輪駆動システム、アクティブLSDを介して4輪に伝達される構成です。
エンジンルーム内には、タイミングベルトが10万km時点で交換されたことを示すステッカーが貼られており、整備履歴も確認できます。
走行距離は10万1000km(約63kマイル)で、アメリカには2023年に輸入されています。
出品当時はイリノイ州からの提供で、CarVXレポートとアーカンソー州発行のクリーンタイトルが付属していました。外装やエンジンルームの状態も写真や動画から確認でき、年式を考慮すれば良好なコンディションが保たれていたといえそうです。
※ ※ ※
この1995年式「スカイラインGT-R Vスペック(R33型)」は、純正状態を保ちながらも適度に手が加えられた個体でした。
走行距離は進んでいるものの、整備履歴やチューニングパーツの選定から、実用性とコレクション性を兼ね備えた内容と評価できそうです。
最終的な落札額は8万5500ドル(日本円で約1300万円)でした。R33型GT-Rの評価が世界的に高まる中で、この価格はその人気と価値を裏付ける結果となっています。
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みんなのコメント
LMや400Rとは訳が違う。
四駆なのにハイキャス無しのグレードがあるので
それを識別する為の、四駆でハイキャス付き
って意味
ローレルとシャシーが共通だから、などと
訳分かんないバカを口走らないように