■カスタムで生まれ変わったbBオープンデッキを発見
トヨタ「bBオープンデッキ」をベースにした個体が中古車市場に現れました。
どのような車両なのでしょうか。
トヨタ「bB」は、2000年2月に発売された、ブラックボックスの頭文字を取った車名を持つトールボックス系コンパクトカーです。
プレーンな面を組み合わせた外観と丸型センターメーターを配した直線基調インテリアが特徴で、若者が自由に使える広い室内と多彩な収納を提案しました。
エンジンは1300ccと1500ccのVVT-iユニットを採用し、4速Super ECTとの組み合わせで扱いやすさと低燃費を両立。
衝突安全ボディGOAやEBD付きABSも標準化され、安全面にも配慮していました。
そのbBをさらなる遊び心でアレンジして登場したのが、オープンデッキスタイルのbBです。
bBオープンデッキは2001年6月に追加されました。
リアクォーターを切り取り荷台を備えた独自レイアウトが最大の特徴で、5人乗車を維持しつつピックアップ的な開放感を得ています。
新車価格は169万円でした。
しかし、販売期間が2年と短く生産台数も限られたため、今日ではコレクターズアイテムとしての評価が高いモデルです。
全長3895mm×全幅1690mm×全高1670mm、ホイールベース2500 mm、車重1020 kgとなっています。
室内長1735 mm×室内幅1375 mm×室内高1355 mmの空間を確保し、エンジンは1NZ-FE型1500 cc(110 PS・143 N・m)を搭載。駆動方式はFF、4速Super ECTを組み合わせ、10・15モード燃費は15.0 km/Lです。
足まわりは前ストラット、後トーションビームで、デュアルエアバッグやEBD付きABSなど当時水準の先進安全装備を備えていました。
今回の車両は、ピックアップトラック風にカスタムされているbBオープンデッキです。
主なカスタム内容は、全塗装、フロントフォグ、社外アルミホイール、車高調によるローダウンです。
内装はハンドル周りやインパネが木目調にカスタムされ、純正とは全く異なった色を出しています。
大きく目立つような汚れもなく、良好なコンディションが維持されています。
走行距離は14.3万kmながら修復歴はなく、塗装で外装は新しくなっているため、まだまだ現役として活躍できる個体です。
このようなレアなカスタム車両を取り扱っているバクヤスオートの販売店担当者はこの個体について「通常のbBでは味わえない開放感と、ほかにはない面白さがある」と語り、希少性と遊び心を両立する点が若年層に訴求できると判断して仕入れを決定したといいます。
※ ※ ※
リアを大胆に開放したbBオープンデッキは、コンパクトながらピックアップ的な使い勝手と独創的なスタイルを兼ね備えた希少モデルです。
全塗装とローダウンによってスタイリッシュに仕上げられた今回の個体は、20年以上を経ても色あせない存在感を示し、希少車を探すユーザーにとって見逃せない選択肢となるかもしれません。
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