6月7日、2026年MotoGP第8戦ハンガリーGP MotoGPクラスの決勝レースがバラトンパーク・サーキットで行われ、マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が今季初優勝を飾った。小椋藍(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)は4位でレースを終えている。
ヨハン・ザルコとアレックス・マルケスが世界選手権を欠場し、カル・クラッチロー(カストロール・ホンダLCR)とイケル・レクオーナ(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が代役参戦を果たした第8戦。予選にて決定された決勝グリッドは、マルク・マルケスがポールポジション、ペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が2番手、フェルミン・アルデゲル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が3番手に続く1列目となった。
26周で争われたMotoGPクラスの決勝は気温29度、路面温度48度、晴れのドライコンディションでウォームアップラップがスタートする。タイヤ選択はミディアム/ソフトがやや優勢となったが、上位グリッドの6台においてはアコスタ以外の全車が前後にミディアムを装着した。
マルク・マルケスがホールショットを守り、好スタートを切ったアコスタが2番手でターン1を通過するなか、その後方では5番手に浮上したホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が転倒を喫し、アウト側を走行していた4台のライダーと接触するアクシデントが発生。転倒に巻き込まれた4台のうち、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)のみは隊列最後尾に復帰を果たしたが、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)、ラウル・フェルナンデス(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)、アルデゲルはマルティンとともに戦線離脱を余儀なくされ、小椋を除くアプリリア勢が早々に隊列を離れる事態となった。
隊列はマルク・マルケス、アコスタ、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)、ジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)が続くトップ5オーダーとなり、小椋は11番手で2周目を迎えた。なお、マルティンはメディカルセンターへ向かったことがアナウンスされた。
スプリントではマルク・マルケスに引き離されて2位に甘んじたアコスタだったが、決勝ではマルク・マルケスを猛追。積極的に勝負を挑んで2周目にしてトップを奪取し、マルク・マルケスとの間合い少しずつ拡大させていく。そんななか、エネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)とジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)が接触し、これによってバスティアニーニはロングラップペナルティが科されることに。7番手を走行していたバスティアニーニだったが、ペナルティの消化で11番手に後退して8周目を迎えた。
トップの座には依然としてアコスタが就いていたが、ファステストラップを記録しながら走行を重ねるマルク・マルケスが再び背後に接近。2台が接近戦を展開するなかレースは折り返しを迎え、ここから首位争いが白熱する。サイド・バイ・サイドでバトルを展開した14周目にはマルク・マルケスが一時的に首位に立つも、即座にアコスタがポジションを奪還する。しかしマルク・マルケスの猛攻は止まらず、翌15周目に再びトップを奪取する。首位争いはここで決着し、マルク・マルケスがラップリーダーの座に就いた。この直後、8番手を走行するミルがターン11でスリップダウンを喫し、戦線を離脱した。
オーバーテイクの難しいコースレイアウトであるだけに上位勢は順位変動がない状態が続いていたが、6番手を走行する小椋が17周目にジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)を攻略する。5番手にポジションアップを果たした小椋はトップの2台と遜色のないペースでルカ・マリーニに接近し、25周目のターン1でオーバーテイクに成功。4番手に順位を上げてファイナルラップを迎えた。
ラップリーダーのマルク・マルケスは最後まで快走を続けてトップチェッカーを受け、今季初優勝を飾るともに2年連続でハンガリーGPを完勝する。この勝利はドゥカティ・レノボ・チームにとってMotoGP通算100勝目、マルク・マルケスにとってはロードレース世界選手権キャリア通算100勝目となり、新記録を樹立する快挙を達成した。2位にアコスタ、3位にバニャイアが続き、小椋は4位でレースを終えている。
[オートスポーツweb 2026年06月07日]
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みんなのコメント
あれが無かったらレースは、どうなってたのか想像しちゃうけど、マルクは勝利は変わらなかったかな
バトル上等 絶対に諦めない 徹底的にねじ込む走り これぞマルクマルケス
一方でバトル相手のアコスタも全く同様だった
間違いなく次世代のエースでしょうね
小椋は少しスロースターターなのかな?
序盤から行けたら表彰台常連は間違いない
汚れるからTVで言うのやめてくれ気分悪いわ