6月8日、2025年MotoGP第8戦アラゴンGP MotoGPクラスの決勝レースがスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、ホンダHRCカストロールのジョアン・ミルは7位でフィニッシュした。ルカ・マリーニは鈴鹿8耐のテストで転倒した際に怪我を負い、今大会を欠場している。
朝のウォームアップでは、前後にミディアムタイヤを履いて決勝に向けての確認走行を行った。このセッションでは1分48秒012で16番手となった。
マルク・マルケスが今季4勝目。10年ぶりの全セッショントップで完全制覇/第8戦アラゴンGP
23周で争う決勝レース。気温は26度に留まるものの日差しが強く、路面温度が51度まで上昇してタイヤに厳しいコンディションとなった。
スタートからポジションを維持し、11番手で2周目に入る。ミルは先頭集団ほどではないものの、トップ10を争うに十分なレースペースを発揮。序盤はジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)とバトルを繰り広げ、3周目にオーバーテイクし、トップ10に入る。
前を走るファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)とほとんど同じラップタイムで周回していた。しかし、7周目からクアルタラロのペースが落ちはじめると翌周に素早く追い抜いて9番手に浮上した。中盤はファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)と8周に渡ってバトルを展開する。
上位ライダーの転倒もありつつ、残り9周でディ・ジャンアントニオを攻略し、7番手にポジションを上げる。終盤には20番手グリッドから追い上げてきたマルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)が好ペースで迫るも、後方との差を広げていたミルは1秒以上のギャップを保ち7位でチェッカーを受けた。自身にとってもチームにとっても貴重な9ポイントを持ち帰った。
ホンダ勢においては、ソムキャット・チャントラ(イデミツ・ホンダLCR)が16位となり、ザルコは9周目で転倒しリタイアで終えた。
2024年よりも成績が良いものの、苦戦することが多かったホンダ。ここに来てポテンシャルを発揮し、シングルフィニッシュを成し遂げた。明日9日は、アラゴン公式テストが控えており、今シーズン残り14戦でどこまで改善できるのか、2週間後の第9戦イタリアGPへの機体が高まる。
ジョアン・ミル(決勝:7位)
「ようやくレースをしっかりと完走して、納得のいく結果を得られたよ。7位でこんな気持ちになるのは、これまでなかったと思う!それだけ今までの状況が厳しかったということだし、これが転機になることを本当に願っている。これまで成し遂げてきたこと、そしてここまで辿り着いたことを喜ぶべきだと思う」
「もちろん、まだ取り組むべき課題は残っているけども、月曜日のテストではその助けとなるような新しい発見や改良が得られることを期待している。他のライダーやマシンが、どこで自分たちと差をつけているのかをより深く理解することもできた。そして、自分の持っているすべてを出し切って、ライバルたちと戦えたから、全力を尽くしたという実感があって満足しているよ」
[オートスポーツweb 2025年06月09日]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
【MotoGP】イタリアGP決勝、接触バトルで罰則無しもレース後にマルケスら聴取。バニャイヤは「レースの典型的な事例」
リヤタイヤの状態を見ながらトルクの安定性を確保。レースではPUの水温と油温が限界に近づく場面も:ホンダ/HRC密着
致命的なペナルティに「行き場がなかった」と不満のエストーレ。チームは抗議するも却下/ニュル24時間
2025年は新たな一面を披露する橘香恋「キラキラに輝いている自分をみんなに見せたい」【2025RQインタビューVol.20】
マルク・マルケス、ドゥカティ同士の限界バトル制して11年ぶりイタリア勝利! 小椋がトップ10入り|MotoGPイタリアGP決勝
「過積載絶対やらないで!」警察ブチギレ!? “大迷惑”「重量オーバートラック」を検挙! ドライバーも運送会社も“荷主”も「全員処罰です」 人命軽視の「違法積載」強化取締りへ 茨城
「免停の女」が駐車場で事故して逃走… 「場内は運転したらダメなの?」衝撃発言も! 「免許与えるな」「2度と運転しないで」の声も! ネット騒然の“事件”一体何があった?
ホンダ新型「フィット」まもなく登場!? 3年ぶり顔面刷新で「斬新顔」に? 細スギ「ヘッドライト」がカッコイイ「新モデル」に登場に期待
恐怖!? トヨタ「ランドクルーザー」盗難“未遂”発生! 犯人は「これじゃエンジンかけられない…」 めちゃ“単純対策”で「阻止」できた! 「ナイスディフェンス」事例で警戒を 茨城
280馬力の爆速ワゴンは熱かった! 見た目も走りも超イケてた「マークIIブリッド」はいまこそ復活希望!!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
久しぶりにアグレッシブな走りがTVで見られました。