元F1ドライバーで解説者のマーティン・ブランドルは、2度のF1世界チャンピオンであるフェルナンド・アロンソが2023年に新たにアストンマーティンに加入すれば、チームを強く後押しするだろうと語った。
アロンソは今年末でアルピーヌを去り、複数年契約の下でセバスチャン・ベッテルのシートを引き継ぐことを発表し、パドックを驚かせた。ブランドルは、アロンソの加入によってアストンマーティンは必要としている助力を得られるだろうとしている。チームは現在勢いがなく、コンストラクターズ選手権では9位につけている。
アロンソを失ったアルピーヌF1、交渉決裂の理由は契約年数と明かす「年齢による衰えを予想し、複数年は提示できなかった」
ブランドルは、「フェルナンドはコースの中でも外でも自然体だ。彼はチームを非常に強くプッシュするだろう」と述べた。
アロンソはアルピーヌともう1年の契約を結ぶか、F1引退の可能性があると予想されていた。アロンソは2018年末で一度F1を離れ、その後2年間はスポーツカーのレースなどに出ていた経験がある。
「2018年のアブダビのグリッドで、フェルナンドにインタビューしたことを覚えている。彼はそれが本当に自身のF1キャリアの終わりだと強く確信していた」とブランドルは語った。
「しかし今では、少なくとも43歳になる2024年まではグリッドに残るという。F1での400レース出走記録に片足をかけている。並外れたことだ」
またブランドルは、「(ベッテルが)動画で引退を発表したタイミングは、フェルナンド・アロンソが月曜日の朝にベッテルのシートを引き継ぐという驚きの発表を行ったことの意味をより明確にした」と『Sky Sports F1』の自身のコラムに書いた。
「アルピーヌはアロンソに2年契約をオファーできなかったか、しなかったようだ。アストンマーティンとの契約は、公には複数年と説明されている」
「彼はまた、チームメイトのエステバン・オコンが他のあらゆるライバルたちと戦うというよりも、アルピーヌ内部の争いで自分に対抗してくることをひどくつまらなく思っている」
アロンソはチームメイトとしてうまくやっていくのが難しい人物として知られている。2007年には、マクラーレンでチームメイトだった当時のルーキーのルイス・ハミルトンと仲違いしている。
公式に発表されてはいないが、アロンソはアストンマーティンF1チームのビジネスを率いるローレンス・ストロールを父に持つ、ランス・ストロールとともに仕事をすることになるだろう。ブランドルは、このことが来年チーム内で摩擦を生み出すかもしれないと認めた。
「(アロンソは)最近は少し落ち着いたが、ストロールのファミリー企業に彼が入ったら、容易に火花が散るようになる可能性もある」
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