高級ミニバンは、いつでもゆったり走ればいいとは限らない。家族を乗せた街中、雪道、ひとりで楽しむワインディングでは、欲しい走りが違う。新型日産エルグランドは、そんな場面に合わせて走行特性を変えられる6種類のドライブモードを用意した。
文/写真:ベストカーWeb編集部
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快適、燃費、雪道、スポーツを選び分け!
新型エルグランドのドライブモードは、コンフォート、エコ、スタンダード、スノー、スポーツ、パーソナルの6種類。加減速やステアリングなどの特性を、走る場面や乗員に合わせて切り替えられる。
まず普段使いの基本となるのがスタンダード。加速、操縦性、乗り心地のバランスを取った標準設定で、迷ったらこれを選べばいい。
家族を乗せた長距離移動ならコンフォートだ。アクセル操作や車体の動きを穏やかにし、ドライバーだけでなく同乗者のくつろぎを重視。前後モーターを制御するe-4ORCEと電子制御サスペンションを生かし、加減速や旋回時に身体が振られにくい走りを狙う。
一方、燃費を優先したい街中ではエコ。加速反応をマイルドにし、無駄な電力消費や発電を抑える。コンフォートが「乗る人の心地よさ」、エコが「燃費」を第一に考えた設定という違いだ。
雪道などの滑りやすい路面ではスノーの出番。前後モーターによる駆動力を路面状況に合わせて制御し、不用意なタイヤの空転を抑えながら安心感のある走りを引き出す。
ひとりで走るならスポーツもアリ!
大柄なミニバンだからといって、運転する楽しさを諦めてはいない。スポーツを選べば、より力強い加速感と、思いどおりに曲がる気持ちよさを重視した特性へ変化する。高速道路への合流や追い越し、ワインディングでは、第3世代e-POWERとe-4ORCEの実力を味わえそうだ。
残るパーソナルは、好みの特性を組み合わせられるモード。6種類すべてが固定された設定というより、5つの基本モードに「自分仕様」を加えた構成と考えるとわかりやすい。
日産が紹介する使い分けも具体的だ。市街地ではエコ、雪が舞う山道ではスノー、高速道路ではコンフォート。1回の旅行でも、道に応じて最適なモードは変わるのだ。
しかも選択したドライブモードは、パワーをオフにしても記憶される。毎回スタンダードへ戻されず、次に始動した際も好みの設定を引き継ぐのは便利。
後席をいたわるコンフォートから、ドライバーを喜ばせるスポーツまで用意した新型エルグランド。6つのモードは飾りではなく、「誰を乗せ、どこを走るか」に合わせて使い分けてこそ価値があるのだ。
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