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【暖冬でも増すスタッドレスの重要性】横浜ゴム・アイスガード7、歴代最高の氷上パフォーマンスと安心感は健在!

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【暖冬でも増すスタッドレスの重要性】横浜ゴム・アイスガード7、歴代最高の氷上パフォーマンスと安心感は健在!

暖冬でも増すばかり、スタッドレスの重要性

太平洋側の地域における年末年始は晴れの天気が続くが、2月に入ると不安定になってくる。非降雪地域の住人が「冬タイヤを付けておけばよかった!」と思うのはそんな時だろう。暖冬だから心配がないのではなく、不安定な気象状況になってきている近年だからこそ、急な降雪に出くわすこともあるのだ。

【画像】歴代最高の氷上パフォーマンスと安心感は健在!横浜ゴム・アイスガード7 全182枚

では今日、スタッドレスタイヤを選ぶとしたらどの銘柄がいいか? 試乗した中で印象に残っているのは横浜ゴムの『アイスガード7』(以下iG70)である。2021年にデビューした際はもちろん、昨年の初め北海道・旭川にある北海道タイヤテストセンターにおいて改めて試乗した際も、同社が標榜する『よりちゃんと曲がる。よりちゃんと止まる』をしっかりと体験できたからだ。

今回の試乗車はBMW X1やBEVのiX1、トヨタRAV4といったメジャーなSUVモデルや、FR車代表として日産フェアレディZ、さらには2023年に追加されたサイズのアイスガードSUV G075を体感するためハイエースも用意されていたのである。

今回特に興味深かったのはX1とiX1でICEとBEVのハンドリング特性の違いを、またRAV4を2台使ってiG7とSUV用のアイスガードSUVG075の特性の違いを同サイズで比較することができた点である。

4シーズン目でも健在、3つの特性

4シーズン目を迎えた横浜ゴムのiG7についておさらいをしておこう。その特徴は『氷に効く、永く効く、雪に効く』というキャッチコピーが端的に表していると思う。

氷を確実に捉えるための技術的な要となっているのは『ウルトラ吸水ゴム』と呼ばれる、吸水性能が従来のものに比べて7%アップしているコンパウンド。氷の上の水幕を新マイクロ吸水バルーンに加え、新たに採用された吸水スーパーゲルが瞬時に除去してくれる。それと同時に、アイスガード史上最大の接地面積と高いブロック剛性も水幕の除去を助ける結果になっているのだ。

永く効くという耐久性の部分は、オレンジオイルSが使われていることで時間が経ってもゴムが硬くなりにくくなっている。また摩耗してもウインターの性能を保てるという部分は、50%摩耗時に溝が拡大するクワトロピラミッドグロウンサイプによって実現している。

雪に効く部分は、左右非対称のトレッドパターンを採用したことによるエッジ量の増加が性能アップの最大の要因。ぱっと見スポーツタイヤのように攻撃的で、はっきりとしたiG70の非対称トレッドパターンは見掛け倒しではないのである。

BEVの重量増にもしっかり対応

BMW X1とBEVのiX1を使用した比較は興味深いものだった。開発チームとしてはiG70がデビューした当時より普及してきたBEVに対してもしっかりと対応できていることをアピールする狙いがあるようだ。

X1の車重が1.8トンほどであるのに対しiX1は2トンちょうどくらい。だが重量配分はiX1の方がBMWらしい50:50。しかも走行用バッテリーを床下に搭載する低重心ということもあって、圧雪路のコースで走り比べてみると意外なことにICEよりもコントローラブルだった。

200kgの重さは制動時の最後で違いとなって現れるが、それでも氷とか雪をしっかりと掴む感触は頼もしく感じられた。また恐らく、ICEのX1に5名フル乗車したときも200kgほどのプラスになるはずだが、そういった場合でも安心感の高い走りをしてくれそうな実感があった。

一方2023年秋にはアイスガードG075へ、今シーズンからインチアップしたハイエースに最適な215/65R16Cというサイズが追加され、その試乗車に乗ることもできた。ハイエースも荷物の有無で車重や前後の重量バランスが変わりそうなモデルだが、G075は215とは思えないほどのトレッドの広さ、グリップの高さを感じさせてくれたのだった。

使い方で選べる2種のスタッドレス

RAV4で試したiG70とG075の比較は屋内の氷盤試験場と屋外のスラロームで行われた。普通車用として2021年に登場したiG70に対し、SUV用として2016年に登場したG075。特性の違う両者だが同じサイズ設定があり、目的に合わせて選ぶことができる。

両者のトレッドを見ると、斜め方向の溝が多くきめ細かなiG70に対しG075は左右対称のざっくりとしたパターンになっていた。氷の上で効きそうなのはiG70の方だ。

氷盤路における制動では思ったより差がなかったが、氷盤で旋回させてみるとスロットルやステアリング操作に対するiG70の追従性の高さは際立っていた。G075は滑り出すとなかなかコントロール下に戻ってこないのだ。

ではG075はどんなシチュエーションに向くのか? その答えは雪上にあった。SUV用というと高重心でもヨレないイメージがあるが、実際に車体の重さがトレッドを路面に押し付ける感覚がしっかりと伝わってきて頼もしい。G075の方が溝が深く、雪柱せん断力が強い。だから都市部の降雪や、ウインタースポーツをしに山間に入っていくような使い方、そしてドライ路面におけるしっかり感も含めるとG075も選択肢に成り得るのだ。

4シーズン目を迎え横浜ゴムのiG70だが、シチュエーションを選ばない安心感の高さは健在だったのである。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN

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みんなのコメント

4件
  • ごうまえのり
    ただテレビCMの様にはいきませんから笑。使う側の能力や知力が大きな割合で影響しますよ。
  • ivq********
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    ピピンピピン
    スダッグします
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