アストンマーティンのF1ドライバーであるランス・ストロールは、右手のけがの治療に成功し、地元モントリオールで開催されるカナダGPでAMR25のステアリングを握ることになった。
2週間前に行なわれたスペインGPの予選後、ストロールは右手の痛みが著しく悪化し、治療を受けることになったため、決勝レースの欠場を決めた。
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ストロールは2年前にサイクリング中の事故で骨折した手首の古傷の手術を受け、フランスのポール・リカール・サーキットで旧型F1マシンのテスト(TPC)を行なった結果、今週末のレースに出場できると判断された。
「ランス・ストロールが今週末のモントリオールに参戦するチームに復帰することを確認できて嬉しい」とアストンマーティンは水曜日に伝えた。
「彼は、これまで経験してきた症状を解決するための医療処置に成功し、今週初めにポール・リカールで旧型F1マシンで何周か走った。ランスは体調も良く、健康であり、母国の観衆の前で戦えることに興奮している」
ストロールは「今週末の母国グランプリでチームと再びステアリングを握れることに興奮している」と語った。
「モントリオールの観衆の前でレースをするために、常にハードに戦うつもりだった。今週は準備のためにポール・リカールで何周か走ったんだ」
ポール・リカールでのTPCは、以前から計画されていたものであり、ストロールがレース復帰できるかどうかをチェックするのに有効な機会として活用された。
ストロールは6週間前から程度の差こそあれ手の痛みに悩まされており、日曜のバルセロナでその不快感が競技に支障をきたすまでになったとしている。
ストロールはスペインGPの予選中、マシンの重量計測を無視してしまったことに加え、14番手と不本意な結果に終わったことに激怒してしまったようであり、それがこの負傷および欠場に関係しているのではないかという指摘もあったが、トラックサイド・エンジニアリング責任者であるマイク・クラックはそれを「パドックのゴシップ」だと一蹴した。
「すでに知られているように、すべては2023年に始まっている」とクラックは語った。
「この数週間、痛みについて言及することはあったが、5分ごとにドライバーに尋ねることはない。『痛みがあるのかないのか?』とね」
「ただそれがひどすぎたんだと思う。最終的に予選が終わった後、ランスと彼のチームはもう一度チェックしたほうがいいと判断したんだと思う。そして、レースは控えたほうがいいという結論に達したんだ」
「2023年にランスが復活を遂げたとき、我々はそれを見てきた。ドライバーは走りたいし、戦線離脱はしたくない。非常に多くの場合、彼らはドライブをするために、自分でも認めることができないほどの苦痛を感じながら運転しているのだと思う。これが彼らの好きなことなのだから」
今週末、アストンマーティンのリザーブドライバーであるフェリペ・ドルゴビッチは、ル・マン24時間レースに出場しキャデラックのマシンをドライブする予定だが、必要であればストロールの代役としてスタンバイしていると見られていた。
今回の発表により、ドルゴビッチはF1デビューの千載一遇のチャンスを逃したものの、予定通りル・マン24時間レースを戦うことになる。
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みんなのコメント
それなりの車と体制を与えれば標準的なF1ドライバーとしてソコソコやれるよ。
ただしお坊ちゃん体質が抜ければね。