日本人として唯一ロードレース世界選手権(MotoGP)の最高峰クラスを戦っているLCRホンダの中上貴晶。母国戦となる日本GPを前に、ホンダ・レーシング(HRC)は中上の契約延長を発表した。
MotoGPクラス2年目となる中上は、ルーキーシーズンに比べて確実に成績を向上させ、これまでに9回のトップ10フィニッシュを記録。またベストリザルト5位を獲得し、現在ポイントランキング12番手につけている。
■LCRホンダの中上貴晶、肩に負傷? 日本GP後はヨハン・ザルコが代役か
中上は2019年で契約期間満了となるため、その延長の可否に注目が集まっていたが、無事契約を更新。2020年シーズンもMotoGPクラスで戦うことになった。
なお契約延長の発表と合わせて、中上は肩の故障を治療するため、10月20日に決勝レースを迎える日本GP終了後に手術を受けることが明かされた。シーズン終盤の3戦はリハビリのため欠場することとなる。復帰の予定は2020年初頭のプレシーズンテストとなるようだ。
これまで中上は契約更新に向けて最新型のバイクの供給を要望していたが、今回の発表ではその事には触れられていない。
加えて中上が欠場する間、LCRホンダで誰が代役を務めるのかは分かっていない。なおmotorsport.comの取材によると、KTMを離脱したヨハン・ザルコが代役の最有力候補だという情報もある。
■中上貴晶
「LCR Honda IDEMITSUから引き続き参戦できることを喜んでいます。Hondaには手厚いサポートと競争力のあるマシンの提供を行ってもらい、シーズンを通して成長することができました。2020年シーズンも引き続き協力して、いい走りをしていきたいです。第8戦オランダGPでの接触後、肩に痛みを感じ、うまく力が入りませんでした。故障を抱えたまま走行を続けてきましたが、望むような走りができず、LCR Honda IDEMITSUやHondaと相談して手術することを決断しました」
■株式会社ホンダ・レーシング 取締役レース運営室室長 桒田哲宏
「2020年シーズンも引き続き中上貴晶選手のMotoGPクラスへの参戦をサポートすることを誇りに思います。中上選手は2019年シーズンを通して成長を続けてきました。彼の努力は日本を始めとしたアジア地域の若者の手本になっています。故障の治療が上手くいき、2020年シーズンさらに活躍してくれることを願っています」
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