もくじ
ー ハイブリッド案 利点はコスト
ー 合計出力 600ps超えも
ー 次期i8のライバルたち
『次期BMW i8(2) 6気筒+モーターで600ps?』すべての画像をみる
ハイブリッド案 利点はコスト
既報でレポートした、BMWが次期型i8を完全EVにするという情報。あるドイツのメディアは、すでに同社がEV化を決めているのではないか、と指摘している。それに対し、BMWの上層幹部が次のように答えているという。
「新型i8には2つの方向性が考えられます。どちらもそれぞれ利点はありますが、まだ最終的な決定には至りません」
原材料やバッテリー・セルの供給に関する契約は、ハイブリッド車や電気自動車を生産する上でますます重要性を増している。次期型i8をどの方向へ進化させるかという決定は、発表を計画どおりに進めるためには、2019年中に下される必要がある。
次期型i8もハイブリッド化するという計画の利点の1つは、現行モデルのカーボンファイバーとアルミニウムを組み合わせたプラットフォームを、比較的簡単かつ低コストでアップグレードし、新しいガソリン・ハイブリッドのパワートレインを搭載できるところにある。
「i8にはカーボンファイバー・シャシーが採用されているので、できればこれをベースに使って、さらにパフォーマンスを向上させた電気モーターと内燃エンジンを搭載したい」と、BMWの開発部門を率いるフレーリッヒはi8の将来に関する質問に答えている。
合計出力 600ps超えも
前述のフレーリッヒは、次期型i8には現行モデルの3気筒エンジンに代わり、4気筒または6気筒の内燃エンジンを搭載する可能性もほのめかした。
「そうすればすぐに600psかそれ以上のパワーを実現できます。しかも重量は2トン以下に収まるでしょう」
初代i8はマイナーチェンジでバッテリー容量とモーターの出力が引き上げられ、現行モデルは合計最高出力374psとなっている。ということは、2代目i8は先代の2倍近いパワーを発揮できる可能性があるということだ。しかしながら、この数字も最近の電動ハイパーカーと比べると、依然として大幅に見劣りする。今や新興メーカーから1000psを超える電気自動車が続々と発表されているからだ。
しかし、BMWが次期型i8にもプラグインハイブリッドを維持するとなれば、1億円を超えるそれらの電動ハイパーカーよりも、手に入れやすい価格を保つことが可能になる。完全電気自動車になるとしても、BMWの量産効果とエンジニアリングは、コストを(それゆえに価格も)引き下げることに貢献するだろう。
BMWが次期型i8に大金を投じて完全電気自動車へと生まれ変わらせることを選ぶか、それとも既存モデルのプラットフォームを改良して使い、大幅にパワーアップしたプラグインハイブリッドを搭載するか、その決定は今年下半期に行われる取締役会で下される見込みだ。
次期i8のライバルたち
次期アウディR8
関係者によると、アウディは2022年にR8を電動スーパーカーとして生まれ変わらせる予定だという。
輝かしい自然吸気V10エンジンが悲しい最後を迎える一方で、おそらくパフォーマンスは大幅に引き上げられるに違いない。バッテリー駆動のR8は、アウディが市場をリードする電動化計画の象徴的モデルに祭り上げられるはずだ。
同社は2025年までに80万台の電動車を販売することを目指している。現行型R8の販売は先代に比べると低調。抜本的な見直しは、売れ行きの改善も期待できる。
次期テスラ・ロードスター
2代目となるテスラの完全電動ロードスターは発売が長いこと待ち望まれている。最初の納車は2020年になる予定だ。
カリフォルニアに本拠を置くテスラはいつものように、新型ロードスターのパフォーマンスと効率性についても大胆不敵な発表を行っている。その主張によれば、航続距離は現在市販されているどのEVよりも長い620マイル(約998km)。動力性能も驚異的で、0-97km/h加速は2秒以下、最高速度は400km/hを超えると公言している。
ポルシェ911ハイブリッド
厳密に言えばEVではないし、今後2~3年以内に登場する予定はない。しかし、911は典型的なスポーツカーであり、販売面でもi8は敵わない。
そんな伝統的スポーツカーもプラグインハイブリッドに移行しようとしているというのは時代の反映だろう。そのパワートレインは、おそらくパナメーラS Eハイブリッドのシステムから多くの技術を受け継ぐが、組み合わされるエンジンは水平対向6気筒で、車体後部に搭載される。
パフォーマンスの大幅な向上が予想されるものの、重量増加によってバランスが崩れる可能性も懸念される。
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