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クラフト・バンブーがスーパー耐久富士24時間の体制を正式発表。ふたりのメルセデスAMGジュニアが加わる

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クラフト・バンブーがスーパー耐久富士24時間の体制を正式発表。ふたりのメルセデスAMGジュニアが加わる

 6月2日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONEに参戦するクラフト・バンブー・レーシングは、6月5~7日に富士スピードウェイで開催されるシリーズ第3戦『NAPAC富士24時間レース』の参戦体制を正式発表した。ふたりのメルセデスAMGジュニアドライバーを加えた5名で臨む。

 2026年シーズンは第1戦もてぎ、第2戦富士と開幕2連勝を達成しているクラフト・バンブー・レーシングの33号車Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3。迎える第3戦富士24時間にはランキングトップで挑むが、ここまでの活躍により60kgのサクセスウエイトを搭載してレースを戦うことになる。

発端は『GT富士の翌日の電話』太田格之進がル・マン24時間参戦の経緯を明かす

 すでにエントリーリストで明らかになっているとおり、富士24時間での33号車Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3にはエースたる太田格之進がル・マン24時間挑戦のため出場を見合わせるが、アダリー・フォン、ジンズー・スン、リー・ジェフリーというレギュラードライバー陣に加え、メルセデスAMGジュニアドライバーのオジェイダ・ジェイデンとトム・カレンダーを加えた5名体制で参戦する。

 ジェイデンは母国オーストラリアのスーパーカーシリーズにフル参戦し、昨年のGTワールド・チャレンジ・アジアではクラフト・バンブー・レーシングとともに活躍した若きエースだ。もうひとりのカレンダーはドイツ出身の18歳。2024年にGTマスターズのタイトルを獲得すると、2025年にはDTMドイツ・ツーリングカー選手権に史上最年少ドライバーとして17歳でグリッドに並ぶなど、近年名声を高めている。ふたりとも昨年の富士24時間に参戦済みということもあり、スーパー耐久の経験も十分だろう。

 チームはすでに5月14日に行われた公式テストに参加。そこでは太田とジェフリーによってセットアップ調整に注力が注がれたとのことで、今年も上位争いを繰り広げそうだ。富士24時間本戦に向けたドライバー5名および、田口了玄チームマネージャーの事前コメントは以下のとおりだ。


田口了玄(クラフト・バンブー・レーシング チームマネージャー)

「富士24時間レースはスーパー耐久シリーズの頂点であり、チームの実行力を真に試される1戦です。我々はランキング首位というまさに理想的なポジションにつけていますが、24時間にわたって60kgのサクセスウエイトを積んで走るのは、大きな試練になるはずです」

「5月中旬のテストで格之進とジェフリーが収集したデータのおかげで、セットアップ調整に向けた明確な計画が立てられています。格之進の不在は残念ですが、彼のル・マンでの健闘を祈るとともに、ジェイデンとトムをチームに迎えられることを大変嬉しく思っています。アダリー、JZ(ジンズー)、ジェフリーとの組み合わせにより、首位争いを繰り広げられる、非常に強力かつバランスの取れたラインナップが揃いました」


オジェイダ・ジェイデン

「スーパー耐久シリーズ富士24時間レースにクラフト・バンブー・レーシングの一員として参戦できることを、心から楽しみにしている。チームには2024年にこのレースをともに戦う機会をいただいたが、今回もまた彼らと走れることになり、とてもワクワクしている。チームは今シーズン、素晴らしいスタートを切っており、この勢いを今回のレースでも維持できればと思っている。僕とチームメイトたちの周りでは素晴らしいチームが支えてくれています。24時間に渡る戦いが楽しみだ!」


トム・カレンダー

「昨年のこのレースでともに戦ったクラフト・バンブー・レーシングと再びタッグを組めること、そしてジェイデンやジェフリーと再びレースができることを本当に楽しみにしている。彼らは速いドライバーたちだし、これほど強力なメンバーの一員になれるのは本当に素晴らしいことだ」

「昨年はチーム全員と仕事をするのが本当に楽しかったし、特に去年の結果を踏まえると、今年の目標は間違いなく優勝だ。シミュレーターでの練習や車載映像の分析に加え、いつものスポーツトレーニングやメンタルトレーニングも並行して行い、準備を進めてきた。このレースに挑み、優勝を目指して戦うのが本当に楽しみだよ」


アダリー・フォン

「初めての富士24時間レースに向けてとてもワクワクしている。昼夜を問わず、こんなに美しいサーキットを走るのはきっと楽しいはずだ。序盤2戦での好成績により、サクセスウエイトをかなり積んでの挑戦となる。しかし、サーキットの特性上、長いストレート区間があるため、ウエイトの影響が最も少ないコースであり、レース全体のペースにおいてそれほど大きなハンデにならないと考えている。ジェイデンやトムと初めてタッグを組むのも楽しみだし、親友のジェフリーやJZと再び走れるのも楽しみだね」


リー・ジェフリー

「24時間レースでは1周のタイムを追求するよりも、安定性と信頼性が求められる。60kgのサクセスウエイトが課せられており、かなりの重さになっているが、5月のテストではこの重量を積んだ状態でのマシンの挙動を把握するために懸命に取り組んだ。ドライバー陣の組み合わせは非常に良いと思っている。アダリーとJZに加え、ジェイデンとトムのスピードも武器になる。私としては無傷で走りきり、計画どおりに進め、日曜日のレースを終えた時点でランキングにおいて有利なポジションを築くことに集中したいと思っている」


ジンズー・スン

「このレースを前にランキング首位に立っているというのは素晴らしいことだが、我々には大きな課題が待ち受けている。マシンには上限最大となるサクセスウエイトが積まれているため、賢明な走りが必要だ。特にコース上を多くのマシンが走る夜間の時間帯でのミスは許されない。我々は序盤2戦でスピードを証明した。あとは集中を切らさず、マシンを大切に扱い、首位を守るため懸命に戦うだけだ」

[オートスポーツweb 2026年06月02日]

文:AUTOSPORT web
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