岡山国際サーキットで行なわれたスーパーGT開幕戦は、雨の影響で波乱の展開となった。その皮切りとなったのが、38号車KeePer CERUMO GR Supraらを含む多重クラッシュだった。
アクシデントが起きたのは、セーフティカー先導の下で始まったレースの実質的な1周目。1コーナーの立ち上がりで石浦宏明が乗るKeePer CERUMOがスピンし、それを避けきれなかった16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT、12号車TRS IMPUL with SDG Zが巻き込まれる多重クラッシュに発展した。
■後方から圧巻のオーバーテイクショーも、デロイトはペナルティ裁定に泣く。笹原右京も厳しい表情「au TOM'Sを上回る力あった」
石浦のマシンはドライバー側のドアが完全になくなっており、シリアスな展開も予期されたが、幸い石浦に怪我はなし。最初に石浦と激突し車両に大きなダメージを負った16号車の佐藤蓮、そして行き場をなくしてスポンジバリアに突っ込んだ12号車のベルトラン・バゲットも無事であった。
スーパーGTでは大きなクラッシュでGセンサーが反応した場合、ドライバーはたとえ無事でも自分でマシンから降りずにレスキューの救出を待たなければならない。石浦も事故直後に無線で身体にダメージがないことをチームに報告しており、マシンから救出された後はメディカルチェックとしばしの安静を経て、オールクリアとなった。
「レースは雨が止んでいく方向だったので、後半で勝負をかけるつもりで、最初からリスクを冒すつもりはありませんでしたが、自分のミスで回ってしまいました」
「2台を巻き込んでしまったので、そこは本当に巻き込んでしまったチームの皆さんに申し訳ないです」
レース後にそう語った石浦。スピン時の状況については次のように説明した。
「1コーナーの加速でちょっと(姿勢を乱し)、ハーフスピンくらいでいけるかなと思ったところ、完全に回ってしまいました」
「後ろを向いた時に、千代選手(23号車MOTUL AUTECH Zの千代勝正)と向かい合わせになっていました。そういった後続のクルマを少しでも避けるつもりで回避行動をとったつもりでしたが、ちょうどそっち側で、僕から見えていないところから16号車が来ていました。その16号車を巻き込んでしまい、12号車も巻き込む形になってしまいました」
最終的にはウエットからドライに路面状況が遷移する難しいレースとなった今回の岡山戦。KeePer CERUMOとしても手応えは悪くなかったようで、「後半の大湯(都史樹)選手に良い位置で繋いで優勝争いができればと思っていたので、そこはかなり悔しさが残りますが、切り替えて次の富士戦で頑張りたいと思います」と石浦は前を向いた。
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