マクラーレンは2021年のF1モナコGPで、スポンサーであるガルフオイルの特別カラーリングを纏ったMCL35Mを走らせることを発表した。モータースポーツの世界ではお馴染みとも言えるガルフオイルだが、そのフルカラーリングのマシンがF1を走るのは、これが初めてということになる。
なおこのカラーリングは、1戦のみのモノとなり、ドライバーのレーシングスーツやヘルメット、チームウエアなども、このカラーリングに合わせたモノが用意される予定だ。
【ギャラリー】”ガルフオイル”特別カラーをまとうマクラーレンMCL35M。モナコGP限定!
このカラーリングを目にしたランド・ノリスは、次のように語った。
「F1の長い歴史の中でも、最もグリッド上で格好いいマシンだということに、誰もが賛同してくれるだろうね」
そうノリスは語った。
「僕はザク(ブラウン/マクラーレンCEO)に、いつものカラーリングよりも良いと言ったよ。でも、彼はそう確信しているとは考えていなかったようだけどね……」
チームメイトのダニエル・リカルドも、次のようにカラーリングについて語った。
「もちろん、とても気に入っている。格好いいよね。つまり、もうモナコに向けてワクワクするための別の理由はもう必要ないということだ。だから僕は自分自身をコントロールし、今週末に向けてエネルギーを節約しておかなきゃいけないね」
「でも、素晴らしいカラーリングだよ」
ガルフオイルのロゴは、昨年からマクラーレンのマシンに掲出されている。しかし今回の”フルカラーリング”は、ファンからの要望が発端になったという。
ガルフオイル・インターナショナルのCEOであるマイク・ジョーンズは、次のように語った。
「昨年(スポンサードすることを)は発表した時、ファンの反応は信じられないほどで、我々は驚いた」
「自らモックアップを描いたファンもいて、彼らはSNS上で『このカラーリングをやってみないか?』と言っていたんだ」
「そこでザクと私は、ガルフとマクラーレンの歴史について考え始め、我々にできることを調べ始めた。今回のことはそこから発展したのだ」
現在のF1のレギュレーションでは、各チームのマシンはシーズンを通じて同じカラーリングで走ることが求められている。そのためマクラーレンは、今回の”ガルフカラー”を実現させるにあたっては、FIAとFOMの承認を得る必要があった。しかしブラウンCEOは、それについては問題なかったと語る。
「彼らは誰もがそれを気に入ってくれて、今回のことを承認してくれた」
しかしブラウンCEOは、今回のカラーリングは1回限りのモノであり、マクラーレンの通常のカラーリングになることはないと語った。
「現時点では、モナコのみで走らせる予定だ」
「特別なカラーリングをするつもりなら、それは特別なモノにしておくと思う。ご存知のように、こういうことはF1ではそれほど頻繁には行なわれないことだ」
「ファンの反応を見て、非常にワクワクしている。モナコでのショーの、スターになると思うよ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第4戦】レッドブル育成プログラムの停滞と首脳陣の見込み違い
リカルドの状況は「大きく改善している」とRB代表。ローソンの存在がプレッシャーを与えることはないと主張
「F1で成功する日本人」と「日本で成功する外国人」……そこには共通項アリ。ペドロ・デ・ラ・ロサが持論語る
各メーカーの性能が拮抗し過ぎたから? 開幕戦で追い抜きの少なかったGT500にHRCも訝しげ「かつてのスーパーフォーミュラのよう」
『スカイラインGT-R(BCNR33型/1996年編)』地道な改良も苦戦。連覇記録、ついに途切れる【忘れがたき銘車たち】
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?