ゴルフベースのクロスオーバー、2代目へ
2代目となるフォルクスワーゲンの新型『Tロック』の受注が、英国で間もなく開始される。英国価格は3万1620ポンド(約670万円)からとなる。
【画像】VWの人気クロスオーバー、2代目へフルモデルチェンジ!【新型Tロックのエクステリア/インテリアを詳しく見る】 全53枚
Tロックは2017年の発売以来、世界で200万台以上を売り上げている大人気のコンパクトクロスオーバーだ。今回のフルモデルチェンジにより、大胆な外観、最新のインテリア、そして革新的なハイブリッド・パワートレインを獲得した。
新型Tロックは全長4373mmと初代モデルより120mm長く、トヨタC-HR(欧州仕様、2代目)、マツダCX-30、キア・ニロといった競合車種とほぼ同等のサイズとなった。
デザイナーのステファン・ヴァールブルク氏の説明によると、初代モデルよりも明確な個性を持たせ、ゴルフとの差別化を図ったという。
ヴァールブルク氏はAUTOCARに対し、「Tロックは『ライフスタイル志向』という特別なアイデンティティを持っています。クールで、タフで、パワフル、そしてエモーショナルな要素が強い。一方、ゴルフは比較的落ち着いたキャラクターです」と語った。
初代のクーペライクなシルエットを踏襲しつつ、前後にフルワイドのライトバーを配し、新世代のパサートやティグアンと共通のフロントデザインを採用した。さらに、新しいカラースキームとホイールデザイン(最大20インチ)も用意されている。
パワートレインはすべて電動化
パワートレインとしては、まずマイルドハイブリッドの1.5L 4気筒ターボガソリン『1.5 eTSI』があり、最高出力115psまたは150psの2種類の仕様が用意されている。今後、マイルドハイブリッドの2.0Lガソリンも追加される予定だ。
全車、7速デュアルクラッチ・オートマティック・トランスミッションが搭載される。前輪駆動が標準で、2.0L車は四輪駆動となる。
注目すべきは、年内に導入予定のフルハイブリッド・パワートレインだ。フォルクスワーゲンとしては初導入となる新開発の機構で、トヨタのTHSに類似したものと見られる。ガソリンエンジンと小型電気モーターが連動し、排出ガスの削減と燃費向上を実現する。
このパワートレインの詳細は未公開だが、当初は最高出力135psまたは170psの仕様が投入され、最大トルクは31kg-mに達する見込みだ。
駆動用バッテリーは後部座席下に設置される。エンジン停止状態(EVモード)での航続距離については明言されていないものの、フォルクスワーゲンの関係者はAUTOCARに対し、短距離・低速でのEV走行が可能だと示唆した。
プラグインハイブリッド導入の可能性も
新型Tロックは、フォルクスワーゲン・グループの最新プラットフォーム『MEBエボ』を採用するモデルの中で唯一、プラグインハイブリッド(PHEV)仕様が設定されない。しかし、ブランドCEOのトーマス・シェーファー氏はAUTOCARの取材で、約130kmのEV航続距離を誇るゴルフeハイブリッドのパワートレインを追加導入する可能性があると示唆した。同様に、Tロックのフルハイブリッド・システムも将来的に他モデルへ展開される可能性があるという。
シェーファー氏は、「ゴルフ、パサート、ティグアン、タイロン、そしてTロックと、主要な内燃機関車をすべて刷新しました。最初の4車種にはPHEVまたはマイルドハイブリッドを、今回のTロックにはフルハイブリッドを用意しています。このプラットフォームはあらゆるニーズに対応しており、いつでも導入できます」と語った。
現在の計画では、この新型Tロックがフォルクスワーゲン最後の新型内燃機関車となるが、シェーファー氏は同社のパワートレイン戦略は柔軟であり、今後も追加導入の可能性があるとしている。
「今後発表されるモデルはすべてEVになるのか」との記者の質問に対し、シェーファー氏は次のように答えた。
「現時点では、このTロックが、内燃機関車として新しいプラットフォームを採用する最後の新型車となります。しかし、欧州連合(EU)の動向など、周囲を取り巻く環境は変化しています。2035年に内燃機関は終焉を迎えるのか? その境界線はどこにあるのか? それらは顧客の判断に委ねられています。需要があれば新型車についても検討しますが、現時点では計画はありません」
使い勝手と質感を高めたインテリア
インテリアは、ティグアンやゴルフと同様に、10インチのデジタルインストゥルメント・ディスプレイ、12.9インチのインフォテインメント・タッチスクリーン、ヘッドアップディスプレイを備え、物理スイッチもいくらか配置されている。センターコンソールには新開発のマルチファンクション・デジタルロータリーダイヤルが搭載され、ドライブモードやオーディオ音量、各種設定の変更が可能だ。
デザイナーのヴァールブルク氏は、インテリアの「クオリティと組み立て精度」の向上に注力し、「大きな隙間はなく、すべてがシームレス」だと述べた。
また、直感的な操作にもこだわったという。
「フォルクスワーゲンが考えるもう1つの『クオリティ』とは、デザイン要素を用いて理解しやすくすることです。顧客が目で見ただけで、自動的に理解できるようにしたい」
英国では、『ベース』、『ライフ』、『スタイル』、『Rライン』の4種類のグレードが用意され、各種オプションやパッケージを追加可能だ。
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みんなのコメント
日本ではいくらで売るんだろう?