MotoGP第5戦スペインGP後に腕上がりの症状緩和のために手術を受けたペドロ・アコスタ(KTM)とソムキアット・チャントラ(LCR)。第6戦フランスGPでアコスタは復帰し、チャントラは欠場することとなった。
腕上がり(コンパートメント症候群)はライディングで腕を酷使するライダーに度々発生するもので、血流の増加に伴って筋が膨張した結果、筋区画内部の圧が上昇。その結果患部に力が入らなくなるなどの症状が発生してしまう。そのため、症状緩和のためにライダーたちは手術を受けることが多くなっている。
■小椋藍、2027年にファクトリーからヘッドハントか!? 「関心が寄せられるのは明らか」とトラックハウス代表
アコスタは2024年のMotoGPクラスデビュー以来、彼を悩ませてきたこの症状をついに認め、手術に踏み切ったというわけだ。
「以前あった問題はもっと軽微なものだったんだ」とフランスGPを前にアコスタは語った。
「腕は少し痛んだけど、それだけだった。でもこの直近2戦では、腕が爆発してしまいそうだったんだ。(スペインGP直後の)ヘレステスト中も、腕が裂けそうな感じで、見守るしかなかった」
アコスタは今シーズンは苦しい戦いが続いているが、腕上がりを言い訳にはすべきではないとも語った。
「僕は腕のせいでいくつかポジションを落としてしまったのは確かだけど、この腕上がりの件を言い訳に使うべきじゃない」
「治療を受ける適切なタイミングだったんだ」
腕上がりはより長距離の走行を続けることで表面化してくる傾向がある。ただアコスタはスペインGPの時点では、既に予選の段階から問題になっていたと認めた。
「ヘレスの4周のスティントでもこの問題が発生したという事実で心配になった」とアコスタは語った。
直近2戦でアコスタはともに予選12番手。レースは8位と7位でフィニッシュしているが、どちらとも腕上がりが影響を与えていただろう。影響の数値化は難しいものの、今後アコスタはより好調な週末を取り戻し、パフォーマンスを発揮し始めているテック3・KTMのマーベリック・ビニャーレスに対抗していく必要があるだろう。
なおスペインGPでは新人のチャントラが腕上がりの問題を抱えた結果、決勝レースを途中リタイア。アコスタと同様に手術を受けることとなった。
チャントラもフランスGPでの復帰を見込んでいたが、回復が十分ではないという診察結果を受けたことで、フランスGPは欠場を決めた。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「放送をスクランブル化すれば良い」の声も! 各地でNHKの「カーナビ受信料未払」問題多発…なぜ? パトカーや消防車は対象外にするべき? いま何が起きているのか
「安易な登山」は本当に自己責任なのか? 「救助費用は全額自己負担」は正論? “自己責任論”の裏に潜む国家の資源選別問題とは
青信号になっても動かないクルマに「プッ!」催促してはダメ? 法的にはどうなの「そもそもトラブルの元」
アルファードの中古車相場が下落中!! リセール最強神話崩壊の原因が納得過ぎる
【CG】日産「新型エルグランド」まもなく公開! 15年ぶり全面刷新で「ツブツブ顔」に!? 高性能ハイブリッド搭載の「アルファード対抗馬」予想CGをデザイナーが作成
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?