現地の規制に対応 現行型は未導入
スバルは、3代目となる次期型『BRZ』を欧州に再導入することを検討しており、EVとなる可能性もある。
【画像】スバルの2ドア・スポーツクーペ、欧州復活なるか【初代BRZを詳しく見る】 全27枚
同社幹部はAUTOCARに対し、熱狂的なファン層に対応するため、欧州のスポーツカー市場に復帰することについて幅広い議論を行っていると語った。
2020年の初代BRZの販売終了以来、欧州にはスポーツカーを投入していない。現行型の2代目モデルは2022年に米国や日本などの市場で発売されたが、欧州では兄弟車であるトヨタGR86しか導入されず、さらに厳しい排出ガス規制や安全規制により、販売台数は制限されていた。
しかし、スバルの欧州責任者であるデビッド・デロ・ストリット氏は、BRZがEVとして欧州に再導入される可能性があることを明らかにした。同氏はAUTOCARに対して、「選択肢は開かれています」と述べた。
グローバルEV製品責任者である井上正彦氏も、同様のコメントを残している。AUTOCARの取材に対し、井上氏はBRZのEVバージョンが「検討中」であり、長年のパートナーであるトヨタとも過去に真剣に検討していたことを認めた。
しかし、タイミングが重要であるとして導入には慎重な姿勢を見せている。「BRZとGT86(初代86)の電動化も検討しましたが、現時点では双方にメリットのある結果を得ることができません」と同氏は述べた。
スバルは2023年に発表した、やや高めの車高とがっしりとしたプロポーションが特徴のスバル・スポーツ・モビリティ・コンセプトで、電動スポーツクーペのアイデアを披露している。
スバルは現在、クロストレック、アウトバック、フォレスターに加え、新型EVのアンチャーテッド、Eアウトバック(米国ではトレイルシーカーとして販売)、改良新型ソルテラなどを投入し、グローバル規模でラインナップを拡大している。
ストリット氏は、スポーツ志向のモデルを欧州に投入するには、まず実績が必要だと述べた。特にアンチャーテッドはそうだという。「スバル愛好家からの支持は非常に前向きなものですが、まずはアンチャーテッドの反響を見極める必要があります」
現在のBRZに電動パワートレインを搭載する可能性について尋ねると、井上氏はパッケージングの制約から「難しい」とし、EVとして開発し直す方が「簡単」だと述べた。
ストリット氏は、ビジネス的な観点から、限定販売のGR86のように、現在のBRZを「欧州に100台」程度投入したとしても長期的には意味がないとしている。
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