2020年8月の販売 コロナ禍は続く
text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)
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国内の新車販売は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から一進一退の状況にあるようだ。
2020年8月の登録車の新車販売台数は、前年同月比18.5%減の19万7832台と、11か月連続でのマイナス(日本自動車販売協会連合会まとめ)。
また、8月の軽自動車の国内新車販売台数は、同11.8%減の12万8604台と、11か月連続でのマイナスとなる(全国軽自動車協会連合会まとめ)。
結果として、トータルでの国内新車販売台数は、同16.0%減の32万6436台と11か月連続での前年割れを記録した。
ただし、そのマイナス幅は4月の同28.6%減、5月の同44.9%減、6月の同22.9%減と比べて縮小。
軽自動車において新型車を中心に受注残の解消が進んだ7月(同13.7%減)と比べると悪化しているが、登録車に限っては前月の同20.4%減から着実に改善した。
登録車市場の動向
登録車の8月のブランド別新車販売台数では、新型車の受注が好調なブランドの回復ぶりが目立った。
新型ロッキーの販売が堅調なダイハツが、前年同月比77.3%増(3742台)。工場の生産再開が進んだスズキが、同1.2%増(8219台)とプラスを達成。
また、新型ヤリスや新型ライズのセールスが好調なトヨタは、同9.8%減(9万8615台)。商品改良や車種追加が進むマツダは同5.7%減(1万750台)と、1桁減に回復する。
それ以外のブランドはすべて2桁のマイナスで、ホンダが同28.4%減(1万9160台)、日産が同31.9%減(1万7094台)、スバルが同41.8%減(4755台)、レクサスが同45.1%減(2523台)、三菱自が同49.2%減(1548台)と苦戦が続いた。
「客足は徐々に回復」の声も
一方、軽自動車の8月のブランド別新車販売台数では、生産ラインの回復が進んで前年同月比8.4%増(4万1443台)を成し遂げたスズキが、2か月ぶりのシェアトップにつく。
前月首位のダイハツは、新型クロスオーバーモデルのタフトの販売が好調だったものの、それ以外の多くのモデルは台数を落とし、同19.4%減(3万8413台)で第2位に陥落する。
また、ホンダは同21.1%減(2万4156台)、日産は同18.1%減(1万3634台)、三菱自は同42.8%減(2701台)と2桁減に落ち込んだ。
OEM供給を受けるブランドでは、トヨタが同8.8%増(3334台)、マツダが同7.0%増(3231台)とプラスを記録したが、スバルは同12.3%減(1678台)と前年割れが続いた。
今後の市況について業界団体の関係者は、「新型コロナウイルスの影響は続いているが、販売店への客足は徐々に回復しており、また生産ラインも通常のレベルに戻りつつある」「メーカー側も今後、“ウィズコロナ”を踏まえながら新型車や特別仕様車を精力的に発売し、販売キャンペーンも積極化する予定なので、復調する可能性は十分にある」と解説。
一方、「新型コロナウイルス感染拡大のさらなる継続、そして景気の先行き不安に伴う消費意欲の低迷などは不安材料」と指摘した。
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