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ハミルトン、フェラーリで伝説的なロードカーを手掛ける?「”F44”のデザインがやりたいことのひとつ」

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ハミルトン、フェラーリで伝説的なロードカーを手掛ける?「”F44”のデザインがやりたいことのひとつ」

 2024年初頭にルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍が決まったとき、F1は大きな興奮に包まれた。ハミルトンはF1に留まらずロードカー開発にも意欲的で、自身のカーナンバーにちなんだ”F44”を手がけるという計画を明かした。

 開幕戦オーストラリアGPでは戦略の失敗もあり、10位に終わったハミルトン。フェラーリでのキャリア第一歩はうまくいったとは言えないだろう。史上最多8度目のタイトルを目指す上で、理想的な滑り出しではなかった。

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 だが第2戦中国GPのスプリント予選ではレッドブルのマックス・フェルスタッペンを僅差で抑えてポールポジション獲得。さすが7度のF1王者といった適応力を見せた。

 そして彼はフェラーリで単なるF1ドライバー以上の仕事をこなす気満々だ。自身のカーナンバーである44と、伝説のスーパーカーF40にちなんで名付けられたF44の開発を行なうというアイデアを披露したのだ。

「僕が本当にやりたいことのひとつは、フェラーリをデザインすることなんだ。F44を作りたいんだ」と彼はオーストラリアで語った。

 今年1月、フェラーリの本拠地マラネロを訪れたハミルトンが、エンツォ・フェラーリの生家の前でF40の隣に立ったのは象徴的なシーンだった。

「F40のベースラインを持っていて、本物のスティックシフト付き。これから数年間は、そのクルマの仕事をしたいんだ」

 F40は自動車の歴史において伝説的な位置を占めている。1988年に死去した故エンツォ・フェラーリが生前に自ら企画し、承認した最後のクルマであり、288GTOから始まった特別限定車、いわゆる”スペチアーレ”の2台目として、ブランド創立40周年に発表された。

 F40が驚異的だったのは、F1のテクノロジーを駆使していたからだ。鋼管製のスペースフレームシャーシにケブラー製のパネルを被せている。ドア、ボンネット、トランクリッドはカーボンファイバー製で、これはF1から吸い上げた革命的な技術だった。そのため、車重は1100kgと限りなく軽くなっている。

 このクルマの心臓は471馬力を誇る2.9リッターV8エンジンで、公称最高速度は324km/hと当時は世界最速。トラクションコントロールやABSなどのドライバー補助装置はなく、ドライバーにとってはこれ以上ないほどむき出しのクルマであった。

 F40は、ツインターボのF50のような後続の記念モデルに使用されるテンプレートを作り出した。創立80周年を祝うフェラーリF80は、4輪を駆動する3リッターV6エンジンに複雑でインテリジェントなハイブリッドシステムを組み合わせ、驚異的な1500馬力を発生する。F80もフェラーリが参加するレーシングシリーズのテクノロジーを活用しており、F40ほど大胆ではないものの、幸運にもステアリングを握ることができた人には、ほとんど無敵のドライビング体験を提供する。

 ではF44はどんなクルマになるか? 現代のF40がどのような構成になるかを想像してもいいのだが、それはやめておこう。わかっているのは、ハミルトンがF40のマジックを再構築し、マニュアルギヤボックスを残したいということだけだ。

 もちろん、ハイブリッドパワートレインになるか、ラ・フェラーリと同じようなエネルギー回生システムを利用することになるだろうが、ハミルトンが直感的な体験を望んでいるのは明らかだ。

 軽量で、俊敏なクルマを目指すだろう……たとえF44が販売されても、購入できるとは思えないが、少なくとも今は指をくわえて見ているしかない。

文:motorsport.com 日本版 Alex Harrington
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みんなのコメント

1件
  • tom********
    フェラーリ移籍には色んな夢がったんだなあ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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