独BMWは7月1日、開発が進む新型「M3セダン」および「M4クーペ」の新たな画像を公開した。
まもなく生まれ変わる「羊の皮を被った狼」は、現在サーキットにおける走り込みの真っ最中。走行テスト自体はBMWが所有する南仏ミラマスの施設でも可能だが、Mの名を冠するにふさわしい足回りに仕上げるには名門サーキットでの実走が欠かせないということだろう。テストステージには、ニュルブルクリンク北コースやDTMで著名なザクセンリンクなどが含まれ、エキスパートドライバーによりパワートレインとの入念なマッチングが図られている。さらに、北欧スウェーデンのアリエプローグでも冬季テストが実施され、いかなるコンディションにおいても高い走行性能が追求されているというわけだ。
公開された情報によると、両モデルには現行モデルと同じくノーマル版とコンペティションの2グレードが存在。パワーユニットはどちらもストレートシックスで、前者にはドライビングをピュアに楽しみたいエンスージアストに向け6速MTが組み合わされる一方、後者のトランスミッションはドライブロジック8速ステップトロニックATとなる。パワーは先代から大幅に強化され、ノーマルでも480hp、コンペティションでは510hpに達するという。ちなみに510hpという最高出力はライバルのメルセデス「C63S」と同値で、Dセグメントのトップを争うには500hpオーバーが必須ということだろう。駆動方式はトラディショナルなRWDのみでローンチされるものの、追ってAWDの「M xDrive」が追加されるとのことだ。
内外装のディテールはカモフラージュによりうかがい知れないものの、スタイリングはベースモデルに比べ、とびきりスポーティになるのは間違いない。特にM4については、新型4シリーズの大型キドニーグリルがM4にどれ程マッチするのか、ファンならずとも気になるところ。また、プレミアム感を更に高めたインテリアの仕立てにも大いに期待したい。
9月中旬に予定される実車のワールドプレミアまで残り2か月強。BMWからの情報に要注目だ。
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