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カロッツェリアFシリーズが7年半ぶり刷新! 試聴で分かった“最短で効く”高音質化

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カロッツェリアFシリーズが7年半ぶり刷新! 試聴で分かった“最短で効く”高音質化

カロッツェリアの新商品説明会が11月5日に東京都内で開催された。特に注目となったのは同ブランドのエントリークラス・スピーカーである「Fシリーズ」の新作。デモカーに取り付けた状態での試聴も実施され、サウンド面への力の入った説明会となった。

◆5台の試聴車で“体感”を前面に
FシリーズとDSPを聴き比べ
説明会の冒頭で“サウンド面に力を入れる”と宣言したカロッツェリア。その言葉通りに会場には5台の試聴車を用意し、新スピーカーであるFシリーズの搭載車両をはじめ、DSPであるDEQ-2000Aの実力を聴かせるデモカー、さらにはトヨタ用スピーカーを体感できる試聴車など、それぞれにサウンドを聞いて体感できる趣向が凝らされた体感型の興味深い商品説明会となった。

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◆Fシリーズが7年半ぶりフルモデルチェンジ
新商品説明会の目玉となったのは、スピーカーのFシリーズ。昨シーズンはフラッグシップの「Vシリーズ」、ミドルクラスの「Cシリーズ」がモデルチェンジし、その完成度の高さから大きな反響を呼んでいるカロッツェリアのスピーカー。そんな中、エントリークラスであるFシリーズが満を持してモデルチェンジを実施し、なんと7年半ぶりのフルモデルチェンジとあって期待が高まる発表となった。

◆上位技術を惜しみなく投入
ツイーター&ウーファーの要点
エントリークラスとは思えない仕様、素材使いが込められた新しいFシリーズ。上位モデルのV/Cシリーズの技術をフィードバックした点も多く、スペックを見るだけでも期待が持てるスピーカーとなった。

ツイーターは振動板に2.9cmマイカ強化型抄紙ダイヤフラムを採用。紙にマイカを混ぜることでクリアな高域の再生をしつつ、中域の充実も図っている。高域が耳に刺さることもなく、マイルドさをうまく両立させているのもこの素材のおかげだ。また磁気回路に強力な磁束を持つネオジウムマグネットを採用することで小型化にも成功している。

さらに振動板とボイスコイルを点で接触させる頂点駆動方式を採用(上位モデルにも採用される技術)、伝搬ロスを少なくして駆動力を高めた。一方のウーファーには軽くて硬いことが特徴のカーボン含有IMCC振動板を採用、振動板は中央部に大きく角度を付けることで中低域の鳴りの良さも引き出す。トラスバスケットフレームも上位モデル譲りの技術であり、振動の吸収・分散に優れ、背圧の逃げも確保するフレーム形状とした。

◆トヨタ車専用ユニット「TS-H100-TY」
ダッシュ純正位置にトレードイン
もうひとつの新スピーカーとして披露されたのがトヨタ車用スピーカーユニット「TS-H100-TY」。9cmのユニットはトヨタ車が採用するダッシュ上部の上向き純正スペースにトレードイン取り付けできるのが特徴。中央のツイーター部にディフューザーを設置し回転(270度)させることで音の放射方向を変更でき、高域をより効率良くリスナーに届ける設計なのも注目点となった。

◆デジタルミラー型ドラレコ「VREC-MZ300D」も登場
スピーカーはじめとしたサウンド関連パーツに加えて、新しいドライブレコーダーも発表された。新モデルとなったのは「VREC-MZ300D」。ドライブレコーダー市場では20%のシェアを持つというデジタルミラー型を採用。11型の大型画面を備え、前後をフルHDで録画できる高機能を備える。また前後カメラに200万画素のPureCel Plusを採用することで夜でもクリアな映像を残せる。そんな高機能・高性能を備えつつ既存モデルよりも手軽な価格設定としたのも魅力だ。

◆試聴レポート1:スペーシア×Fシリーズ「TS-F1750S」
商品説明を受けた後は早速5台のデモカーが置かれた試聴会場に移動。そこにはそれぞれのテーマを持った試聴車が置かれていた。注目したのは新スピーカーであるFシリーズを取り付けたスズキ『スペーシア』。2ウェイセパレートモデルである「TS-F1750S」を取り付け、ツイーターは専用取り付けキット「UD-K310」でドアミラ裏に美しく、音響的にも最適な位置にビルトイン。さらにサブウーファーに「TS-WX140DA」を用い、ヘッドユニットにはディスプレイオーディオ「DMH-SF900」を採用するシステム。

コクピットに座って音楽再生が始まるとクリア感が際立つサウンドが印象的。スキッとした解像度の高い音が心地良く、目の前の空間が澄み切った感覚になる。中域の厚みやアタック感も含めて元気の良いサウンドなのも特徴。スピーカーをはじめて交換するユーザーにとって、大切な“わかりやすく音が進化”する感覚をストレートに味わえるスピーカーに仕上がっていた。

◆試聴レポート2:プリウス×「TS-H100-TY」+DSP「DEQ-2000A」
次に試聴したのはトヨタ『プリウス』。こちらは新作であるトヨタ専用スピーカー「TS-H100-TY」をダッシュの純正位置に取り付け、プリウス専用取り付けキット「UD-K410」を用いた仕様。さらにDSP「DEQ-2000A」を搭載してサウンド調整を施した。ドアスピーカーの交換が難しいプリウスなので、ダッシュ上スピーカーのグレードアップとDSPを駆使して高音質化するという新しいアプローチが注目の試聴車となった。

DSPにはプリウス用のプリセットデータが用いられているが、聴くとその調整精度の高さがわかる。高い位置でボーカルが定位してクリアで存在感が強い。キラキラした高域の美しさも感じられ、純正ではやや不足しがちな高域の情報量が増し、細かなニュアンスまで表現されていた。

◆試聴レポート3:ランドクルーザー250×「TS-H100-TY」+「DEQ-2000A」
同じく「TS-H100-TY」と「DEQ-2000A」を使いつつ純正ミッドバスと純正サブウーファーを生かした2ウェイ+サブウーファーのマルチシステムとしたのはランドクルーザー250。純正のセンターとリアスピーカーをあえてミュートし、ドライバーに集中した音場を作った。

試聴するとフロントガラス中央部にキリッと定位するサウンドが明瞭で心地良い。サブウーファーは純正時にはややブーミーだったが、DSP調整後はすっきりとタイト。カロッツェリアのスピーカーと純正ユニットを融合させ、DSPでコントロールした新しい提案の試聴車だ。

◆試聴レポート4:シビック×DSP最小構成
変更箇所はDSPだけというミニマムな変更を施したのはシビック。スピーカーはフロント2ウェイを純正のまま利用しつつ、DSP「DEQ-2000A」でサウンド調整(シビック用のメモリーを使用)を実施。調整だけでどこまで音が進化するかを体感できる試聴車となった。

試聴すると、ダッシュセンター上に音像がピタリと定まる。ボーカルがくっきり浮かび上がり、低域から高域までバランス良くまとまったサウンドになった。純正スピーカーでも調整で進化の余地があることを示す好例だ。

◆試聴レポート5:フリード×楽ナビ+ミドルクラス「TS-C1740S」
最後の一台はホンダ『フリード』。こちらは純正状態では取り付けられない2DIN本体を持つ楽ナビ(AVIC-RF722-DC)をフリード用2DIN取り付けキット(KK-H88DE)でフィッティングしたのが見どころ。スピーカーにはミドルクラスの「TS-C1740S」、サブウーファーには「TS-WX400AS」を助手席下に搭載した。

サウンドは音の輪郭の美しさ、ツブ立ちが際立つ高音質。音がフェードアウトしていく際の余韻を繊細な階層で表現し、上質なスピーカーならではの音を味わえた。さすがミドルクラスのスピーカーという印象だ。

このように新しいFシリーズに加えてトヨタ専用スピーカーへの交換という効果、さらにDSPを使うことでサウンドがどれほど向上するかも車両別試聴で体感できた今回の説明会。ベース車両の環境や予算によって取り得る高音質化のアプローチはさまざま。それをケースバイケースに幅広く用意するカロッツェリアなら、自分の望みにフィットするサウンド向上のシステムアップが見つかるはずだ。

文:レスポンス 土田康弘
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みんなのコメント

5件
  • ジェミニタイプR
    最近は純正でも十分いい音になった。昔は自分で簡単に内張り剥がして交換とか、セダンのリヤシートの後ろで簡単に交換とか出来ましたが、今の車はちょっと構造がややこしいのでDIYもやる気がなく、店に頼めば時間と工賃掛かるし、じゃあ純正でいいや、という結論に達する。
  • 地球ネコ
    昨年F1740SⅡを付けたら片側が1年1ヵ月目でコンデンサ液漏れでネットワークが逝った。
    仕方なく自力でコンデンサ交換したら、ちょっと高音が良くなったけど、左右バランスが微妙にズレてるので、もう片方のコンデンサも交換するか悩みます。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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