ルイ・ヴィトンの壮大な旅を辿る展覧会「ビジョナリー・ジャーニー」展が大阪に上陸

ブランドのアンバサダーを務める市川團十郎白猿、広瀬すず、平野紫耀にまつわるドレスや特別なトランクも登場。7月15日（火）より大阪中之島美術館にて開催される。

ルイ・ヴィトン（Louis Vuitton）の創業170周年と2025年の大阪・関西万博の開催を記念して、メゾンの軌跡をたどる展覧会「ビジョナリー・ジャーニー」展が、7月15日（火）より大阪中之島美術館にて開催される。本展は、タイ・バンコクでの開催に続き、日本独自の視点を通してルイ・ヴィトンの歴史と美学を再解釈するものだ。

1000点以上の貴重なアイテムを展示

会場では、メゾンの歴史に影響を与えた人々との深い結びつきを称えるとともに、職人技やサヴォアフェール、そして革新性と創造性への揺るぎない姿勢といった、メゾンの根幹をなす価値観に焦点を当てている。19世紀からパリ市立公文書館に保管され、近年奇跡的に無傷の状態で再発見されたモノグラム・キャンバス初期サンプルのほか、職人技の製造工程を実演する空間や、希少なオブジェなども公開。メゾンのアーカイヴから厳選された、計1000点以上の貴重なアイテムが展示される。

展示演出は、美術史家フロランス・ミュラーとOMAの建築家・重松象平によるもので、香雪美術館（神戸）、ギメ東洋美術館、ケ・ブランリ美術館（いずれもパリ）といった国際的な芸術機関の協力により、ルイ・ヴィトンの歴史と異文化の交差を空間として表現している。

また、ブランドのアンバサダーを務める市川團十郎白猿、広瀬すず、平野紫耀らにまつわるドレスや特別なトランクも展示される。それぞれのストーリーを彼らの音声で楽しめるスマートフォン対応の無料オーディオガイドも用意されており、来場者を没入型の“旅”へと誘う。

併設されたギフトショップでは、会場限定のブックレットや、日本との関係性に焦点を当てた書籍、カードケースやノートなど記念アイテムも販売。ルイ・ヴィトンの“旅する精神”と“クラフツマンシップ”を多面的に味わえる内容となっている。

ルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展場所：大阪中之島美術館 5階 展示室（大阪府大阪市北区中之島4-3-1）
会期：2025年7月15日（火）～9月17日（水）
開館時間：日曜日～木曜日 10:00～17:00（入場は16:30まで）金・土・祝前日 10:00～19:00まで延長（入場は18:30まで）

休館日：月曜日、7月22日（火）※7月21日(月・祝)、 8月11日（月・祝）、 9月15日（月・祝）、会期中の月・祝日は開館。
観覧料：一般 2000円 / 大学・専門学校生 1500円 / 高校生以下無料（要事前申込）　※日時指定制

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