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【MotoGP】バスティアニーニ、KTMのマシンへの適応は「3~4戦で戦闘力発揮できる」と見込む

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【MotoGP】バスティアニーニ、KTMのマシンへの適応は「3~4戦で戦闘力発揮できる」と見込む

 KTM陣営のテック3へ移籍し、5年目のMotoGPに臨むエネア・バスティアニーニは、3~4戦をこなした頃には競争力が発揮できるようになると考えている。

 バスティアニーニは最高峰クラスデビュー以来ドゥカティのマシンに乗ってきた。今年はKTM・RC16へ乗り換えることになるため、新たな環境・バイクに適応するという新たな課題に直面している。

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 バスティアニーニは昨年11月に行なわれたバルセロナテストで初めてKTMのバイクに乗ったが、既に心強い兆候を感じている様子だった。

「4年間同じバイクに乗ってきたから、新しいバイクを試すのがとても楽しみだったんだ。そして(KTMに)乗ってみて、そのポテンシャルに気がつくことができた」

 バスティアニーニはKTMの今季のローンチイベントでそう語った。

 ポテンシャルを感じている様子のバスティアニーニではあるが、KTMでのリヤタイヤの扱いなど、まだ取り組むべきモノも残っているという。

 MotoGPは2月5日から始まったセパンテストと、タイでのテストを合わせて開幕前に5日間の走行機会がある。バスティアニーニはこのテストだけで適応を終えるとは言わず、開幕後3~4戦を経て戦闘力を発揮できるようになるだろうと語った。

「経験を積んで、バイクのことやチームがどういう風に取り組むのかを理解していくためにも最初は落ち着いていかないとね。そういう点はチーム毎に異なってくるんだ。だけどやる気は十分あるし、3~4戦目以降には競争力を発揮して行けるようになると思っている」

「3~4戦という理由だけど、チャンピオンシップにおいてできるだけベストを尽くしたいと思っているからだ。ある程度の結果を得るために自分に時間を与えることは大事だけれど、トップに立つのに最終戦まで待つようなことは望んでいない。すぐにそこにたどり着きたいんだ」

 バスティアニーニはそう語った。ただ、チャレンジの大変さを軽く見積もっている訳では無いと彼は付け加えた。

「もちろん大変なことだ。適応してこのバイクのダイナミズムを理解するために少し時間は必要だろう。だけどこのバイクにはポテンシャルがあるし、ここで走れてハッピーだ。KTMとドゥカティは違うメーカーだし、比較はしたくない。僕は再スタートを切りたいと思っている」

「過去の過ちを繰り返さないことが大事だ。この2年間、僕は厳しい時間を過ごしてきたけれど、2025年は違うと思う」

「新しいバイクになるから学ばなくちゃいけない事もあるけれど、より経験を積めば、早く目指す場所にたどり着けるだろう」

「今のところはまだ50周しか走っていないから、目標を具体的に定めることはしたくない。自分のポジションを把握するのだって現実的じゃないんだ。でもポテンシャルはあるから、僕次第だろうね」

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みんなのコメント

1件
  • f********
    チームメイトは逃げ腰のビニャーレス
    ヤマハではクワルタラロから逃げ、アプリリアでは移籍してくるマルティンに尻尾を巻いてKTMに逃げる
    バスティアニーニなら勝てるとでも勘違いしてるのか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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