メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1シンガポールGPで3位表彰台を獲得。イギリスGP以来、実に5戦ぶりの表彰台を手にすることになった。
この結果にハミルトンは、決勝でのマシンは素晴らしかったと振り返る。そして鈴鹿サーキットで行なわれる日本GPを楽しみにしていると語った。
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今回のシンガポールGPは、今季これまでのグランプリとは勢力図が大きく変わった。イタリアGPまで開幕から全戦優勝を手にしてきたレッドブルが、予選Q2を突破できない体たらくというまさかの失速。優勝はフェラーリ、マクラーレン、メルセデスの3チームで争われることになった。
そんな中フェラーリのカルロス・サインツJr.がペースをコンロトールして逃げ、ライバルチームを翻弄。マクラーレンのランド・ノリスはこれを追い続けたが、メルセデス勢は戦略を変更し、他車が1ストップで走り切る中、2ストップすることを選択した。メルセデスはフリー走行からこの可能性を考慮しており、ミディアムタイヤ2セットを新品のままとっておいたのだ。他チームは軒並み残数は1セットのみ……まさに虎の子の1セットを活かして、ジョージ・ラッセルとハミルトンのメルセデス2台はレース終盤に追い上げ、展開を盛り上げることになった。
ラッセルは最終ラップにミスしてクラッシュに終わったが、それでもハミルトンが3位入賞を果たした。
「僕らは異なるタイヤ選択を選んだ。今日は2ストップのレースになるだろうと思っていたんだけど、チームは僕らをそのポジションに戻すために、素晴らしい仕事をしてくれた」
ハミルトンはスタート直後のターン1でオーバーラン。これがコース外を通ったことでポジションを上げたと判断され、ラッセルとマクラーレンのランド・ノリスにポジションを明け渡さなければいけなかった。それについては不満を持っているようだが、この日のマシンの出来に関しては満足しているようだ。
「ターン1でふたつポジションを返さなければいけなかったのは残念だった。でも、気を引き締めてプッシュを続けたんだ」
「今週末は全体的に、マシンに完全に満足することはできていなかった。でも、今日はかなり良い状況にあったんだ、昨日も同じフィーリングだったら、フロントロウを争えたかもしれない。それによって、僕の今日のレースは変わったかもしれないね。でも、表彰台に上がることができて嬉しい」
次戦は日本GP。今回相対的なポジションが上がったことで、次のレースも楽しみになったと、ハミルトンは示唆する。
「ジョージに起きたことはとても残念だ。前のドライバーたちを捕まえようと懸命にプッシュしていたから、彼のタイヤはかなりオーバーヒートしていたんだろう。彼は今週末を通じて、驚異的なパフォーマンスを見せた。必ず立ち直るだろう」
「我々は今、日本でのグランプリを楽しみにしている。何ができるのか、見てみようじゃないか!」
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