新型コロナウイルスの影響により、6月から9月19~20日に開催が延期されたル・マン24時間レース。主催者のACO(フランス西部自動車クラブ)は、ファンの数を限定してイベントを開催するべく、チケット販売を一時停止した。
昨年のレースでは25万人以上のファンが集ったル・マンだが、フランス政府は大規模な集会を規制している状態であり、現状では通常通りにイベントを開催するのは不可能だ。
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ACOは6月30日、レース関係者および6月29日以前にチケットを購入したファンのみがサーキットへの入場を保証されると明記した声明を発表。”レースまでに状況が改善することを期待して”チケットの販売を中止するという。
ACOのプレジデントであるピエール・フィヨンは、次のように述べている。
「我々は、モビリティの安全性と持続可能性を改善するための技術革新の最前線にいる。責任というのは、我々にとって原則のひとつだ。したがって、我々は誠実なファンが我々の立場を理解し、決断をサポートしてくれると確信している」
「今年は来場者記録を更新することはないだろう。しかしながら、レースの”魔法”はそのまま残るし、観客の体験は、トラックサイドに居ようとそうでなかろうと、世界クラスのままなんだ」
6月半ばには、ル・マンの大会スケジュールが公開された。例年は水曜日から走行が開始されるが、今年は9月17日(木)からフリー走行が開始される。
また、伝統的に金曜日にはル・マン市街でドライバーズパレードが行なわれてきたが、今年はフランス政府がイベント規制を変更しない限りはこれを実施することはできない。現在、フランス政府は5000人以上が集まるイベントを制限しているからだ。
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